09:35 開会あいさつ
09:45 一般部門 午前の部
12:14 (お昼40分休憩)
12:54 一般部門 午後の部
15:15 (15分休憩)
15:30 縦型動画部門
15:50 登壇
15:58 (10分休憩)
16:08 選考会/特別上映&招待上映
16:30 表彰式
AM09:45~
09:45~10:04(18分15秒)
1945年6月19日の福岡大空襲の体験と証言をまとめた美術家・首藤教之さんの著書「伝言ノート」。このノートをもとに、忘れられていく戦争の記憶を記録するのがこのドキュメンタリーの制作動機である。当時少年だった彼にとって飛行機は、零戦を設計した堀越二郎と同様、鳥のように空を飛ぶ「夢の乗り物」だった。しかし戦争を経験し、空襲警報、焼夷弾の落下音、燃える街を逃げ惑う人々を目にしたトラウマは、飛行機を人殺しの「悪夢の兵器」へと変えてしまった。
1945年8月上旬、静かな夏空を見上げた首藤少年は、B29の偵察機が「銀色のブローチ」のように雲の合間を滞空するのを目にする。希望と恐怖が入りまじる情景を鮮烈に心に焼きつけた彼は、芸術の力で「戦争の悪夢」を「平和の夢」に変えるため、人を殺さない飛行機を描くことを決意する。
監督 江畠香希 協力 伊藤草良 グリーンバイブレーション 音楽 鈴木治行 編集 長村ひかり
出演 首藤教之
江畠 香希
2011年、東京藝術大学大学院映像研究科在学時、第一作を山形国際ドキュメンタリー映画祭に出品する。その後、映画批評を学ぶため渡仏し、パリ第三大学大学院卒業後、2023年、第三作『夏空と銀色のブローチ』、長村ひかり監督『マミーへのラブレター』の製作を行なう。
10:04~10:34(29分54秒)
高校2年生の橘明日香は、長野の自然豊かな町で、姉の麻紀と二人きりで暮らしている。両親は別居中で家庭は崩壊寸前。ある朝、明日香は自転車で視覚障害のある女性・白川と偶然ぶつかり、交流が始まる。老人ホームで人々に笑顔を届ける白川の姿に心を打たれた明日香は、自分も誰かのために何かがしたいと願うようになる。
一方、家は借金返済のため売却されることになり、明日香は東京へ転居を強いられる。将来や家族への不満が爆発するなかで、彼女はある決意をする——壊れたままのバス停の椅子を、自らの手で修理しようと。
周囲の人々の支えや、姉との和解を経て、明日香は手作りのベンチを完成させる。その椅子に静かに腰掛ける白川の姿。交わされる言葉とぬくもりの中で、明日香は“心音”を感じ、人生の中で本当に大切なものを見つけるのだった。
監督 岡田久幸 スタッフ 井伊龍生/久保寺誠/百野健介/柳下隆之/安田裕
出演 戸畑心/優季/島川由美/藤井萌ゆ/柏原絵美/齋藤大法/大原幸夫/吉村昮/吉村ひろみ
岡田 久幸
広島出身で東京のデザイン会社に就職して40年グラフィックデザイナーとして活動してきました。10年ほど前から映画制作を開始してこれまで3作品を制作しました。現在はフリーランスとして主に行政のハザードマップを制作しています。
10:34~11:57(80分10秒)
別の人生を生きるため、マッチングアプリで新しい出会いを求め続けるシングルマザーのリンコ。リンコは娘の存在を隠し、新しくできた彼氏・コマイの家に入り浸る。ある日、リンコの娘・ルナは祖母・ヨシコにゴミとして捨てられた「苔」に興味を抱く。「苔」を瓶に入れ愛で育てる「苔のテラリウム」を知ったルナは、とある行動に出てしまう。ルナを一生懸命養育していたヨシコは、娘のリンコ、孫のルナに対する自分の「育て方」が間違っていたのだろうかと病んでいく。そんな中、ヨシコは病に倒れ、ついにルナが独りぼっちになってしまう。
