コラム

アドラー心理学に出会って変わったこと

・3人の子どもを抱えながら仕事復帰することが現実に差し迫ってきた頃、「どうやって仕事と家の事を両立していこう・・」と不安しかありませんでした。主人に対しても「なんでもっと○○してくれないんだろう」と不満ばかりを口にしていたように思います。そんな時、児童館のイベントで「アドラー心理学」に出会いました。そこで自分が考えている物の捉え方も、考え方ひとつで捉え方が変わることに気づくことができました。子どもや主人に対して「できないこと」ばかり目が行っていましたが、「完璧でなくて大丈夫!」「今のままで、オッケー!」と、自分が自分を認められると、相手にも寛容になれ、ちゃんと個人を大切にできることを知りました。お母さん自身が自分の心を大切にすることが家族の幸せにつながると実感できました。

・アドラー心理学では、様々な物の捉え方を学びますが、私が一番感動したのは「怒り」の感情としての向き合い方です。子どもにはつい「怒って」しまうことありますよね。でもそれが子どもに伝わってなくて、結局同じことをされてまた「怒る」。特に忙しいときなんかは、この悪循環でどんどんイライラが募っていってしまっていました。でも「怒り」は表出であって、本当に感じている「困る」や「心配」などの気持ちを伝えることで、「怒る」ことが圧倒的に少なくなりました。具体的に「〇分までに出掛けたいから〇分までに△△をしといて」と言うだけで「早くしなさい!」を言う頻度が減り、私も子どもも気持ちよく過ごせるようになりました。さらにアドラー心理学では、「いつもできない自分でもオッケー!」という「ちゃんとやらなきゃ感」がないので、10回に1回でもできた自分をほめながら、ゆる~く続けられます。

・物の捉え方が人それぞれに違っていて、どの考え方もオッケー!と個人を認めることが大切だなと感じました。子どもにも自分の分身かのような関わりをするのではなく、個人として尊重していける関りができると、子育ても少し楽になった気がします。まずはお母さんがお母さんに「オッケー!」を出してあげると、周りのも優しく(許せることが増え)ます。誰も大人は言ってくれないけれど、世の中の「お母さん」は本当にいつも頑張っていて、偉い!と私は思います。

数秘に出会って変わったこと

・とあるイベントでやっていた、プチ数秘鑑定で初めて「数秘」という言葉に出会いました。その時に教えていただいた、私が持っている数字は「3」でした。「3」という数字がもっている意味は「子ども」。価値観を「楽しいか」「「楽しくないか」で判断している傾向にあると知りました。この時、私は7年ぶりに仕事復帰し、働き方に悩んでいた時期でもありました。「しんどいけど、なんとか頑張ろう」「求められている仕事ができない自分はダメだなぁ」と思っていました。でも「今の仕事は楽しいですか?」と聞かれたとき、『楽しい<しんどい』だなと素直に思ったんです。仕事と家庭の両立に生きにくさを感じていたけれど、今の生き方は『楽しくない』と自分の心に正直になれたことで、視界が開けた瞬間でもありました。これからは、自分が『楽しい』と思える生き方をしようと思えるようになり、数秘だけが理由ではありませんが、私が教員を退職を決めるきっかけにもなりました。

・自分の傾向がわかり、生きやすさを感じたことがきっかけで、「子どもたちの数字はなんなんだろう?」と知りたくなりました。自分で鑑定ができるようになり、家族の数字を鑑定してみました。長女が持っている数字は「6」でした。「6」は「妊婦さん」の形をしています。「自分のことよりも人のことを優先して」しまう傾向にあります。長女はいわゆる、「THE・長女」でかいがいしく妹・弟のお世話をしてくれます。しかし私は「人のことはいいから、自分のこと先にしなさい!」とよく声をかけていました。でも数秘の意味を知ることで、長女の言動を受け止められるようになり、「いつも〇〇してくれてありがとう」「助かったよ」と、長女にかける言葉も変わりました。長女も「心のままに行動してもお母さんに分かってもらえる」と感じてくれたのか、以前よりも色んなことに気づく素敵な子になってくれています。

・数秘はあくまでも占いではなく、統計学です。一人の人が持っている数字はいくつもあって、お一人お一人違います。自分の傾向を知っておくことは、時として生きやすさを感じることになったり、見方が変わるきっかけになったりもします。例えば、きっちりしたタイプのお母さんが感覚で動く子どもに対して「どうしてこんなことするんだろう?」と育てにくさを感じていたとしても、数秘の傾向を知っておくだけで「理解できない」から「この子はこの価値観で動いているんだな」と認めてあげることができ、「子ども」としてではなく、「一人の人」として言動を尊重してあげられるきっかけになるのではないかと思っています。

