≪子どもとおとながいっしょに楽しむ鑑賞会のご案内≫
【人形劇】『Happy Go Lucky』小心ズ
2025年12月13日(土)
【人形劇】『Happy Go Lucky』小心ズ
2025年12月13日(土)
“おとなが笑えば子どもも笑う 子どもが笑えばおとなも笑う”
津山子ども広場のおとなは”生”の舞台が大好きな人の集まりです。だから、小さな子どもたちも安心して観ることができます。年齢によって感じ方はちがいます。子どもとおとなが一緒に継続した舞台芸術鑑賞(鑑賞会)を楽しむことは、子どもの心の成長に気づくことができる特別な時間です。
そして私たちは鑑賞会をもっと”特別なもの”にするために「観るだけじゃない特別な鑑賞会」として、子どもとおとながいっしょに鑑賞会の運営に関わりながら、鑑賞会全体の雰囲気を創りあげています。
”「やってみたい」を「やってみよう」にかえる ”
「やってみたいけど一人じゃできないこと」「やってみたいけどよくわからないこと」を声に出して誰かに伝えると、そこから人と人とのつながりをつくることができます。何事もやってみないとわからない。だから「とりあえずやってみる」を合言葉にして、ゆる~く楽しく活動しています。
2024年度は定期鑑賞会5作品を行いました。同時に、実行委員会活動・サークル活動では、会員同士が力を合わせ、さまざまな活動をしています。そして、会の運営も、会員を中心に行っています。下記活動報告書を、ぜひ開いてお読みください。
年間5回程度、定期鑑賞会を行っています。1年間の予定を組んで活動するため会員制度を導入しています。子どもから大学生、子育て中のお母さん、お父さんだけでなく、子育てがひと段落した大人の方など幅広い年齢層で構成されています。『子どもとおとなが共に楽しみ、共に育ちあう場所』をめざして活動しています。
支援を目的とした賛助会員や寄付、津山子ども広場を多くの人に知ってもらうためのポスターやチラシ配布のご協力などもお願いしております。
ご支援・ご協力していただいた企業・団体のご紹介
私たちは子どもの権利条約『第6条 すべての子どもは生きる権利・そだつ権利を持っている』『第31条 子どもは休んだり、遊んだり、文化・芸術活動に参加する権利がある』を基本理念とし活動しています。子どもの文化・芸術活動やあそびを保障することを軸に、子どもとおとながいっしょに楽しみ、共に成長していく時間や空間を大切にしています。
1.子どもの文化やあそびを大切にしたい
子どもにとって文化やあそびは心の成長に欠かせないものです。「生の舞台芸術」と「子ども時代のあそび」を軸にし、そこから生まれる感情の分かち合い(共感・共有)や人と人との関わりを大切にしています。
2.子どもの「やってみたい」を大切にしたい
子どもの「やってみたい」は「育ちたい」のメッセージ。一人の「やってみたい」をみんなで「やってみよう」にかえる、「共に育ちあう力」を大切にしています。
3.ありのままの子どもを受け止め尊重したい
人が成長するためには、いい感情も悪い感情も、どちらの感情もたくさん経験することが大切です。だから子どもたちの感情をありのままに受け止め、感情に寄り添い、感情を表現する言葉を子どもたちに贈りたい。言葉にできない難しい感情もたくさんあることも伝えたい。ありのままの自分を大切にしていくお手伝いがしたい。子どもとおとなが同じ時間や空間をすごすことで伝わる「生きる力」を大切にしています。
私たちが大切にしている思いを絵本調の小冊子にまとめました。よろしければご一読ください。(PDF)
★子どもの権利条約について
子どもの権利条約(児童の権利に関する条約)は、世界中すべての子どもたちがもつ人権(権利)を定めた条約です。1989年11月20日、国連総会において採択されました。この条約を守ることを約束している「締約国・地域」の数は196。世界でも最も広く受け入れられている人権条約です。
子ども( 18歳未満の人)が守られる対象であるだけでなく、権利をもつ主体であることを明確にしました。子どもがおとなと同じように、ひとりの人間としてもつ様々な権利を認めるとともに、成長過程にあって保護や配慮が必要な、子どもならではの権利も定めています。
生きる権利や成長する権利、暴力から守られる権利、教育を受ける権利、遊ぶ権利、参加する権利など、世界のどこで生まれても子どもたちがもっている様々な権利が定められた、この条約が採択されてから、世界中で、多くの子どもたちの状況の改善につながってきました。 (ユニセフのホームページより引用)
この条約の定める権利は、大きく分けて以下のようなものがあります。
◎生きる権利 ◎そだつ権利 ◎守られる権利 ◎参加する権利
私たちは、その中の「第31条 子どもは休んだり、遊んだり、文化・芸術活動に参加する権利がある」を保障することを軸に、生の舞台芸術鑑賞やあそびを大切にした活動を行っています。
★子どもと文化のNPO Art.31の紹介
Art.31は、「子どもの権利条約とその第31条(子どもの文化権)の実現」のための研究・交流と、その運動に必要な出版物や舞台作品の企画を行っている団体です。
Art.31が出版している「ワニブタ絵本ガイドブック」は、子どもの文化権(第31条)について子どもたちが楽しんで読める手引きとして作られました。親しみやすいイラストのワニブタたちがわかりやすく語りかけている絵本ガイドです。
「ワニブタ絵本ガイドブック」の見本が津山子ども広場の事務局にあります。興味のある方は、ぜひご来局ください。
★子ども舞台芸術作品ガイドの紹介
「子ども舞台芸術作品ガイド」は、子ども劇場企画・創造団体実行委員会が全国のすべての子ども劇場・おやこ劇場に舞台芸術作品を届けるためだけでなく、より多くの子どもたちに作品が届くようにつくられた作品ガイドです。
◎子ども劇場企画・創造団体実行委員会を構成している団体の紹介