学部3年生へ
学部3年生へ
学部3年生は10月に研究室を決めることになりますが、研究室で何をするかは実際入ってみないとよくわからないものです。 そこで、塩入研究室とはどんな研究室なのか、どのような研究生活を送るのか、簡単にご案内します。
研究内容
塩入・曽研究室は2005年にできた研究室です。2020年10月現在、メンバーは19人います。本研究室では『視覚』の研究をます。
塩入・曽研究室では、そのような脳の視覚情報処理機構を心理物理実験によって解明することを目的としています。 心理物理学とは、人や動物の感覚・知覚を定量的に扱い、それを手掛かりに脳内の情報処理メカニズムを探る学問領域です。 我々は特に立体視・視覚的注意・色覚・運動視等について研究しています。
場所塩入・曽研究室は、東北大学片平キャンパスの電気通信研究所にあります。魅力は山を登らなくてよいこと、食事の店の選択肢が多いこと。
塩入研究室には基本的にコアタイムはありません。やることだけやっていれば、何時に来て、何時に帰ってもOKです。 ただし、週初めの研究報告会と木曜15時からのゼミには出席しましょう。
学生部屋(M434)では、個人ごとにPC, 机, 椅子が用意されています。 また、実験用のスペースも設置されています。制御用のPCと実験を行うための暗幕を張ったブースで構成されており、自分でプログラミングし作り出した視覚刺激をモニターに映し出せます。
既存のプログラムを参考にしたり、便利な関数が最初から入っているツールボックスもあるのでそれほどプログラミングが得意でなくても平気です。 逆にプログラミングが得意な人は、自分の手で視覚機能を模したモデルを制作していったりなんかもできちゃうかもです。
学生部屋は冷暖房完備なので、院試勉強にも最適。このほか、給湯設備のある休憩室も用意されています。
ゼミは教員と学生全員が参加し、担当者が論文を紹介します。毎週一人ずつ発表していき、半期に2回担当が回ってくることになります。論文の探し方なども教われるので今後の役に立つこと間違いなし!
また、4年生の前期には週一で輪講があります。輪講では視覚に関する英語の教科書を読んでいきます。 視覚に関する基礎的な知識を幅広く付けることができます。
4年生前期の最後には研修Aの発表会があります。ここではゼミで発表した論文の1つを選び、 それを坂本研究室(先端音情報システム)、北村研究室(情報コンテンツ)と合同の場で発表します。ちなみに,大学院ゼミでは坂本研究室、北村研究室に加え伊藤・能勢研究室(知的通信ネットワーク工学分野)と合同で行っています.このように少し異なる分野の研究室と合同で研究発表会を行うことで、活発な意見交換が行われています。
後期は卒論がメインとなります。 後期の初めに卒論のテーマが決められます。 個人の意見を教授が聞いた上でテーマを決めるので、自分の興味に沿った研究ができます。 むしろ、自ら課題を設定して自主的に研究を進める姿勢が強く求められます。良くも悪くも自由であると言えるでしょう。先生方はとても面倒見が良いので、いつでも相談に乗ってくれます。
ゼミ等も前期に引き続き行いますが、卒論が忙しくなってくる12月頃からはなくなり、卒論に集中できるようになります。
そして、3月に坂本研究室、北村研究室と合同で発表。終われば春休みです!
勉強以外でも、花見や芋煮など各種イベントで楽しんだりしています。 駅伝や電気系の運動会へ参加しています。運動に自信がある人も大歓迎です!
そのほか夏のゼミ合宿やスキー旅行の計画などもしています。詳しくは当HPのイベントの欄をどうぞ。様々なイベントを行って、楽しい研究室にしたいと思っています。
興味を持たれた方は是非一度研究室に見学にお越しください。 塩入・曽研究室について詳しくご説明いたします。
その際は、電気通信研究所新棟4階 M434の学生居室に直接お越し下さい。
もしくは、022-217-5469までご一報いただいてから来てくださっても結構です。
その他質問などがありましたら教授や学生の誰かにメールを送ってみてください。(メンバー紹介ページにアドレスが書いてあります)
教員・学生一同、心よりお待ち申し上げております☆