オーナーより

オーナーの一言

つゆの唄は、ピアノを楽しみたい全ての方の為のサロン です。ピアノを楽しむのに年齢やキャリアなど関係ありません。

私自身も1人のピアノ愛好家です。定年退職後も沢山の素晴らしいピアノ仲間とこのサロンで楽しい音楽の時間を共有するのが生きがいになっております。

つゆの唄が、皆様の充実したピアノライフの一助となれば幸いです。


音響へのこだわり


ピアノの音はピアノの設置環境により大きく変化します。比較的小さなスタジオの場合、音がうるさく響かないように吸音材を使用して反射音を極力抑えるのが一般的です。これによりすっきりとした音にはなるのですが、『シゲルカワイSK-3』のふくよかで表現力豊かな音色を最大限に生かすには、適度な響きを持たせたいと思いました。

その後音響学の文献を頼りに実験を重ね、つゆの唄において最も心地よい残響時間は0.5秒という結論に至りました。しかし、それを実現するのは簡単なことではありませんでした。吸音材の量や配置を微調整しては残響時間を測定する、、、そんな試行錯誤を繰り返しました。そして迫力ある低音からきらびやかな高音、繊細なピアニッシモまで美しく鳴る【0.5秒】が生み出す理想の響きを実現したのです。

耳触りの良さと同時にコンサートのような”非日常感”を味わえるそんなオーナー拘りの音響空間をぜひお楽しみ下さい。

空間へのこだわり

玄関ホールのツヤツヤに輝く大理石調の床と幻想的なマーブル模様を描く個性的な壁は相性ピッタリで、感嘆の声が上がることもしばしば。

ピアノサロンへ入ると、大理石調の床が中まで続いており、壁はピアノをより美しく引き立てるホワイトへと変化します。ホテルのロビーのような明るく上質な空間をイメージしており、ピアノ上のライトを調節すればグッとコンサートらしい雰囲気に。

よく見ると時計の中にうさぎのモチーフが隠れていたり、うさぎのようなサボテン「バニーカクタス」が飾ってあったり、小さなところにもこだわりが!?

ぜひ探してみて下さいね。

「つゆの唄」の由来

「つゆ」は以前我が家で飼っていたうさぎの名前です。梅雨の時期に我が家にやって来たのでそのまま名前となりました。

ネザーランドドワーフという小型の種類で、一般的には元気で活発な性格だと言われています。しかし「つゆ」はおっとりしていて甘えん坊。人参を怖がるほどの超ビビり。そしてうさぎとは思えないほど「のっそのっそ」していて敏捷な動きが見られませんでした(笑) 。しかし、そんなところが大変愛らしく、9年7ヶ月に渡り家族を癒し続けてくれました。

私は「つゆちゃん」が9歳(80代相当)の時に「つゆの唄」というピアノ曲を作りました。そして永遠に家族の一員として近くに感じられるように「つゆの唄」をピアノサロンの名前として使うことにしました。写真はピアノサロン の入り口に飾った「つゆちゃん」です。