2025年1月12日
髙石 輝水
金融庁は、金融業界全体へのフィデューシャリー・デュ―ティの浸透を目指し、「顧客本位の業務運営に関する原則」を公表しています。
個人への相談業務に携わる私たちファイナンシャルプランナーも、金融サービスを業として提供する者として、フィデューシャリー・デューティ宣言を行い、
お客様のために、自らの業務を遂行することを公約する必要があると感じています。
その実践にあたって、私は事業継続に必要な合理的報酬のもと、お客様に対し一切の利益相反行為を行なわないことを改めて確約し、明文化して公表致します。
(1) 私は、お客様の最善の利益と経済的な安心のため、ファイナンシャルプランナーとしての専門知識と倫理観をもって相談業務(コンサルティング)にあたります。
(2) 私は、金融商品の販売・斡旋による手数料は受け取らず、相談業務やその他サービスへの対価のみを報酬と致します。
(3) 当該方針や取組状況を公表し、必要に応じて方針の見直しを行います。
(1) 私は、お客様のライフプランや財務目標、リスク許容度等を理解し、それらに基づいた良質なアドバイスを提供することに務めます。
(2) 私は、お客様がお金についての不安を適切に解消し、長期的な資産形成を円滑に行うことができるよう、生活設計、家計管理、金融経済教育に力を注ぎます。
(1) 私は、金融機関(銀行、保険会社、証券会社等)に属さず、金融商品(投資信託、保険等)の販売・勧誘には一切関わりません。全ての金融商品提供会社に対し、中立的な立場を維持します。
(1) 私は、提供するサービスの内容や価格について、お客様が事前に理解し疑問無く契約ができるよう、ホームページに公表致します。
(2) 私は、必要に応じて、税理士、司法書士、弁護士等の専門家をお客様にご紹介しますが、紹介料や紹介によるキックバックは一切受け取りません。
(1) 私は、お客様がお金に関する疑問や不安を抱えたまま意思決定を行わないよう、丁寧に回答致します。
(2) 私は、金融商品(投資信託、保険など)や各種制度(N I S A、確定拠出年金制度など)を利用するメリット、デメリット、リスク、コストなど、重要な情報をもれなく、正確に、分かりやすくお伝え致します。
(1) 私は、お客様の状況、知識、経験、ニーズを十分把握し、お客様が自らの意思によって行動を選択出来るような知識・情報の提供に務めます。
(1) 私は、関連法規を遵守して、お客さまの信頼を損なうような行動は一切とりません。
(2) 私は、「お客様のために」を最優先に相談業務、その他サービスを行うことをゆるぎない価値観とし、今後事業拡大にあたっても変わりないものと致します。
(3) 私は、自らの業務運営のあり方が、「顧客本位」の観点で適切であったか否かを、定期的に点検し、自己評価と課題を率直にHP等で公開することをもって、自らの業務のあり方をチェックしてまいります。
以上