理論進化生態フォーラム: JAFTEE

日時:20242月23日(金・祝)〜20242月24日(

場所:総合研究大学院大学 葉山キャンパス(神奈川県葉山町)

お知らせ

2024/1/6: HPを公開しました!

2024/1/6: 有志による口頭発表を募集中です

2024/2/11:  参加フォームを締め切りました。

2024/2/24無事終了いたしました!

理論進化生態フォーラムとは?

生物集団の進化や生態の過程は複雑であり、この過程の解明に理論生物学は重要な貢献をしてきました。理論生物学の発展には、実証研究者との交流だけでなく、理論分野(数理生物学 / 生物数学・物理 / データサイエンス)内での知識・技術の共有が不可欠です。しかし進化生態学の理論分野に従事する若手は全国に散在しているため、知識や技術を共有するハブとなりイノーベーション研究発生させるような(特に、大学院生を含む若手研究者のための)中心的な研究機関・研究集会ほとんど存在しません。

そこで本研究集会では、若手研究者を中心に、理論分野内の多様なトピック・新理論の共有や参加者の交流機会、新規共同研究の開拓の場などを提供することを目的としております。分野・世代を超えた交流を目指しておりますので、生態学・進化生物学の理論(数理生物学 / 生物数学・物理 / データ科学)に少しでも興味のある方は、分野・年齢・性別に関係なく、どなたでも気軽にご参加ください

お申し込み

フォーム【登録締切2/11 (日)】:締め切りました

追加徴収がございますが、若干名の参加を受け付けております参加をご希望の方は、お問合せメールからご連絡ください。

*参加に際し不明のある方は、お問合せメールからご連絡ください。


*申し込みに関して

*部屋数に限りがございますので、基本的には相部屋となります。

*学生優先ですので、定員を超えた場合、ポスドク以上の方には汐入駅(横須賀方面)周辺のホテルへの宿泊をお願いしております。

*チェックアウトは【10:00】です。チェックアウト後は部屋に荷物を置けません。


*現在、距離に応じて額を変更する旅費支援を考えておりますが、予算次第では支援額の変更がございます

【70 km 未満:5,000円 / 70 km 以上 ~ 300 km 未満:15,000円 / 300 km 以上:25,000円】

*研究費を持たない学生の旅費支援を優先しております。そのため、ポスドク以上の方は自費でのご参加をお願いしております。


(a) ポスター発表(1日目)

原則、口頭発表をしない方は、ポスター発表をお願いしております。以前、違う研究集会でお使いいただいたものを再利用していただいて問題ございません。また、まだ研究を始めていない学生の方も、ご自身の興味のある分野・現象などをA4サイズで 4 ~ 5 枚程度をつなげて話していただくだけでも歓迎です!

*ポスター発表の前に、フラッシュトーク(5分間)を行います。簡単な自己紹介・研究紹介を5分程度でスライド1枚を用いて発表してください。後日、スライド提出フォームをお知らせいたします。

(b) 口頭発表(2日目)【3名程度・先着順】

学生・ポスドクの方で口頭発表したい方は、下記のメールアドレスからご連絡ください。応募の際は、【名前所属学年発表内容の簡単なまとめ(200文字程度)】をお送りください。



宿泊施設には、タオル、ドライヤーが備え付けられています。しかし、歯ブラシはございませんので、お持ちいただくようお願いいたします。

招待講演者

~ 1日目 ~


【進化生態学】

オス装飾形質の多型が生じるメカニズムの解明:派手なオスと地味なオスに分かれる条件とは?要旨はこちら

「なぜチョウチンアンコウで寄生雄が進化したのか:深海への進出に伴う繁殖失敗のリスク」要旨はこちら

強毒な病原体の進化は絶滅をもたらすか?要旨はこちら


群集生態学】

「ベイツ型擬態におけるmimics without modelsの維持機構」要旨はこちら

植物群集の決定要因の緯度クライン要旨はこちら

「環境要因と食物連鎖長の関係を解きほぐす」要旨はこちら



~ 2日目 ~


ゲーム理論

繰り返し囚人のジレンマゲームにおける ゼロ行列式戦略の一般化に向けた取り組み元論文

ゲーム性向「金持ち喧嘩せず」は進化するか? —貯蓄とゲーム参加コストを付加した空間型囚人のジレンマゲームに観る複雑性の創発—要旨はこちら


【学生発表コーナー】

「系統樹の枝の繋がり方とその変化から探る進化の特徴: Hortonの法則を用いたアプローチ」要旨はこちら


~ポスター発表~

「進化ゲームと社会言語学: 混成言語の定着に関するダイナミクス」

外来哺乳類の侵入が、糞反応性の異なる2種の在来糞虫個体群動態に及ぼす影響

「大腸菌を用いた高分子ナイロン6の生物学的分解とアジピン酸への変換に関する研究」

「捕食寄生者の寄生戦略二型の進化寄生してから宿主をすぐ利用する? 成⻑を待つ?」

「植物の免疫機構と病原体」

「種内繁殖干渉による有性生殖の維持機構の実証」

「海洋生態系の鉛直構造に関する数値シミュレーションについて」

~これまでの発表~

第1回(2024/2/23-24)はこちら

スケジュール

お問合せ

本発表会についてのお問い合わせは以下のメールアドレスへお願いいたします。


理論生態フォーラム 実行委員会 宛

件名:冒頭に、「【理論進化生態フォーラム】」を加えてください。

theor.ecol.forum(at)gmail.com

*(at)の部分を@に変えてください。

*数日経っても返信がこない場合、以下のメールアドレスにお問い合わせください。

 実行委員・森田宛:morita_keiichi(at)soken.ac.jp


※お問い合わせへの返信は“theor.ecol.forum(at)gmail.com”から行っています

当該アドレスからの返信メールが、迷惑メールなどに振り分けられていないか設定をご確認ください

実行委員紹介

森田慶一(総合研究大学院大学・理化学研究所 iTHEMS)

中野来喜(総合研究大学院大学)

一色竜一郎京都大学

南駿北海道大学