街中と神社仏閣のコース
街中と神社仏閣のコース
千鳥、下丸子の街中から複数の神社仏閣を巡るコース。
同潤会による職工住宅分譲で区画整理された 千鳥を歩き、頓兵衛地蔵を目指します。
その後は、蓮光院をはじめ、六所神社、長福寺、諏訪神社と短距離で複数の神社仏閣を回ることができます。
頓兵衛地蔵
頓兵衛は江戸時代に平賀源内が著した浄瑠璃『神霊矢口渡』に登場する渡守の名です。
「頓兵衛地蔵」は、南北朝時代に活躍した南朝方武士の新田義興(1331~1358 )の謀殺に加担した頓兵衛がその罪を悔い、冥福を祈って建てたと伝わります。
六所神社
文暦元年(1234) に、荏原左衛門義宗がこの地に六柱の神々を祀ったのが始まりと伝わります。
江戸時代には下丸子村の鎮守でした。
拝殿は嘉永 5年(1852)建築と伝わり、昭和13 年(1938) 建築の本殿とともに戦災を免れて現存しています。
蓮光院
創建年代は不明ですが、僧 源清(天正2年(1574)没)が再興したと伝わります。
山門は岡山藩池田家の武家屋敷門であったといい、東京都有形文化財に指定されています。
境外仏堂の三体地蔵尊(妙蓮塚)には新田義興の従臣3人を祀ったとの伝承があります。