巴川水系におけるマイクロプラスチック調査
地域の河川として巴川を対象に、河川水中のマイクロプラスチック(MP)の調査を進めています。MPを採取し、酸化処理・比重分離をした後、顕微鏡観察や赤外分光光度計による分析でポリマー種を同定することで、MPの負荷量や発生源を推定することを目的としています。
地域河川や海岸におけるプラスチックごみ調査
巴川水系や三保内浜海岸に散乱するプラスチックごみを調査しています。
プラごみ調査の結果
感熱紙に添加されている化学物質(顕色剤や増感剤)の分析法を検討し、その方法を用いてそれらの環境中濃度を調査しています。
最近の卒業論文のテーマ
静岡市を流域とする巴川におけるプラスチック汚染の実態調査
国内に流通する感熱紙に含まれるビスフェノールSの分析とリスク評価
テブコナゾールの河川水中における挙動評価とUVC照射・オゾン処理における分解速度評価
臭化物イオン存在下における塩素処理過程で生成されるハロゲン化ビスフェノールSに関する研究
医薬品及び身体ケア製品有効成分のオゾン処理と紫外線照射による除去効率の評価
研究室でよく使う分析機器や手法
ガスクロマトグラフ質量分析計(GC-MS)
高速液体クロマトグラフ(HPLC)
フーリエ変換赤外分光光度計(FT-IR)
イオンクロマトグラフ
固相抽出
溶媒抽出
オープンカラムクロマトグラフィー
地理情報システムソフトウェア(GIS)