緩やかな傾斜地の意味。室町時代、平部山(現在の諏訪山の旧字は平部山。東海道より南方の山を広く指す。傾斜した山の意味。)の村落がこの地に移転した。
旧字は「新町」「平部邸」等。「新町」は新たに移った町の意味。明治のころまで呼んでいた。「平部邸」は「古鳴海」を小組邸と呼んだのと同じで、明治初年に公称の字として使用した。
参考文献
榊原邦彦(2021)『名古屋史跡巡り一 鳴海史跡巡り』 名古屋市 中日出版株式会社
榊原邦彦(2000)『緑区の史蹟』 名古屋市 鳴海土風会
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