昨年は能登半島地震で始まり、日向灘を震源とする地震(南海トラフ地震臨時情報)や豪雨による水害と続き、12月には豪雪もあり自然災害を改めて認識する年となりました。今後も打越町で安心して暮らせる取り組みを充実し、充実させ、町会組織の活性化を推進していきます。
打越町会の目的は、地域住民の皆さんとの交流を図り、相互の協力で「安心・安全で清潔な住み良い町づくり」にあります。打越町会においては、4つの事業部門で構成し、この目的に合わせた町会のあるべき姿を描いて事業に取り組んでおります。
防犯対策部は、地域の安全を守るために日々努力しております。近年、地域での犯罪が多発する中で、やはり家庭での防犯対策が最も重要です。その為には、広報などから日々防犯情報を知り、愚直にひとつひとつの対策を積み上げる必要がありますので、その手助けになるべく、町会としても皆さんと連携を強化し、安心して暮らせる環境を整えていきたいと思います。
小さな問題や無秩序を放置すると、それがエスカレートして大きな問題や犯罪を招く割れ窓理論という社会学の理論があります。環境対策部では、身近な地域の清掃活動を通じて、環境意識の向上と秩序に守られた、美しく安全な町を次世代に残すための努力を続けてまいります。
私達町会は皆さまの安全と安心を守るため、その存在意義を改めて見つめ直し、新たな決意で新年度を迎える所存です。近年、地震、豪雨、山火事などの災害が頻発し、私達の生活を脅かしています。このような状況下において、町会は災害発生時に組織的な対応を行うことで町会員皆さまの命を守るという重要な役割を担っています。災害発生時には、安否確認・救出救護・避難誘導・物資の供給など様々な活動が必要になります。これらの活動は町会が中心になって行いますが、町会員皆さまの協力が不可欠です。町会は、災害時における皆さまの命綱です。いざという時、町会が皆さまの力になります。そのためにも、より多くの皆さまに町会活動にご参加いただきたいと切に願っております。
事務局では、町会の運営を円滑に進めるための環境作りを行っています。旧態依然に甘んじる事無く、SNSやデジタルツールなど新しい技術も活用して合理性を追求しながら各部門活動を支援し、地域の皆様と密に連携することで、より良い町づくりを実現していきたいと考えております。
皆様の意見を大切にしながら、町会の発展に寄与してまいりますので、ご協力の程、よろしくお願いいたします。
令和7年5月吉日
打越町会長 綱嶋 功
令和7年度定期総会資料より抜粋