西広島リハビリテーション病院 地域連携部 副部長
「主体性を育み 暮らしを拓(ひら)く作業療法」
2026年12月6日(日曜日)、広島市安芸区民文化センターにおいて第32回広島県作業療法学会を開催いたします。30年以上の歴史ある学会を開催させていただきますことを大変光栄に存じます。
本学会のテーマは「主体性を育み 暮らしを拓(ひら)く作業療法」といたしました。作業療法は対象となる方一人ひとりの生活に寄り添い、その人らしい暮らしの実現を支援する専門職です。その中で重要なのは、私たちが一方的に支援するのではなく、対象者自身が自らの生活を選び、意思決定していく力、すなわち「主体性」をともに育んでいくことにあると考えています。また、私たちは日々の実践を通して、対象者の方々から多くの学びや気づきを得ており、その経験が作業療法の質をさらに高めていると感じています。
本学会では、このテーマをより深く探究するため基調講演とシンポジウムを予定しております。「当事者から学ぶ」ということを忘れずに、多様な視点から語られる経験や思いに触れることで、私たち自身の関わりや価値観を見つめ直す貴重な場になるものと考えております。また、一般演題発表を通して知見を共有し、作業療法士の質向上のためにも皆さまには多くの演題発表を期待しております。
本学会が、参加される皆さまにとって新たな気づきと実践への示唆に富んだ、有意義な機会となることを願っております。開催にあたりご支援・ご協力を賜ります関係者の皆さまに深く感謝申し上げますとともに、多くの皆さまのご参加を心よりお待ち申し上げます。何卒よろしくお願い申し上げます。