令和3(2021)年に国の名勝となった箱根の強羅にある神仙郷は6棟の国の登録有形文化財を含む美術館などの建築物と約3800坪の庭園とで構成されている。第二次世界大戦中から戦後にかけての混乱期に、岡田茂吉が平和を希求し、終生の目標とした「地上天国」を表す理想郷として造営された。昭和を代表する数寄屋建築家吉田五十八の建築や数寄屋大工の名匠三代目の木村清兵衛が手掛けた茶室などがある。
9:30~16:30(冬季16:00)大人1300円(木曜休館)
昭和29年に岡田茂吉が設計し竣工した展望室。瑞雲郷内の最も景観のいい場所を選び、前方は柱が無い180度のパノラマが楽しめる。初島、大島を始め伊豆半島から遠くは千葉房総半島まで望める絶景。
2024年1月より毎週土日10時~15時で一般公開中