ネグレクトの嫌疑をかけられたリンコに選択が迫られる。ルナを児童相談所に預け「母」として生きることを堂々やめるのか、それとも。そんな折、リンコの妊娠が判明する。お腹の子の父親であるコマイと言い争うリンコ。そんなリンコの元からルナは一人去って行く。
ルナは一体どんな子どもだったのか。ルナを取り戻すため、リンコは改めて「母」というものの覚悟を知る。母親とは何だろうか。女三世代の「母」を巡る物語。
監督:かなめぐみ 撮影編集:岡田明 脚本:かなめぐみ 録音:立花亮太 美術:洲濱玉代
音楽:かなめぐみ 岡田明
出演:香村彩矢 稲富ことね 田口陽子 渡部恒司 橋本佳奈 髙安美帆 高橋映美子 山下ひとみ
山本啓太
かなめぐみ
福岡生まれ奈良在住。
2022年母と子を描いた映画「リトルサイエンティスト」で初監督。
複数の映画祭でノミネート。中学生男子2人の母。
11:57~12:14(16分20秒)
仕事や私生活、何もかもに疲れてしまった神崎。ある日、引っ越したばかりの部屋に帰宅すると、そこには見知らぬ男が座っていた。男は自分のことを「幽霊」だと名乗る。パニックになる神崎だが、男は神崎にある“お願い”をする。。。果たして、男は本当に幽霊なのか?男の“お願い”とは、一体なんなのか・・・?!女と男が繰り広げる、密室会話劇ホラーコメディ!
監督 佐島由昭 脚本 山口森広 佐島由昭 撮影・照明 浪谷昇平 録音 木村聡志 ヘアメイク 新井寛子 助監督 関口敦史
出演 異儀田夏葉 山口森広 関口敦史 高野ゆらこ(声)
佐島 由昭
2012年ENBUゼミ監督コースにて1年学ぶ。卒業制作「笑顔の向こう側」が第23回東京国際レズビアン&ゲイ映画祭にてグランプリ受賞。
卒業後、WEB CM、舞台の差し込み映像の制作や舞台撮影・編集等にも携わる。
直近の作品として「半径3メートル以内の片隅で」(第8回栃木・蔵の街かど映画祭 グランプリ受賞、第15回山形国際ムービーフェスティバル 脚本賞と審査員特別賞受賞、福井駅前短編映画祭2020 優秀賞受賞等)、「お願いだから、唱えてよ」(第一回大牟田映画祭大牟田市長賞(グランプリ)受賞、第18回山形国際ムービーフェスティバル2022 日本テクトホールディングス賞受賞、第2回SAITAMAなんとか映画祭 俳優賞受賞、第9回MKE映画祭Break Through賞とSTEP賞W受賞、第2回演屋祭 銅賞受賞、福井駅前短編映画祭2022 優秀賞等)がある。
現在上記作品U-NEXT等にて配信中。
PM12:54~
12:54~14:35(100分)
余命いくばくもない男(柿沼勝利)の心残りは、15年間自室に引き籠っている息子(悟)であった。そこで息子の社会復帰をさせるべく勝利はエンディングノートをYouTubeで始めることを思い付く。支援職員・田村の手助けもあって順風満帆の配信スタート!になるはずが、徐々にあらわになってきたのは勝利の息子に対する狂気じみた愛情だった。
カメラの前で炸裂する親心という最強のエゴイズムに支援員田村は立ち上がる。
監督 J.J Smoking 演出 松井高広 制作 渡辺麻美 美術 吉本美和
出演 入江崇史 玉城琉太 富永有治 佐藤匠 みやたに ゆべし 司馬正太郎 大大大輔 秋吉麻希
J.J Smoking
1977年生まれ 青森県出身 18歳で出奔し上京。
黒服、用心棒、ヒモ、運転手など様々な職業を経験したのち、2005年芸能事務所を設立。多くの芸能人を見出していく(芹那、高橋ゆい等)。現場での映画作りに魅了され、独学で映像・映画を作り始め現在に至る。今作は初の長編作品となる。
