博士論文テーマ:深海性魚類の種及び遺伝的多様性に関する研究
概要:『日本近海太平洋岸および台湾の水深100m以深から記録されている1510種の分布記録をまとめ,階層クラスター分析によって日本近海における深海魚類相の特徴を明らかにした.次に,DNAバーコーディングやMIGseq法を用いたSNP解析といった分類群横断的なDNA解析手法を用いて種内の遺伝的多様性について調査した.最後にギンザメ類に注目した全ゲノム解析を行い,日本産ギンザメ科魚類のほぼ全種のゲノムを使った系統解析を実施した.』
博士論文テーマ:深海性魚類の種及び遺伝的多様性に関する研究
概要:『日本近海太平洋岸および台湾の水深100m以深から記録されている1510種の分布記録をまとめ,階層クラスター分析によって日本近海における深海魚類相の特徴を明らかにした.次に,DNAバーコーディングやMIGseq法を用いたSNP解析といった分類群横断的なDNA解析手法を用いて種内の遺伝的多様性について調査した.最後にギンザメ類に注目した全ゲノム解析を行い,日本産ギンザメ科魚類のほぼ全種のゲノムを使った系統解析を実施した.』
興味のある分類群
1.ギンザメ科魚類(研究がんばりたい)
2.ハダカイワシ科魚類(好きだが主な研究対象ではない)
ちなみに深海魚なら何でも好き
手良村(M1の時)とギンザメ
なかなか撮っていないツーショット
現在取り組んでいる研究テーマ(2025年時点):
【メインテーマ】
・日本産及び台湾産ギンザメ科魚類の分類学的な検討(博論からの発展):学会発表1回,論文1本
・海流と深海魚類相についての研究(博論):学会発表1回
・日本産ギンザメ科魚類のゲノム解析(博論):学会発表1回
【サブテーマ】
・日本海産深海域の群集に関する研究:産総研での課題研究 学会発表2回
・コンゴウアナゴの集団構造に関する研究:産総研での課題研究 学会発表1回
・北海道で採集されたラブカについての研究:学会発表1回
(サブテーマ内は年代順)
経験のある研究手法(勉強中):群集構造解析,集団構造解析,ゲノム解析...etc
過去に取り組んでいた研究テーマ(2025年まで):
【メインテーマ】
・深海性深海性魚類のDNAバーコーディングとゲノムワイドSNP解析(修論):学会発表3回,論文1回
・遠州灘の深海魚類群集に関する研究(卒論・修論):学会発表2回,論文1本(中核となる「群集構造」に関するの論文が出ていないが…)
【サブテーマ】
・浜名湖の魚類相に関する研究:標本たくさん集めたが論文が進んでいない…
・深海性仔稚魚のDNAバーコーディング:2023年笹川研究助成採択課題 論文書けていない…
・東北沖における南方性深海魚の研究:論文1本
・YK24-09S航海関連 クスミアカフウリュウウオの記録と腸内容物のDNAメタバーコーディング:論文1本
(サブテーマ内は年代順)
共同研究者として参加させていただいた研究テーマ(2025年まで):
・下山川の魚類相に関する研究:論文1本:三井さん
・東京湾海底谷の深海魚類相に関する研究:論文1本:宮崎さん
・日本初記録のカゴマトウダイに関する研究:論文1本:水町さん
・東大総合博物館の標本整理 :論文1本(未整理分類群1):小枝さん
・台湾の深海魚類に関する研究(ハダカイワシ・ムネエソについて):書籍1回:小枝さん
・YK24-09S航海(よこすか・しんかい6500による熊野灘調査):口頭発表2本:波々伯部さんほか
・御蔵島の魚に関する研究(環境DNAメタバーコーディング):論文1本:和田さん・棟方さんほか
(年代順 )
研究のモチベーション(知りたいこと・興味があること)
私は深海性の魚が好きです。彼らは深海という特殊な環境に適応するため、特殊な形態や不思議な生態を獲得しました。また、シーラカンスのような生きた化石(遺存種)も多く知られています。私が最も好きなギンザメの仲間(全頭亜綱)も遺存的な系統で、デボン紀に誕生し、石炭紀・白亜紀を中心に世界中で繁栄したグループですが、今では深海に1目3科が残るのみとなっています。
私はこのような深海性魚類が「なぜここ(日本の深海)にいるのか?」「日本近海でどのように生きているのか?」について興味を持っており、DNA解析や、種の出現情報を用いた生物地理学的研究、標本の形態を観察して比較する研究などを行っています。行き詰まることも多いですが、学生とともに、「楽しい・面白い研究活動」を目指して頑張っています。
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