東京ヒロムジカ・シンフォニー・オーケスター

東京ヒロムジカ・シンフォニー・オーケスターは、指揮者の村山弘の元に集まった音楽愛好家によって2014年に結成されたアマチュアオーケストラです。ヒロムジカとは弘(HIROMU)+音楽(MUSICA)からなる造語です。 

第5回演奏会のお知らせ 

   マーラー 交響曲第5番~4楽章「アダージェット」

   ワーグナー トリスタンとイゾルデ「前奏曲と愛の死」

<ご注意>

東京ヒロムジカ結成十周年~ブラームス交響曲チクルス完成、そして最終章へ

コロナ禍での第4回演奏会からちょうど2年、世の中もようやく平常に戻りつつある中、東京ヒロムジカ・シンフォニー・オーケスターは結成から 10 周年を迎える。我々は音楽監督村山弘の下、第3回ではブラームスプログラムとして交響曲第3番と4番をとり上げ、第4回では田園プログラムとしてブラームスの交響曲第2番を演奏した。そして今回、満を持しての第1番である。しかし今回のプログラムの胆(きも)は、ブラ1が「前プロ」であること!終楽章で歓喜に包まれてチクルスを完成させた後、ハープと弦楽により導かれる静謐から陶酔のアダージェット、さらに大トリの「トリスタンとイゾルデ」を全身全霊を捧げて演奏する。以前から「演奏が終わってパタッと倒れたら本望」というのが村山の口癖である。90 歳を目前にして、ここを区切りと決め、音楽人生の集大成として選んだ3曲。「トリスタンで終わる」という村山の気持ちをメンバー一同正面から受け止め、一旦これを最終章と位置付けて燃え尽きたい。