14:35~14:59(23分)
朝 、翔太が目覚めると、妻のさち子が荷造りをしていた。
テーブルの上には、記入と捺印済みの離婚届。
昨夜、突然離婚したいと言い出したさち子。
何度も理由を聞いたが、翔太には全く理解できなかった。
冗談だとしか思えなかった。
荷造りするさち子は、やけに明るくて、本心は、見えない。
監督 ワタナベカズキ 脚本:ニシオカ・ト・ニール 撮影監督:吉岡 建 カメラオペレーター:岩波芳輝 撮影助手:阿部周一 照明:安田好貴 録音:木原広滋 岸川竜也 美術:片平圭衣子 ヘアメイク:大塚恭子 スタイリスト:榎本嘉子 整音/音楽:ミヤジマジュン 制作:山口加菜
出演 日比美思 岩男海史 山科連太郎
ワタナベカズキ
大学卒業後、TV制作会社入社。
TV番組制作に関わったのちフリーの映像ディレクターとして活動開始。多数の2.5次元舞台、演劇公演に映像演出として参加。活動は多岐にわたる。
14:59~15:15(15分22秒)
生活している中で生まれる「言いたくても言えない葛藤」「相手を気づかう気持ち」などを様々な視点から描いた物語。
誰しもが抱えるであろう「あの時こうしていなければ」という後悔や「思っていることを伝えることでその場の空気を乱してしまうかもしれない」という恐怖感。それらを10代の視点から描きました。
見ていただいた人に深い共感と温かい感動を与える映画。現役女子大学生監督ならではの温かな視点が光る、心に残る短編作品です。
監督 ナナエ 撮影 ウンノヨウジ 協力 平山朝子、佐藤華奈、大谷紗矢香
出演 大谷陽咲、中尾壮位、佐藤斗逢、江里夏、樋沢海久斗、ウンノヨウジ、ナナエ、間瀬翔太
ナナエ
モデルや女優、アイドルとして活躍する一方で、昨年には映画監督としてもデビュー。
現在はミスいちごやmen'segg専属モデルとしても活動中。
【映画】
百奇夜噺ゾキュメンタリー(主役)、Noel(少女役)、人間妖怪鬼鈴(主役) など
【CM】
コカ・コーラ、資生堂 など
【TV】
BSよしもと WHO AMI、プレバト、水曜日のダウンタウン など
PM15:30~
15:30~15:39(8分50秒)
派遣社員として働くアリサは、職場でのパワハラや孤独感に追い詰められ、心が限界に達していた。ある日、ふらつきながら歩いていた彼女は、偶然通りかかったカイに助けられる。カイは、言葉を必要としない「居場所」があるとアリサを導く。それが、誰でも自由に来て、ただ静かにいられる空間「オフレコ部屋」だった。
その部屋には、物静かで優しい聞き役のユウト、そして心を病みながらも職場で明るく振る舞おうとするヤマトなど、悩みを抱えた人々がいた。アリサは最初、言葉を発することもできずにいたが、少しずつ心を開き、自分の過去や孤独、傷を語るようになる。
「オフレコ部屋」での静かな交流を通じて、アリサは自分がひとりではなかったこと、比べなくてもいい場所があることに気づいていく。やがて彼女は、生きている実感を少しずつ取り戻し、一歩を踏み出していく。
監督 冨田優聖 スタッフ 冨田 優聖・ガムシャラ倶楽部
出演 成田光沙・川﨑雄斗・森下開・徳弘大和
冨田 優聖
日本工学院専門学校卒業後17年に助監督としてTBS「ブラックペアン」に初めて参加。
以降テレビドラマや映画作品で助監督として参加。
・山田涼介主演、大人気漫画の実写化の『鋼の錬金術師スカー』『鋼の錬金術師最後の錬成』
・永野芽郁・坂口健太郎主演、知念実希人原作のベストセラー小説『仮面病棟』
