2023 september 30
TPSO & 日韓交流
& 群馬音楽センター
2023年7月1日より開始しましたクラウドファウンディング「群馬音楽センターを愛し、日韓交流・東京プライム・シンフォニーオーケストラの発展」のプロジェクトが、
お陰様で8月31日までに目標金額を大きく超えて2744000円まで達成いたしました!
多くの方々にひとかたならぬご支援を賜りましたことにメンバー一同、感謝の気持ちを抑えることができずにおります。
9月30日は皆様のあたたかいお気持ちを胸に、そして誇りに思いながらステージに立たせて頂きます。
今後の活動においても、常に新鮮な感動を生み続けられるオーケストラとして挑戦し努力し続けて参りますので、どうぞ永い目で見守り、あたたかいお気持ちで応援していただけましたら、これに勝る喜びはございません。
皆さまを群馬音楽センターにてお待ち申し上げます。
何卒よろしくお願いいたします。
東京プライム・シンフォニーオーケストラ メンバー一同
私たち(一社)東京プライム・シンフォニーオーケストラは
2023年9月30日 群馬音楽センター(群馬県・高崎市)で行われる演奏会へ向けて、
クラウドファンディングに挑戦しました。
[目的]
☆東京プライム・シンフォニーオーケストラを応援してください!
☆近隣外国諸国との文化交流を進めたい!
☆群馬音楽センターを文化創造の拠点に!
【クラウドファンディング実施内容】
• PJ 内容/資金使途:群馬音楽センターでの演奏会実施費用
• 目標金額:250 万円→2744000円
期間:7月1日〜8 月 31 日
https://readyfor.jp/projects/121341
[クラウドファンディングとは?]
利益追求を目的とした現在の資本主義の構造の中で、「市場が小さく、解決難易度が高い」社会課題に取り組む事業・活動は、取り残されてしまう現状です。
経済合理性だけでは測れない価値のある数々の領域により多くのお金の流れを生み出していくことが必要です。
そのための手段が、クラウドファンディング(crowdfunding)で、群衆(crowd)と
資金調達(funding)を組み合わせた造語です。
インターネットを通して自分の活動や夢を発信することで、
☆想いに共感した人や活動を応援したい☆
と思ってくれる方々から資金を募る仕組です。
たとえば、希少疾患の新薬の研究開発などでは、目に見える需要が少ないという理由から資本主義の仕組みではお金が集まりにくく、実現の可能性が低くなります。
それらは、これまでは国の助成金や交付金によって支えられてきましたが、様々な領域に資金が必要になる中、時にはカバーしきれないこともありますが、クラウドファンディングによって解決しています。
この手法は、文化・芸術の分野でも実績と歴史があり、かなりの業績をあげています。
☆東京プライム・シンフォニーオーケストラを応援してください!
一般社団法人 東京プライム・シンフォニーオーケストラ(以下 TPSO)は、2007 年 国内外で活躍するフリーランスの演奏家や在京オーケストラメンバーにより新たな演奏の可能性と芸術性を求めて創立されたオーケストラです。
創立以来、おもにアジア諸国との友好増進、文化芸術交流及び音楽芸術の発展をその目標として、
韓国をはじめ、国内外多数のクラシックフェスティバルに度々招待されて演奏をしてきました。
これまでに 30 回の定期演奏会を含む 100 回以上の特別企画演奏会を行い活動しています。
TPSOのメンバーは、各々のメンバーがソリストとしての能力を持っており、これまで数多くの演奏活動を通じて高い技量と水準高い音楽会で好評を博してきました。
現在、ブザンソン、コンドラシンの二大指揮者コンクールで優勝した曽我大介氏を首席指揮者に迎えています。
(一社)東京プライムシンフォニーオーケストラ
☆近隣外国諸国との文化交流を進めたい!
本年も5月に TPSO は、韓国・光州国際音楽祭、南道国際音楽祭に出演し、その成果を含めて、韓国から素晴らしい若きソリスト達と作曲家を迎え、そして NPO 法人日本少年少女オーケストラ出身の音楽家との交流、群馬オペラ協会のソリストとオーケストラの共演など群馬音楽センターでの公演を開催することになりました。
この演奏会は日韓の新しい文化創造の一歩となりましょう。
今回のクラウドファンディングは、いま日韓関係が改善に向かう方向で、韓国との国際交流、若い韓国の学生を招聘して演奏することにおいても、その意義は深いものになると信じております。
☆群馬音楽センターを文化創造の拠点に!
今回私たちが演奏する群馬音楽センターは、2019年に高崎芸術劇場が完成して高崎市の全てのパフォーミング・アーツは、高崎芸術劇場へ移行して、現在、その機能が問われています。
群馬音楽センターを再度地域の文化活性化のための施設になるよう、その価値を若い世代に伝え、その存在を身近に感じてもらうために、私たちは18歳以下の若い聴衆の方々を、二つの演奏会にそれぞれ500名を
招待いたします。
*群馬音楽センターとは?
日本の近代建築の父、アントニーン・レーモンドにより設計され、1961年に開館しました。
「昭和三六年、時の市民之を建つ」の石碑にあるように、高崎市民の浄財によって
建設されました。
この群馬音楽センターは、群馬交響楽団の本拠地として60年間、群馬音楽センターと群馬交響楽団で輝かしい歴史を残してきました。
http://www.takasaki-foundation.or.jp/center/
この群馬音楽センターは、例えるならば、市民のシンボルとしての教会です。
なぜならA. レーモンドは、全国の数々の教会の設計をほぼボランティアで行っており数多くの教会が残されており、その教会の建設にあたっては、寄付によって賄われていました。
その意味で群馬音楽センターは高崎の教会であり、シンボルと云えましょう。
この群馬音楽センターが現在危機に瀕しています。なぜなら、ほとんどメンテナンスされていないからです。これらの課題の解決には時間を要し、短期的な利益は見込めませんが、未来の新たなインフラにもなりうる施設です。
今、私たちにできることは、この群馬音楽センターを幅広い高崎市民に周知し、そして蘇えらせることによって、
高崎のパフォーミング・アーツ、そして新しい文化創造のために活用することです。