今までの経緯

進める会の活動目的と経緯

JR 畝傍駅は橿原市の顔であり、駅舎内には皇族が橿原神宮の参拝時に利用された貴賓室も併設されています。

歴史的・文化的にも、景観・観光資源としても非常に価値のある建物で、橿原市の中心部のまちづくりを進めるうえでも重要な位置付けがされている建物です。

また、JR 畝傍駅舎及び駅前広場では、奈良・町家の『芸術祭はならぁと』等の様々なイベントが開催されてきました。2022年5月からは、橿原市や奈良県を元気にしたいという想いで畝傍駅を核に地域活性化へ繋いで行こうと、『畝傍駅音楽マルシェ』と言う新しい取り組みも始まっています。

現在に至る経緯として、JR 畝傍駅舎の保全活用を目指し、JR 西日本が橿原市に駅舎を無償譲渡することを前提として、約4年にわたり両者は協議を進めておられました。   しかし、2021年12 月に橿原市はJR 畝傍駅舎の無償譲渡の受け入れ断念を表明、現状ではコンパクトな駅舎への建替えの方向に進んでいます。

なお橿原市では、2020年度に民間事業者への無償譲渡を前提とした事前市場調査(サウンディング調査)を 行い、5つの事業者が参画意向を表明していました。ところが、2021年度には予算化された耐震診断と、     本格的な事業者の募集は行われないまま、協議期間を1年以上残し、畝傍駅舎の保全活用を断念する決定が  されています。

断念の判断をされた議会説明資料によると、耐震改修に必要な費用は、検証のため行った建築士会の見積の  倍以上と高額で、さらに調査後の事業者へのヒアリングは2者のみで、当時のコロナ感染拡大の影響を主な  理由としているため、今改めて確認しても決して納得のいく説明とはなっていません。

このような状況から、NPO八木まちづくりネットワーク主催で、有志による「JR 畝傍駅舎の保全活用を     考える会」を立ち上げ、3回の検討協議を経て、参加各位の合意の元10月16日に(民間団体である)          「JR畝傍駅舎の保全活用を進める会」(以下「進める会」)を設立するに至りました。

今後「進める会」では、畝傍駅舎を解体しコンパクトな駅舎に建替えるのではなく、することを前提として、引き続きしていただくように、強く働きかけて参ります。

進める会の活動についての記事など について

産経新聞掲載11月1日.pdf

産経新聞掲載記事

産経新聞において2022年11月1日

のHPに詳細を掲載いただきました

記者発表資料221226.pdf

記者会見資料

2022年1226に記者会見を

開きました

奈良新聞221227畝傍駅市提案拒否.pdf

奈良新聞掲載記事

奈良新聞において2022年12月26日記者会見についての記事を掲載して頂きました