活動報告

令和4年度 東京都教職員研修センター専門性向上研修 プログラミング教育 報告

東京都教職員研修センター専門性向上研修として、都小プロがプログラミング教育の実践発表および教材体験の研修に協力しました。

令和4年8月23日(火)午後、世田谷区立東玉川小学校を会場に、同校主幹教諭で都小プロ役員でもある安藤睦先生が、小学校におけるプログラミング教育の実践発表を行いました。これは東京都教職員研修センターが教員の専門性を向上する目的で主催する夏季研修の一環として行われたものです。

 東玉川小学校は、数年前にプログラミング教育推進校に指定され、様々なプログラミング教育に関する授業の実践に取り組んできた実績があります。その中心になって研究を進めてきた経緯について、ご紹介いただきました。これによると、学校情報化優良校や世田谷区教育ビジョン推進教育開発校、東京都情報モラル推進校など、以前から先進的な情報教育に対する研究に意欲的に取り組んできた歴史をもつ学校であることが分かります。このような経歴を有する学校だからこそ、プログラミング教育推進校を任されたのだということが分かります。

 続いて、昨年度まで同校で取り組まれてきたプログラミング教育活動の具体的な取り組みをご紹介いただきました。

 後半は、参加者が実際にプログラミング教材を体験する時間を設けました。今回体験していただいたものは、pets、Scratch、Hour of Code、micro:bitなどでした。LEGO We Doは時間内に体験していただくことができませんでしたが、熱心な参加者の中には、研修後にも意欲的に体験し、教材研究を深めている先生もいらっしゃいました。

 指導案や実践報告を行うだけではなく、プログラミング教育の実践者が揃っており、参加者に教材を触っていただく体験型研修を行えることが、我々都小プロが行える研修の強みです。来年度も同じように開催された時には、ぜひご参加ください。条件は東京都の公立小学校教員であること、それだけです。