「鏡田」は徳重熊野社(熊の前)の維持に寄進した田と言う意味で、田のみでなく畑もあった。また、勅使池の東にも飛び地で「字鏡田」があった。
旧字には「涼松」があり、「涼松」の由来も東郷町役場 ホームページ に記載があった。「黒松がよく繁茂していた地域で、空気が冷やかで、旅人が良い気分になれ、休息地として利用していたところであったからと思われます 」とのこと。
【余談】
ちなみに春木(東郷町)にも「上鏡田」と「下鏡田」があるが、こちらは湧水がある水田で 、鏡のように映す事が由来と同ホームページに記載がある。
参考文献
榊原邦彦(2021)『名古屋史跡巡り一 鳴海史跡巡り』 名古屋市 中日出版株式会社
榊原邦彦(1984)『緑区の歴史(名古屋区史シリーズ;6)』愛知郷土資料刊行会
東郷町役場 ホームページ 2024年12月12日閲覧