あなたのアイディアを、地球市民の会と一緒に実現!
応援プログラム(公募)
「地球市民の会とコラボしたら良さそうなアイディアがある!」
「これをやったら、きっと地球市民が増えるはずだ」
「自分にできる国際協力にチャレンジしてみたい」
「一人だとなかなか進められないので、地球市民の会に相談したい」
そんな方にオススメの応援プログラムです。
地球市民の会は、「世界平和と地域社会の持続可能な向上・発展を実現するため、地球市民が活躍する場を作ること」をミッションとした、価値創造型の団体です。新しい価値をどんどん創造し、地球市民の輪を広げていくための仲間を必要としています。
ウクライナ危機やミャンマーなど世界情勢の不安定、どこか閉塞感がある日本社会・・・。今こそ、地球市民を増やしていくことが必要だとひしひしと感じています。これまで、地球市民の会はできることを行ってきましたが、小さな団体が頑張るだけではどうしても限界があります。私たちが動くだけではスピード感も遅く、スケールも小さいです。たくさんの方と力を合わせることで、地球市民を増やすスピードを上げ、スケールを大きくできるのではないかと考え、この「応援プログラム」を策定しました。
応援プログラムでは、地球市民が活躍する場を一緒につくってくれる「挑戦者」や「新規事業のアイディア」を募集します。採択されたアイディアに対しては、経験豊富な事務局スタッフによる伴走、地球市民の会の人脈の紹介、ファンドレイジングのアドバイスなど、当会のリソースを提供し、全力で応援します。
「あなたの幸せが私の幸せ」と感じられる地球市民を増やしたい!地球市民の活躍の場を一緒に作ってくれる方のチャレンジをお待ちしています。
地球市民ってどんな人?
地球市民の会は、「あなたの幸せが私の幸せと感じる人」のことを「地球市民」と呼んでいます。地球市民が増えることで、世界が平和になると信じ、地球市民を増やすための「地球市民運動」を実践しています。
なかなか一言で伝えづらいのですが、少しでも地球市民についてご理解いただけるよう、以下に当会の考え方を表す語録をいくつか紹介します。
・地球市民 TERRA PEOPLE
地球市民の会の英語表記は、一般的に用いられる「Global Citizen」を使いませんでした。Citizenは市民権を持つ公民を表します。必ずしも市民権の意識を持たないであろう途上国を含めた全ての人を表す意味でPeopleを使っています。
・感動なくして人生なし
地球市民の会のは「感動」供給サービス産業です。多くの感動を集め、多くの仲間と分かち合います。したがって、感動が無い活動や事業は実施する価値はありません。「感動」は事業評価の際の重要な要素で、市民活団体らしい指標であり、また、市民活動団体としての存在意義でもあります。
・人間誰(だり)でん一緒じゃった
国際交流を通して得た地球市民の会の一環した理念。「人間は誰でも一緒だ」という意味。
・自立とは、自分一人では何もできないことに気づくこと
「自分のことはすべて自分でする」ということを自立と言うのではありません。「全ての人間は必ず、相互扶助関係の中で誰かに依存しながら生きていることに気づくこと」を自立と言います。また、そのことに気づき、恩返しをしようと考えられることを自立と呼んでいます。
・足るを知る
物や財産の有無にかかわらず、自分が置かれている現状に満足し、周りへ感謝をすること。自分が満たされていれば、他者への感謝や恩返しにつながります。得る喜びから与える喜びへ移るには、足るを知ることが大切です。
・与えあい、共に学ぶ
ミャンマー事業で大事にしている理念です。私たちは「発展途上国である可哀そうなミャンマーに、一方的に支援してあげる」という考え方で活動しているわけではありません。日本からは経済的な支援をしますが、ミャンマーからはたくさんの学びを受け取っています。日本側もミャンマー側もお互いに与え、共に学ぶ。決して上から目線での活動にならないよう、「支援させていただく」の気持ちで活動しています。
・させていただく支援
地球市民の会は、支援や協力を通して日本人としてのあるべき姿を学ばせてもらっているので、「させていただく」という言葉を使っています。
・堂々たる田舎人
いま居る自分の足元が地球の中心だと考え、自らの歴史と文化に誇りを持ち、他の歴史と文化を尊重し、そこから世界を変えようと考えることができる人のことを言います。
応援プログラムで得られるサポート
申請者とともにアイデアの実現に向け、月に1回程度のコンサルテーション行い伴走します!
出会い
アイディアを実現するために必要な出会いを、地球市民の会の人脈からご紹介します。
ノウハウ
事業を作る際の注意点、助成金申請やファンドレイジングのコツなど、経験豊富なスタッフがアドバイスします。
事業基盤
実施に必要な事業資金(少額)、支援者、場所の提供など、実施に不可欠な基盤を地球市民の会が提供もしくは一緒に募集することができます。
応援プログラム採択までの流れ
①エントリー(常時)
あなたのアイディアを聞かせてください!応募はグーグルフォームから。
②ヒアリング&相談会
より良くするためのアドバイスや実現可能性を高める助言をします。
③応援プラン作成
どのようなサポートが必要かスタッフが一緒に実現に向けて、応援プランを一緒に作成します。
④応援会議(毎月1回)
あなたのアイデアに対し、地球市民応援団が伴走します。実現に向けて走り出しましょう!
