富田林スクールは、富田林市だけでなく、近隣の大阪狭山市、堺市、河内長野市などから生徒が集まっており、毎週末に楽しく練習しています。
幼稚園児~小学2年生まではタグラグビーでボールをキャッチする、投げる、走るといったラグビーの基本を中心に練習し、小3以降は、タックルもあるミニラグビーになります。
練習後には、まだまだ練習したい子供たちとコーチ(保護者中心)でタッチフット(タックルなしのミニゲーム)をしたり、和気あいあいとした雰囲気で保護者コーチ、子供みんなで楽しんで練習しています。
また、富田林ラグビースクールの生徒だけでは、単独で試合に出れない事もあり、河内長野ラグビースポーツ少年団さん、岬ラグビースポーツ少年団さんと3チームで合同チームを組んでおり、月に1~2回程度一緒に練習しています。
(合同練習は、下里人工芝グラウンドで行う事が多く、芝生なので、良い環境の中で練習できます。)
練習、試合だけでなく、バーベキューや夏合宿などのイベントもありますので、子供同士、保護者同士もとても仲良く、とても良い雰囲気です。
保護者でラグビー経験ある方は、保護者のボランティアコーチをできる方はお願いしていますので、自身のお子さんとも一緒に練習する事も可能です。※コーチは必須ではございません。
Instagram、Facebookでも情報を発信していますので、そちらもご覧ください。
通常練習:毎週日曜日 13時半~ ※夏期(6~8月)は15時~
※合同練習などで、変更となる場合があります。
※練習時間は学年にもよりますが、2時間~3時間程度です。
自主練習:毎週土曜日14時~ ※夏期(6~8月)は15時~
※自主練習は自由参加です。基本スキルを高めたい、通常練習ではしない高いレベルの練習をしたい人など集まり、全学年一緒に行います。
※練習時間は1時間半~2時間程度です。
練習場所
メインの練習場所:貴志グラウンド 富田林市喜志町1丁目5−29
合同練習で月1回程度利用する練習場所:下里人工芝グラウンド 河内長野市下里町809−9
練習は日曜日の全体練習と、自由参加で土曜日に自主練習を行っています。詳しい練習日程はこちらのスケジュールからご確認ください。
4月:富田林ラグビーカーニバル
5月:協会主催のラグビーカーニバル
7月:レクレーション(バーベキュー)
8月:夏合宿(2泊3日)
9月:ラグビーマガジンカップ
10月:オータムチャレンジ&タグフェスタ(1~2年生)、大阪市スポーツ協会長杯(3~4年)、大阪大淀ロータリークラブ記念大会
11月:協会主催スクール大会、ドコモカップ決勝、大阪南地区大会、SMBCカップ タグラグビー大阪府予選
12月:5年生交流会、富田林市民マラソン大会、餅つき大会
1月:5年生交流会、富田林こどもまつり出店
2月:5年生交流会、6年生卒業試合(河内長野RSS)、大阪府タグラグビー祭り
3月:6年生卒業試合、合同卒業追い出し会、総会
富田林ラグビースクールは優秀なラグビー選手を育成する事を目的に作られたわけではありません。あくまでもラグビーというスポーツを通じて心身ともに健全な青少年を育成する事を目指しています。昔からラグビー精神について語る際に引用される有名な言葉が3つあります。
〇1つ目は”all for one,one for all”です。
日本語に直せば「1人のための全員、全員のための1人」とでも訳すのでしょうか。ラグビーは相手陣地にトライをする事により得点する事ができます。そのためには、全員が力を合わせてプレーする事が大切です。誰かがトライするためのボールを獲得するために相手チームの選手と激しくぶつかり合う選手、タックルして地面に倒れる選手もいます。でもそれは、みんなのため、そしてチームのためです。1人の選手にトライさせるためにみんなで力を合せる。そしてプレーしている各自は味方チームのために動く。”all for one,one for all”とはそういった精神です。1人のスター選手がいるチームより、協調性のあるメンバーがそろったチームの方が長い目で見れば強くなります。富田林ラグビースクールの子供達はみんなそういった協調性を持ったプレーヤーになって欲しいと思います。
〇2つ目は”No side”の精神です。
ラグビーでゲームが終わる時レフリーは笛を吹き「ノーサイド」と叫びます。「タイムアップ」でも「ゲームセット」でもありません。これは体をぶつけ合って激しく戦った相手とでも、ゲームが終われば敵も味方も無くお互いの健闘をたたえ合おうという精神です。つまり、ゲームが終わりこれで敵サイドも味方サイドも無くなりました、というのがノーサイドの笛です。
富田林ラグビースクールは大阪府下のラグビースクールだけで無く、兵庫県、奈良県、和歌山県といった近隣の県のスクールとも仲良く交流試合を行っていますが、こういったゲームを通じてお互いの健闘をたたえ、友情を確認するような人間になって欲しいと思います。
〇3つ目はキャプテンシーを大切にするという事です。
ラグビーはひとたびゲームが始まると、コーチはハーフタイム以外の時間は選手と接触し指示、指揮する事ができません。この点が他の団体スポーツと大きく異なる点です。これが選手の判断力や自主性を養いチームワークを育てるのに大きく役立ちます。その延長線上において、例えば夏合宿では高学年が低学年の子供の面倒を見るようにして、できるだけ大人が介在しないようにしています。それによって、子供達が自立心を持ち、相互扶助の精神を身につければと願っています。
最後に、本スクールの創設者である初代校長の北辻修司先生がいつも言われる2つの事が、富田林ラグビースクールの指導方針の特徴と言えると思います。
1つ目は、練習に出て来た時、帰る時、「こんにちは」「さようなら」のあいさつがきっちり出来る子供になれという事と、2つ目は「ゲームに勝ちたいと思ってラグビーをやれ。」という事です。
次の試合に勝とうと思って頑張って練習する、もし負けたら「次こそはきっと勝とう」と思ってもっと頑張る。それの繰り返しによって、チームワークが育まれ、心身共によりたくましい子供に成長する事ができるはずです。ゲームの結果は、相手のある事ですからいつも満足できるわけではありませんが、「勝つために頑張っているプロセス」が大事だと考えています。そのためにも、練習は休まず参加し、「もっとうまくなろう、次の試合は勝とう。」と思って頑張って練習して欲しいと思います。
子供達そしてご父母の富田林ラグビースクールへのご参加をお待ち申し上げております。