・竹中直人、山田孝之、斎藤工の人が共同監督を務めた『ゾッキ』
・二宮和也主演、TBS日曜劇場『ブラックペアン』
・有村架純主演、少女漫画原作、禁断の愛をテーマにした人気ドラマ『中学聖日記
・橋本環奈主演、フジテレビ系の月10ドラマ『トクメイ警視庁特別会計係』
などの作品に携わる。
SNSで反響を呼んだイラストレーターのしらこによる漫画「色の見えない少女」の実写映画作品『色のない少女』で2023年に監督
最近では「ガムシャラクラブ」「コワゾー」「これ本当本当らしいよ』など縦型ショートドラマも監督しています。
2025年現在編集中の初の長編映画である「CROCUS」を編集中2026年公開予定。
15:39~15:50(10分)
派海岸近くに住む主人公の七海。
彼女は大学を卒業後、就職出来ずに実家でニート。
母親には「いい加減働いて」と諭される。
そんな怠け者(よだきごろ)でお金もなく空腹の七海。
長浜海岸でタダで食べられる食糧を探していると
「ご飯行こうよ」と女性をナンパしている直に出会う。
彼と出会ったことにより七海の人生は思わぬ方向へ……。
延岡に伝わる昔話『よだきごろの夢』を現代に置き換えたショートムービー。
監督 知多良
出演 草野明華、紘史郎、吉村志保
知多 良
1988年生まれ、東京都出身。生活と恋愛の映画を撮っている。2016年、世代間格差と恋のはじまりを描いた短編映画『ロープウェイ』が11th 福井映画祭短編部門にてグランプリ受賞。短編『前世、河 童』ではフランスのグルノーブル屋外短編映画祭にて招待上映される。2020年、グッナイ小形『きみは、ぼくの東京だった』MVを監督し米国アカデミー賞公認映画祭Short Shorts Film Festival&Asia Cinematic Tokyo部門にノミネート。2023年3月池袋シネマ・ロサにて監督特集を開催。現在、長編映画『ゴールド』劇場公開準備中。
「メトロノーム」16:08~16:27(18分46秒)
監督・脚本・編集:太田優斗
出演:高輝龍、淡路屋結 、志次湧斗、白岩彩花、本田沙穏、山崎康平、溝口円窓、中岡豊就
高校時代の春輝(18)と夏帆(18)は、メトロノームの同期現象の実験をしながら、将来は監督と女優として一緒に映画を作る夢を誓い合った。
最近、ぎこちない二人。
それは友人の颯太が春輝と夏帆の思い出を元に映画を作るからだった。
そんな時、トラブルで映画が中断してしまう...
撮影:谷口佳音・松岡亮太・石川雄基・OH JONG HUN、 照明:武市朱里・喜多栞菜・浅間凛・MARVEL ELAZARO HENDRADJI、 録音:村山妃雛・大良萌奈・小西沙奈、 整音:神原夢叶、 編集:小原勇真、 カラーグレーディング:MARVEL ELAZARO HENDRADJI 、助監督:小原勇真・笠川博史、 監督補助:WU KA HO、 制作:益滿遼馬・吉田宙記・中村更紗、 撮影協力:大隈文顕、 協力:専門学校大阪ビジュアルアーツ・アカデミー、 監修:磯部鉄平
「届かなかった手紙」16:27~16:30(1分58秒)
監督・脚本・撮影:小山田織音
出演:佐藤菜南 伊藤謙心
ののは喫茶店にケイスケを呼び出し久々の再開を果たす。しかし、ケイスケはほとんどのののことは覚えておらず、ののは次第に悲しくなってしまう。いたたまれなくお店を出るのの。別れ際に手紙をわたす。去っていくのの。封を開くとののとケイスケの16歳のころの二人の写真がある。手紙の日付は2011年3月10日。この手紙は津波で流されて自分のもとには…。