色育に出会って変わったこと

・児童館のイベントで初めて「色育」に出会いました。「色育」という言葉にもなじみはなく、どういったものなのか全く分かりませんでした。そこで、色をコミュニケーションのツールとして使うことを知りました。「色」なんて図工や美術の時間くらいしか馴染みはないと思っていたのに、まさかコミュニケ―ションに使えるなんてと目からうろこでした。使い方は簡単!!人や気持ちを色で答えてもらうだけなんです。

・早速子どもたちそれぞれが聞こえないように「お父さんって何色やと思う?」と聞いてみました。長女は「黒!」と答え、「なんで?」と聞くと「だって、お仕事の服の色だから」と答えました。別の日に次女にも聞くと、こちらも「黒!」なぜかと聞くと「だって、お仕事の服の色だから」と長女と全く同じ理由だったんです。色育では、答えた「色」が重要なのではなく、「理由」が大事なんです。長女も次女も口には出さないけれど、「仕事をしているお父さん」のイメージが強かったようです。主人は多忙な人ではありますが、子育てや家事を積極的にしてくれる人で、私も本人もできる範囲でですが子どもとの時間を取れていると思っていました。でも子どもにとっては違っていたのだと気づくことができ、家のことは二の次にし、子どもと過ごす時間を増やしました。数日後、同じ質問をすると、長女も次女もお父さんの色は「赤」に変わりました。「だって、この前めっちゃお外であそんだから!」と答えました。休みの日に主人は赤いスニーカーを履くので、「お仕事を頑張っているお父さんから、一緒に遊んだお父さん」にイメージが変わったんです。子どもたちのちょっとした「さみしい」気持ちに気づくことができて、本当に良かったなと思えた出来事でした。

・些細なことなんですが、口に出すほどのことでもないけれど、子どもが感じている本当の気持ちをサラッと聞けるなんてすごいなと思いました。私が色をコミュニケーションに使えることに感動したように、いろんな人にもこの経験をしてもらえたらいいなと思っています。

温活に出会って変わったこと

・私は基礎体温が低くて35度台が普通でした。でも、今思えば肩こりや手足の冷えなどの症状はありましたが、特に困ることもなく過ごしていました。しかし、自分だけでなく、主人や長女にしもやけができたり、冬になると指先がひび割れたりするのを見て、何とかならないかなと思って、いろいろ探して最終的にたどり着いたのが「温活」でした。

・温活では、なぜ「冷え」が起こるのかを根拠から学び、自分の体と向き合う時間や方法を知ることができます。私の場合は、自分ができる範囲でストレッチをしたり、食事を気を付けるようになってから、朝の基礎体温が少しだけ上がってきて36度台になりまし。意識するポイントがわかれば、食事や睡眠など、実際に生活に取り入れられるところを、少しずつ変えていけます。 根拠を持って実践し、それが目に見えて結果に表れると、楽しく取り組めて、とても嬉しいなと思いました。自分の生活スタイルを無理のない範囲で変えることが、結果的に家族の「冷え」の改善につながりました。つい自分のことを二の次にしてしまいがちなお母さんの健康が、家族が幸せでいるために一番大切なことだと改め気づきました。普段自分の体と向き合う時間が取れない、忙しいお母さんたちにもゆる~く楽しく温活を取り入れてほしいなと思っています。

アロマに出会って変わったこと

・仕事復帰を前に、これから忙しくなった時に、子どもたち一人一人と向き合う時間をどう作ろうかと思っていたところ、アロマハンドトリートメントに出会いました。 私の中でアロマはお洒落な人が趣味で使うものというイメージで、自分には無縁のものだと思ていました。でも、トリートメントと一緒にアロマのことを勉強していくうちに、精油の持っている力や特性を知ることができ、香りを楽しむだけのものではなく、生活の中に取り込むことで豊かに、エコに過ごせることを知りました。私のアロマに対するイメージは180度変わり、自分と家族の健康の保持増進を目的にアロマを取り入れるようになりました生活の中で自然にアロマがある日常を送るようになって、自分だけでなく子どもたちも本物の香りに触れるようになりました。

