塾長 山田としはる

 私は宿題が嫌いでした。中学の時、1日1ページの漢字練習をやらずに過ごし年度末に白文帳2冊分くらいをまとめて書いて提出させられたことも有ります。小学校から漢字を書くのが嫌いで、その延長で国語が嫌いになっていました。しかし、ファミコンで信長や三国志に触れて戦国時代の伝記を読み、小説なども結構な量の本を読んでいたようで、読み解く力がメキメキとついていきました。その力の付き方がわかったのが中学3年の総合テストになってからです。嫌いな国語の漢字の書きの割合が減り、嫌いな国語が、点数を稼げる教科になりました。その読み解く力は他の全ての教科に必要な力となっていて、文章問題もかみ砕いてしまえば解けていくので得意な分野になっていきました。

 この数年間の高校入試の傾向は、読み解く力を求められています。その為、国語の読み解く学習を積極的に学んでもらっています。出来れば子供達には勉強以外で、本を読んで想像し面白いと思える時間を沢山つくってもらいたいと思っています。