準備が出来次第、順次公開いたします。
「新しい評価」を教育改革の追い風にするためには
—「知の総和」答申を受けて—
講演者:森 朋子氏(桐蔭横浜大学・学長)
略 歴:
関西大学教育推進部教授を経て、2020年度に桐蔭学園に着任。桐蔭学園幼稚園園長、小学校校長、大学副学長を歴任後、2022年度から現職。桐蔭学園理事、教育研究開発機構 機構長を兼務。専門は人の学びの構造やプロセスを解明する学習研究であり、児童・生徒・学生を対象とした小学校から大学までの幅広い学びと成長を対象とする。ケルン大学哲学修士、大阪大学修士・博士(言語文化学)。第13期中央教育審議会委員。
▼ 講演概要 ▲
「知の総和」答申では、少子化などの急激な社会変化を背景に、学生一人一人の能力を最大限に伸ばすことを目指し、「新たな評価」のあり方を検討することになりました。それを受けて、現在、中央教育審議会大学分科会では「教育・学習の質向上に向けた新たな評価の在り方ワーキンググループ」を立て、主に認証評価制度の見直しについて、教育・学習の専門家が集まり、議論している最中です。8月末には、その内容を中間まとめとして公表しました。講演においては、その内容についてお伝えできればと思っております。
社会が大きく変化する中で、大学が人材育成という社会的機能を強化し、その責任を果たすためには、これまで以上に「学修成果の可視化」が重要な役割を果たすことになります。学生の学修成果の拠り所は、ディプロマポリシーになりますが、現行のものは、大きく変化する社会に対応し得るものでしょうか。この機に、ぜひ自大学のミッションを再定義し、それに合わせたカリキュラムの総点検をお願いできればと思います。
後日掲載する要旨集に詳細を掲載します。
今年度のプログラムは以下の通りです。 詳細は順次公開します。
I-1
教育DX・生成AI
生成AI時代の高大接続
〈司会〉
前田 淳宏(武庫川女子大学 職員)
藤川 寛之(名古屋大学高等教育研究センター 研究員)
I-2
組織運営
大学教育を取り巻く法令・制度改正を的確に捉える
―組織としてキャッチアップするために―
〈司会〉
満田 清恵(中京大学教学部教務センター 職員)
I-3
学生の多様化
障害のある学生の就職支援をひらく
―ハローワーク・地域の就労支援サービス等との連携―
〈司会〉
福田 由紀子(日本福祉大学学生支援センター 職員)
II-4
大学職員のキャリア自律(SD)
大学職員の成長と専門性
―これからのキャリアを語り合おう―
〈司会〉
橋本 みの里(公立小松大学ヒューマンリソースコーディネーション機構 准教授)
鬼頭 裕介(名古屋大学教育発達科学研究科 博士後期課程院生)
II-5
留学生支援
留学生支援の今とこれから
―多様な立場の教職員が語る留学生とその支援―
〈司会〉
和田 尚子(名古屋大学心の発達支援研究実践センター 特任講師)
II-6
学修(習)支援
学生による学修(習)支援プログラム
―どのように構想し、学内に位置付け、効果を検証するか?―
〈司会〉
東岡 達也(北陸大学高等教育推進センター 特任助教)
杉森 公一(北陸大学高等教育推進センター 教授)
II-7
地域連携学習
【準備中】
※ 上記プログラムは変更する可能性があります。