独自の製造ラインを誇るKWK
「品質は工程でつくりこむ」を合言葉に従業員が一丸となり、各工程で不良品を次工程に流さない「自工程完結型」の仕組みづくりに日々取り組み、独自の製造ラインを構築し、多様化する市場ニーズに対応しています。
1.鋳造ライン
高延性そして耐食性に富んだアルミ合金素材を社内溶解で不純物を排除しながら厳しい社内基準をクリアした溶湯をつくります。これを金型内に充填させてホイールの鋳物を作製した後、熱処理で素材の強度を確保してから切削工程に進みます。
2.切削加工ライン
ホイール素材の表面を削って寸法精度を確保するほか表面の光沢仕上げも実施します。
3.塗装工程ライン
耐食性を確保するために前処理や下塗り塗装を行います。最後に上塗り塗装を施してホイールが完成します。
製品紹介
メッキ調塗装などの製品や、樹脂部品とコラボレートした製品が高く評価されています。
ハイブリットホイール(複数の塑性加工を組み合わせたアルミホイール)
当社は、デザインから製造までの一貫体制を備えており、乗用車のファッション性の高まりによる径大化、デザインの多様化に対応しています。 新技術も積極的に開発しており、高級車に代表される光輝仕様ホイールなどの高付加価値製品を生んでいます。
品質方針
お客様の安心・安全のため、厳しい品質管理をパスした製品が国内外に送られています。
品質保証理念
当社は、顧客第一主義に徹し、QMSの有効性の継続的改善をはかりながら、常にお客様に満足していただける安全で高い品質の製品とサービスを提供し、社会に貢献することをめざす。
絶えずお客様の期待とニーズを先取りし、要求には迅速かつ的確に対応し、お客様に満足される品質の製品、サービスを提案し、提供し続ける。
設計・開発段階で品質を作り込むことに重点を置き、製造品質の安定化、信頼性向上をはかる。
教育、訓練を重視し、当社のすべての人々の品質に対する意識を高める。
品質不良は複数の要因が影響して発生することから、常に速やかに問題の真因を追究し、本質的改善をはかる。
品質管理体制
さまざまな性能評価試験
人々の命を乗せているアルミホイールは、厳格な基準に基づいた評価試験で性能を検証しています。
ドラム試験
半径方向負荷耐久試験
走行中のホイールにかかる上下方向の荷重に対する耐久性能を検証します。
ライフ試験
回転曲げモーメント負荷耐久試験
クルマが突起物や縁石などに乗り上げた場合の衝撃性能とホイールのサイズごとに定められた重量を規定の高さから落下させて破損状態を検証します。
衝撃試験
インパクト試験
クルマが突起物や縁石などに乗り上げた場合の衝撃性能とホイールのサイズごとに定められた重量を規定の高さから落下させて破損状態を検証します。
塗装性能試験
耐久性能試験
ホイールの美観を損なわないよう、塗装面の耐久性を検証します。