ご挨拶

この度、東海心理学会第72回大会を愛知淑徳大学心理学部で開催させていただくことになりました。会場は、心理学部のある長久手キャンパスです。愛知淑徳大学としては、第53回大会を2004年にコミュにケーション学部で開催させていただいて以来、19年ぶりの開催となります。コミュニケーション学部は2010年の改組により心理学部へと展開されました。心理学部として10年以上を経た今、東海心理学会を開催させていただくことになり、わずかではありますが学会活動に貢献できることを喜ばしく思っております。
　さて、第72回大会では、会員の皆さまの口頭発表に加え、本学心理学部教授である久保（川合）南海子先生による講演を中心とした特別企画を予定しております。近年、巷でも話題となっている『推し』を取り上げていただき、幅広い観点から科学的なアプローチのお話しを展開していただけると思っております。
　コロナの影響を乗り越え、地域学会の特性を活かした対面での活発な議論を期待したいと思います。まだまだ油断できない状況が続くかもしれませんが、若手の方をはじめ、多くの発表が行われることを期待しております。
　長久手キャンパス内では、現在校舎の建て替え工事が行われています。学会当日にも来場者の方々にご不便、ご迷惑をお掛けすると思います。それを上回る実りのある大会にすべく、大会実行委員で取り組んでいきたいと思っております。多くの会員の皆さまのご参加を心よりお待ちしております。

2023年5月　

東海心理学会第72回大会
実行委員長　斎藤 和志