■ホーム
◆技能継承支援機構のホームページへようこそ!
我が国のものづくり技術・技能の継承は、国力の維持・充実とともに、国際競争力の強化を図り、我が国の安全・安心で持続的な発展を確固たるものにする上で喫緊かつ永続的な課題であり、具体的施策が講じられようとしております。このような背景において技能継承支援機構では、さまざまな側面から「技能継承支援」のための議論を深めるべく活動を開始致しました。
技能継承支援機構(TECHNIST INSTITUTION)の構築においては、"技能継承方法のサイエンス”を独自の研究手法として、難加工・複雑形状の研削・研磨・切削工程、特殊表面処理工程および金型成形工程に関わる加工技術テンプレートおよび加工プロセスカルテの考え方にかかる技術情報を、皆様と相乗的かつ発展的なネットワーク化を図るコーディネーション・スキームを目指します。
”技能継承方法のサイエンス”を目指す意味から、「テクニシャン」と「サイエンティスト」を融合させた造語「テクニスト(TECHNIST)」をドメインネームと定めました。活動概要を以下にご紹介致します。
◆テクニスト技術交流活動
・「テクニスト技術交流活動」として、テクニスト研究会、技能継承フォーラム、チュートリアルミーティング、特別講話(トピカルミーティング)、見学懇談会等の活動を行っております。特に、継承が難しい技能の見える(可視)化、特殊加工、難削材加工、複雑形状加工に焦点を当て、テーマとして取り上げております。
・また、ナレッジ収集、技術構築を目指した情報収集活動と致しまして、技能デジタイザやサイバーカットシステムの構築や関連する調査、特殊計測や3Dプリンティングなどの探索活動を目指して参ります。サイバーカットの概念は、次のC-Xプロモーションへとつながっております。
◆C-Xプロモーション活動
・"C-Xマシン"、それはAIにより革新的なものづくりを支援する近未来のマシンツールです。AIと加工の接点、AIと機械の接点、AIによる技能継承の可能性を探り、技術の深化を図ることは人類にとって極めて重要になると認識しております。
・"C-X"とは、有機物と無機物の接触,融合を意味しています。いわば人智とハードがまさに組み合い始める時をイメージしています。転じて"C-Xマシン"とは、人智を機械に搭載した、いわばAI搭載マシン、特にAIものづくりの基本システムの構築を意図しています。高度なものづくりをよりスムーズに行うためのAI融合ものづくりに関連する情報発信や交流を行って参りたいと思います。
◆トピックス
●第14回技能継承フォーラム(令和4年1月21日)は盛会裡に開催されました!
第14回技能継承フォーラム
「ものづくり技能継承の現状と展望」
日時:令和4年1月21日(金) 14:30~17:20
会場:板橋区立ものづくり研究開発連携センターMIC-2・ハイブリッド
プログラム (司会・進行:東京都市大学/理化学研究所 亀山 雄高 氏)
14:30-14:35 開会の挨拶 理化学研究所 大森 整 氏
14:35-14:40 来賓挨拶
第一部:AIの新しいものづくりへの応用
14:40-15:10 「技能継承・AIものづくり研究の流れ-サイバーカットの考え方―」(第二報)
理化学研究所 大森 整 氏
15:10-15:45 「複合耐摩耗工具のグリップ解析に基づいた適応・学習制御による新研削システムの開発」
株式会社ナガセインテグレックス/理化学研究所 井村諒介 氏
15:45-16:00 休憩
第二部:新しい技能とものづくり研究
16:00-16:35 「金属3Dプリンタ積層体の残留応力の異方性と反り」
金沢大学 設計製造技術研究所 江面篤志 氏
16:35-17:10 「(仮)技能継承のための溶接データベース」
産業技術総合研究所 瀬渡直樹 氏
17:10-17:20 総括および閉会の挨拶 産業技術総合研究所 梶野智史 氏
●令和2年度:いたばし未来の発明王コンテストは、令和3年3月30日に受賞作品が表彰されました。
趣旨
こどもたちの発想や想像力、アイデアの構成力や説明力の向上を図るとともに、産業人との関わりの中でものづくりへの関心を高める目的で、ものづくりをテーマとした「いたばし未来の発明王コンテスト」を開催します。
「未来にあったらいいな」をテーマに区内の小中学生から発明アイデアを募集し、優勝者には「いたばし未来の発明王」の称号を授与します。また、優秀なアイデアは地元企業とタイアップし、アイデアの具現化・商品化を目指します。
募集概要
応募資格
区内在住の小中学生(区内事業所にお勤めの方のお子さまも含める)もしくは区内小中学校に通う生徒
※個人又はチームでの参加。チームの場合、人数は6人以内としてください。
※小中学生混合チームや異なる学校の混合チームも可。
募集テーマ
テーマ:「未来にあったらいいなと思うもの」
(1)自分・家族・友人など身の回りの人の生活に役立つもの、便利なもの
(2)地域・社会・環境の課題を解決するもの
例えば、
・顔に付けると、体温により色が変化するマスク
・詐欺の電話かどうかを判別する声の解析システム
・プラスチックごみを発電エネルギーに変えられる装置
審査基準:「新規性」「実現性」「社会性」など
アイディア募集期間
令和2年9月1日(火曜日)から令和2年10月23日(金曜日)まで
詳しくは:https://www.city.itabashi.tokyo.jp/bunka/monodukuri/support/1023747.html
●第13回技能継承フォーラム(令和3年1月22日)は盛会裡に開催されました!
