「シー!早くきなさいよ!」
そう怒っているのは、うちのパーティーのボーだ。うちのヒロインである。
「ごめんごめん。鎧が重くてさ。」
「たしか、1トンしかないんじゃなかった?」
「そうだけどさ…」
ボーは、その細い体と反して職業がバーサーカーだ。
とんでもなく強い。でも、時々脳筋思考しかしない傾向がある。
一応補足すると、ボーの本名は「ボー・キャク」という。
「まあまあ、ボーも落ち着きなよ。」
「ちょっと、オッチン。喧嘩の邪魔はしないでよ!」
「えぇ? それはちょっと理不尽じゃないですか?」
彼は「ヤミ・オチ」。このパーティーのヒーラーだ。少し気が弱いが、正義感が強く頼りになる。
「遅いぞ。今日はドラゴン討伐だろ?」
「「あ! 置いていこうとするな!(しないでください!)」」
こういうときは、放っておくに限る。
こうして、勇者パーティーの一日は始まる。
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