・アロマを生活に取り入れるようになってから、和精油にも触れるようになりました。和精油と聞くと難しそうですが、いわゆる「ヒノキ」とか「スギ」の精油のことです。私の精油に対する正直なイメージは 海外精油→華やか 日本産精油→地味でした 。でも香りを嗅ぐと「アロマを使ってます」というよりは「生活の一部です (いい意味でアロマの主張がない)」という感じです 。とにかく木や枝だけなはずなのに、香りのバリエーションは多くて、成分も今の時代必要な抗菌坑ウィルスだったり、リラックスだったりがギュッと詰まっていて、本当にすごいなと感動ました。さらに、素材を集める方法が森の手入れからなっていて、 森と人がWinWinなところが本当に素晴らしいです。最近SDGsという言葉を耳にしますが、和精油を通して環境問題を考えるきっかけにもなりました。

・私は、掃除が苦手です。少々汚れていても気になりません。というか見て見ぬ振りができます(笑)そんな私が次に出会ったのがアロマナチュラルクリーニングでした。汚れが酸性かアルカリ性かを見極めるだけで、「〇〇の洗剤」がいらないこと、掃除以外にも消臭や除菌ができることなど目からうろこでした。そして、アロマをそこにプラスするだけで、テンションも殺菌力もUPするんです!私がトイレの掃除をしていたら、次女が「いい匂いがする♪ 私もおそうじ手伝うよ 」と言ってくれてそのまま、トイレの掃除を任せしました。(当時)5歳でも、クエン酸スプレーでピカピカに掃除出来ました。使うものが危なくないし安心して任せられるので、より多くの人に子どもと一緒にで楽しい時間を過ごしてほしいなと思いました。

四柱推命に出会って変わったこと

『四柱推命は人生の天気予報なんですよ♪』私はこの言葉に衝撃を覚えました。なんとなく「占い」って、自分を決めつけられているようで、「私の何が分かるんだろう?この誕生日のこの人星座の人には同じようなこと言ってるだけなんじゃない?」なんて、ちょっと歪んだ目で見ていたような気もします。そのわりに、(結局すぐ忘れるけど)今日のラッキーデーとかラッキーカラーが気になったりする自分もいて(笑)私の中で「占い」って気にはなるけど、それが全てではないし♪という感じでした。

・私が出会った鑑定士の方は、「雨が降るってある程度予測がついていたら、傘を準備することもできるし、雨なりの過ごし方を準備することができる。それで結果的に雨が降らなかったとしても、それはそれでオッケー!何も知らないでずぶ濡れになるよりはマシでしょ♪」と言われていました。「そういう考え方っていいなぁ~」と思ったのが、ひとつのきっかけでした。そして、もうひとつ私の背中を押したのは、それと同時期くらいに、数秘鑑定を受けていただいたお客様から「転職」のご相談を数件お受けしたことです。数秘では、ご自身の特徴や傾向、9年間のテーマサイクルについてはお伝えすることができます。でも運気のバイオリズムまでは正確にお伝え出来ません。私がそうであったように、同年代のお母さんやお父さんは、家族のことを考えながら自分のライフスタイルを変えていかざるを得ないことも出てきます。でもできたら、いいタイミングで変えていけたらいいですよね。これから待つ未来、家族みんなが笑顔でいられる生き方ができるお手伝いができたらいいなぁと思い、四柱推命の勉強をしようと決めました。

・私は数秘は子育てにより使いやすくするために「占い」ではなく「統計学」だと言っています。四柱推命も同じく「統計学」です。心配なことや不安なことなどのお話を聞きながら、一緒に「人生の天気図」を確認していきます!これから起こるかもしれない、いいことやそうではないことを予測し、それに対する対策や考え方のヒントを心に寄り添いながらお伝えしていきます。皆さんがより笑顔になれる選択ができるツールの一つとして、是非使ってみてください!

・ちなみに私は鑑定時に、「フリーでやっていく仕事が向いていて、しかも女性を対象にした仕事に縁がある」と聞いて、「本当ですか?(笑)」とてもびっくりしました。自分で「心のままにやろう♪」とやり始めた仕事だったけど、そう言ってもらえて「これで良かったんだなぁ」と自信につながりました。「香里」を通して、色んなお母さんたちが「ちょっと気持ちが楽になりました。」や「自分や家族の事を知るのって面白いですね。」と笑顔になる瞬間に立ち会えるようになって、起業して本当によかったなぁと思っています!