作者の作陶とその想像(下記の史実をもとに、勝手に想像した)
天明の大飢饉で百数十里離れた東の農民が、冷害で故郷を捨て、西の方に食べ物を求めてさまよった。途中の村々では、棄民たちに襲われないように、さらに西に行けば浄土があるといって少しばかりの食料を与え、追い払った。棄民たちがたどり着いたのは砂丘地でその先は日本海、疲れ果てて、沈みゆく夕陽を見て命果てた・・・昭和30年に多数の白骨が元砂丘地からでてきた。