募集要項
応募条件
・地球市民の会の理念に共感し、地球市民運動をともに行う意思があること。
・実施期間中に当会に対して、定期的な進捗報告ができること。
・挑戦者が活動の実施に向けて積極的に行動できること。
募集内容
・地球市民の会の理念と合致し、地球市民を増やすことができる事業・活動のアイディアを募集します。
・地球市民の会と一緒に活動することで相乗効果が見込めるものを求めます。
・実現できた際に、関わる人がワクワク・感動するアイディアを求めます。
応募課題
あなたが地球市民の会と一緒に行いたいアイディアについて、詳しく教えてください。その際、以下の3点を含む形でご回答ください。(文字数規定なし)
①どう社会を変えられるか・地球市民が増えるアイデアか
②当会と一緒にやることで相乗効果が見込めるか
③関わる人にワクワク・感動があるか
応募方法
下記のグーグルフォームよりご応募ください。このページの下部にもグーグルフォームを載せています。
https://forms.gle/t7BqHbLux2wBf2qf7
添付資料がある場合は、別途(office@terrapeople.or.jp)までお送りください。
申請後の流れ
①アイデアの申請を受け、事務局がヒアリングを実施します。
②チャレサポプロジェクトとして伴走できると双方が合意すれば、「応援プラン」を作成します。
採択の目安は年間2~3件程度としてます。スタッフのマンパワーや専門性に合わせる必要があるため
すべてのアイデアに伴走できない可能性がございます。
③月に一回の伴走(応援会議)を実施します。伴走は当会の応援プログラム担当理事、事務局スタッフおよび外部有識者により行います。
ご不明点等がございましたら、問合せ先にご連絡ください。
問合わせ先
認定特定非営利活動法人 地球市民の会
応援プログラム担当
0952-24-3334
説明会の実施
「これを応募していいのかわからない」「制度がよくわからない」という方のために、応援プログラムの説明会を実施いたしました。アーカイブをお届けします。
事例紹介
お米戦隊
マイマイマイ
当会支援者である山口氏がSDGsの普及を目的としたアニメを制作し、youtubeで配信。収益を地球市民の会に寄付します。地球市民の会は、アニメ制作費のための助成金申請、広報等で協力。SDGs関連の研修にて上映しました。
ミャンマーコーヒーのクラファン
「ミャンマーのために何かやりたい!」という想いを持った有志6名と、当会スタッフ5名でミャンマーコーヒーのクラウドファンディングを実施。309万円を集め、ミャンマーの農業支援のために100万円を送金しました。
TPAのグッズを
イベントで販売
当会のグッズ(コーヒー、エコバックなど)を文化祭や国際協力イベント等で販売し、その売上を寄付していただくこともできます!
コラボ商品・寄付つき商品を開発
当会の支援でミャンマーで生産したコーヒー豆を輸入し、ヨイマメ珈琲が焙煎・販売。1袋につき10円が当会に寄付される寄付つき商品として販売されています。
https://yoimame.thebase.in/
SDGsや国際協力を学ぶワークショップ
いじめ撲滅実行委員会greenbook部に来ている子どもたちやその保護者を対象に、ミャンマー社会の現状や教育について伝える講座を開催。ミャンマー現地とのオンライン交流会も行いました。
ミャンマーの子どもに日本語教室
当会支援者であるMさんが、ミャンマーの高校生に対して日本語を教えてくださっています。月に2回、zoomでつないでいます。何かミャンマーのために力になりたいというMさんの想いを形にしました。
よくある質問
地球市民の会の会員ではないのですが、応募できますか?
応援プログラムは、ゆくゆくは会員限定にせず、どなたでも応募できるようにしていく予定ですが、初回は会員・支援者・ボランティア・インターンなど、当会のことをすでにある程度ご存知の方限定で実施します。この機会に会員になりたいという方は、こちらよりお申込みできます。
自分はアイディアはありますが、動く時間がとれません。それでも応募できますか?
応援プログラムの主体は、あくまで挑戦者となります。地球市民の会は応援する立場ですので、挑戦者が動けない場合の実施は困難です。
この応援プログラムは、今後も実施されますか?
とにかく、「地球市民を増やしたい!でも、私たちだけではペースが遅いので、たくさんの方の力を借りたい!!」という想いでこの応援プログラムを策定しました。
また、これまでもたくさんの方とコラボレーションを行ってきましたが、その都度、できることを対応してきた感じでした。今回、応援プログラムとして制度化することで、さらに間口が広がると考えています。これまで「地球市民の会と何か一緒にやりたかったけど、どうしたら良いかわからなかった」という方に応援プログラムを利用してもらったり、「こういう風にコラボレーションする方法があったのか!」と発見していただいたり、新しい出会いが増えることを期待しています。
が、正直に言うと、手探り状態です。この応援プログラムは、当会にとっても初めての挑戦で、わからないこともたくさんあります。そのため、今回は第一回目を実践しながら、改善ポイントを見つけて次回に生かしていく方針です。できれば次回以降も改善しながら継続していきたいですが、応援プログラムの実施を目的化するのではなく、一番良い方法を広く模索していきたいです。