「どうか、あなたがた自身と群れ全体とに気を配ってください」(使徒言行録20:28)
牧会という働きの中で、群れの一人ひとりに心を配り、祈り、寄り添い続ける皆さまへ
ふと、自分自身の心や体に目を向ける時間が、遠ざかってはいませんか。このセミナーは、そんな皆さまが教会の現場から少し離れて、神と向き合い、仲間と共に分かち合い、魂の深呼吸をするための四日間です。ゆるやかなルールのもと、誰もが安心して過ごせる場を整えながら、共同生活そのものを振り返り、互いを尊重しあうコミュニティを築きます。
そして今回の学びの中心は、対立のただ中にある者たちに寄り添う「メディエーション(仲介)」です。私たちは神に仕えつつ、イエス・キリストを通して、人と人との間に立つ者として召されています。モーセのように、痛みを抱えて訪れる人々に応答する力は、私たちが共にいるコミュニティの支えによって培われます。
朝・昼・夕には、テゼの歌に包まれる静かな祈りと黙想の時間が用意されています。みことばに耳を澄ませ、沈黙のうちに主の声を聴き、自らの魂が癒される、そのような時です。
このセミナーでは、教派を越えて同じ召命に生きる牧師たちがつながり、互いを支え合う同僚性が育まれていきます。
日常を離れ、できるかぎりゆったりと過ごしていただきたいと願っています。そのため、ご自身の教会の方々には「今回は研修として黙想・リトリートに参加するため、緊急の場合を除いての連絡はお控えください」と、事前にお伝えくださいますようお願いいたします。
きっと、神が新しい息吹をもって、皆さまを励まされることでしょう。どうぞ、この四日間をご自身のために、ご自身の魂のために、主と共に歩む時間として選んでいただけますように。皆さまと分かち合えることを、心から願っております。
富坂キリスト教センター 総主事
三村 修
富坂プレディガーゼミナール企画準備委員会
植松 功 宇佐美節子 朴 貞蓮 星野 香 岡田 仁(主事)
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(注)本セミナーで扱う「メディエーション」は、「非暴力コミュニケーション」の理論を土台としています。本セミナーでは、その実践的手法を学びます。日 時:2026年1月26日(月)~ 29日(木)
場 所:日本聖公会「ナザレの家」エピファニー館(女子修道院として使われていた場所です)
〒181-0002 東京都三鷹市牟礼4-22-30
参加費:25,000円(宿泊・食事代込み)
交通費補助:往復旅費2万円以上の方は上限2万円まで補助いたします。※準備の都合上、参加申込書に往復旅費をご記入下さい。
なお、諸事情で経済的に困難な方は別途ご相談下さい。
申込締切:2025年12月15日(定員20名 お申込み先着順)
お申し込み : google フォーム(この画面を下にスクロールしてください)
お問い合わせ:富坂キリスト教センター ℡ 03(3812)3852 / Fax 03(3817)7255
この案内のPDFファイルは、ここでダウンロードできます。また役員会宛ての案内は、ここでダウンロードできます。
本研修会は、教派同士的な研修会では得がたい、実に多様で豊かな成果を、各人毎に、今なおもたらしていることでしょう。今後、本会の果たす役割に期待いたします。
(日本バプテスト連盟教会牧師)
学びで得たものは「話を聞いてもらうことはうれしいことである」ということを改めて確認できたということでした・・・おいしい食事の時間もあり、また労働の時間、休息の時間もあり、あえて「現場から離れる」時間が与えられ、貴重な体験となりました。
(日本キリスト教団牧師)
〒112-0002 東京都文京区小石川2-17-41 TEL:03-5800-4557 FAX:03-3814-2018
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