会員の皆様には、日頃より町内会活動へのご理解とご協力を賜り厚くお礼申し上げます。
さて、町内会組織は戦後、住民たちが結束し共助の精神で、行政のサービスが及ばないまちづくりの一端を担ってきました。
おおぞら町内会も会員の皆様からお預かりした会費を財源に、夏祭りなどの文化活動や生活道路の排雪、ごみステーションの設置・管理、住民の慶弔活動、街路灯・防犯灯の点検、地域の清掃美化、児童の交通安全見守り、街路ますの花植え、行政機関への要望―など、安心安全で住みよい地域づくりを目指し、共同活動を続けてきました。
しかし、役員の高齢化・固定化、活動の担い手不足、個人情報保護、会員の減少などによって、厳しい組織運営を強いられています。全国各地で町内会が解散するといった地域コミュニティーの空洞化が進んでいますが、おおぞら町内会も「対岸の火事」ではありません。
このため、当面は①組織の改革②事業内容の見直し③広報活動の強化―の3つに取り組みたいと考えています。
毎年300万円を超える生活道路の排雪費負担などで町内会の財政がひっ迫しており、このままでは4年前後で危機的な状況に陥る可能性があります。中でも組織改革と事業内容の見直しは、支出削減の観点から取り組むもので、このうち組織改革では各部の統廃合を目指します。また、事業内容の見直しも行事の規模縮小などが図れないか検討し、支出の抑制につなげたいと思います。
一方、若い世代の方からは「町内会が何をしているのかよくわからない」「おじいさん、おばあさんが集まってバスで温泉に行っているイメージ」「町内会費の大半は役員報酬に使われているのではないか」―などの声も聞かれます。生活や仕事で電子情報の活用が主流となる中、町内会の情報発信が昔ながらの回覧板といったアナログに偏っていることも、若年層や働き盛り世代が町内会に関心を示さない要因になっています。
このような背景から、広報活動の強化は重要です。わかりやすい町内会費の使途や町内会の仕事紹介、実施事業の動画や写真による公開などを進め、デジタル情報による迅速な広報と事業の透明化によって、スマホやパソコンから情報を取得する若い世代の町内会参加を後押ししたいと考えています。
今後は、会員の皆様から助言をいただきながら、常に謙虚と寛容の姿勢を大切に、これらの課題解決に取り組みたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。