宮崎大学農学部公開シンポジウム2019

水圏生物における生理学研究の水産増養殖分野への貢献

ー基礎研究と実証研究・産業との融合を目指してー

シンポジウムは終了しました。ご講演および参加頂いた多くの方々に御礼申し上げます。

日時:2019年3月2日(土) 午前9時50分~午後17時30分

開催場所:宮崎市民プラザ 4階 大会議室

企画趣旨

ニホンウナギをはじめとする多くの水産生物の増養殖事業の進展には、生理学を視点とした多くの基礎研究の成果が礎となっている。また、発生工学や分子生物学といった最新の基礎技術と増養殖事業との融合も最近のトピックとなっている。

本シンポジウムにおいては、水産増養殖分野における基礎研究の重要性や、それらの研究知見を実証研究や実際の生産体制に導入し、生産の効率化に繋げることの重要性や醍醐味を様々な水産種の研究事例から学ぶ機会としたい。また、国内外の多くの研究者間における技術連携や研究連携ネットワークをさらに発展させ、今後の水産科学分野における基礎ならびに応用研究の更なる進展を生む端緒とする。

講演者および講演タイトル(順不同)


香川 浩彦先生 (宮崎大学、特別講演演者) 「魚類の卵子形成機構の解明と種苗生産技術への応用に関する研究 −基礎研究の必要性と応用研究の必然性−」

足立 伸次先生(北海道大学) 「チョウザメの生殖制御機構」

風籐 行紀先生(水産研究・教育機構) 「組換えウナギ生殖腺刺激ホルモンの大量生産系の確立およびこれを利用した人為催熟・採卵技術の開発」

金子 豊二先生(東京大学) 「魚類の浸透圧調節研究とその応用」

熊倉 直樹先生(㈱黒瀬水産) 「企業が取り組む増養殖研究と事業への応用」

征矢野 清先生(長崎大学) 「環境操作による魚類の成熟・産卵制御-ブリをモデルとして-」

高橋 明義先生(北里大学) 「緑色光が拓く魚類養殖の新世界」

田中 秀樹先生(近畿大学) 「ウナギの種苗生産技術の開発、残された課題および今後の展望」

松原 孝博先生(愛媛大学) 「レジデント型研究体制を活かしたスマ完全養殖産業の創出 」

吉国 通庸先生(九州大学) 「水産無脊椎動物のホルモンを用いた産卵誘発技術」

吉崎 悟朗先生(東京海洋大学) 「Fish on dish 」


*尚、講演を予定しておりましたホ・ソンピョ先生(韓国KIOST)はご都合によりキャンセルとなりました。

シンポジウムタイムテーブル


オープニング 9:50ー10:00 シンポジウム趣旨説明等

午前セッション① 10:00ー12:00 4演題(講演25分+質疑応答5分)

昼食 12:00ー13:00 (会場内、大会議室ならびに中会議室にてお弁当の用意が可能です。

申し込み時にご希望をお知らせ下さい)

午後セッション② 13:00ー15:00 4演題(講演25分+質疑応答5分)

コーヒーブレイク 15:00ー15:20 (中会議室)

午後セッション③ 15:20ー16:20 ウナギ増養殖に関する講演2演題 (講演25分+質疑応答5分)

シュートブレイク 16:20ー16:30 (中会議室)

特別講演 16:30ー17:30 宮崎大学農学部 教授 香川浩彦先生


懇親会 19:00より 2時間程度(会場近くの繁華街にて、会費制)

シンポジウム参加・登録費:無料

参加登録: 参加を希望される方は上部の「参加および懇親会の申し込み」よりご登録下さい。

公開対象:国内外の研究者ならびに学部

宮崎市民プラザへのアクセス


〒880-0001 宮崎市橘通西1丁目1番2号

TEL.0985-24-1008

バス

橘通1丁目バス停をご利用ください。橘通1丁目バス停から徒歩3分

電車・バスをご利用の方

宮崎駅・南宮崎駅からバスで10分、徒歩30分

空港をご利用の方

宮崎空港からバスで25分、タクシーで20分

問い合わせ

内田 勝久 k-uchida(a)cc.miyazaki-u.ac.jp (a)を@に変えてご連絡下さい。

宮西 弘 miyanishi(a)cc.miyazaki-u.ac.jp (a)を@に変えてご連絡下さい。