第13回技能継承フォーラム
「ものづくり技能継承の現状と展望」
日時:令和3 年1 月22 日(金) 14:30~17:20
会場:理化学研究所 和光研究所 生物科学研究棟S311 大セミナー室
産業界では,団塊の世代の大量退職に伴ってものづくり現場からのノウハウ消失が懸念されています.この課題は我が国におけるものづくりの根幹を支える中小企業において特に深刻といえます.本シンポジウムは,理化学研究所と産業技術総合研究所とが2009 年3 月まで合同で実施して参りました,「中小企業基盤技術継承支援事業」の成果普及の一環として企画致しましたもので,今日の技能・技術継承の動向や課題に対しての位置づけを議論するとともに,かかる技能・技術継承手法の改良・発展へ向けた展望と最近の取り組み事例,そして特に継承が難しい特殊加工や難削材加工の現状と動向について紹介することを目的としています.さらに,2012 年度から東京都板橋区と連携して,ものづくり技術継承および産業集積化に向けた新たなる研究,支援活動について紹介することで,今後の事業への取り組みへ反映することを狙いとしています.今回のフォーラムでは,理化学研究所における技能継承・AI ものづくり研究の流れについて解説するとともに,AI のものづくりへの応用,技能を意識したものづくり研究の最新動向についての話題を取り上げ,議論を深めることを狙っています.
プログラム (司会・進行:東京都市大学/理化学研究所 亀山 雄高 氏)
14:30~14:35 開会の挨拶 理化学研究所 大森 整 氏
14:35-14:40 来賓挨拶
第一部:AIのものづくりへの応用
14:40-15:10 「理化学研究所における技能継承・AIものづくり研究の流れ」
理化学研究所 大森 整 氏
15:10~15:55 「AIを応用した研究紹介」
北海道大学/理化学研究所 山本雅人 氏
15:55~16:10 休憩
第二部:技能を意識したものづくり研究
16:10~16:40 「摺動面テクスチャリング きさげから先進加工まで」
産業技術総合研究所 是永 敦 氏
16:40~17:10 「スピニング加工における加工原理の結晶組織学的解明」
産業技術総合研究所 権藤 詩織 氏
17:10~17:20 総括および閉会の挨拶 産業技術総合研究所 梶野 智史 氏
●第12回技能継承フォーラム(令和2年1月17日)は盛会裡に開催されました!
第12回 技能継承フォーラム
「ものづくり技能継承の現状と展望」
日時:令和2年1月17日(金) 13:00~17:20
会場:理化学研究所 和光研究所 統合支援施設大会議室
産業界では,団塊の世代の大量退職に伴ってものづくり現場からのノウハウ消失が懸念されています.この課題は我が国におけるものづくりの根幹を支える中小企業において特に深刻といえます.本シンポジウムは,理化学研究所と産業技術総合研究所とが2009年3月まで合同で実施して参りました,「中小企業基盤技術継承支援事業」の成果普及の一環として企画致しましたもので,今日の技能・技術継承の動向や課題に対しての位置づけを議論するとともに,かかる技能・技術継承手法の改良・発展へ向けた展望と最近の取り組み事例,そして特に継承が難しい特殊加工や難削材加工の現状と動向について紹介することを目的としています.さらに,2012年度から東京都板橋区と連携して,ものづくり技術継承および産業集積化に向けた新たなる研究,支援活動について紹介することで,今後の事業への取り組みへ反映することを狙いとしています.今回のフォーラムでは,生化学・細胞工学とエンジニアリングの融合や,ものづくりへのAI適用の最新動向についての話題を取り上げ,議論を深めることを狙っています.
プログラム (司会・進行:東京都市大学/理化学研究所 亀山 雄高氏)
13:00~13:05 開会の挨拶 理化学研究所 大森 整氏
13:05~13:15 ご来賓あいさつ
第一部:新領域における技能・ノウハウ ~マイクロ流体工学と細胞工学の融合~
13:15~14:15 「微細構造によるマイクロスケール流れと電場制御−1細胞分析への応用」
理化学研究所 新宅 博文 氏
14:15~15:00 「ハイドロゲルのマイクロ加工技術による細胞組織およびバイオセンサの構築」
東京工業大学 倉科 佑太 氏
15:00~15:20 休憩
第二部:ものづくり技能継承の最新動向
15:20~16:20 「センシングと熟達者知見の連携によるこれからのものづくり」
株式会社LIGHTz 堀越 龍彦 氏
16:20~17:05 「ものづくりにおけるAI活用の問題点整理と、加工や製造を軸足にしたAI技術活用」
産業技術総合研究所 山下 健一 氏
17:05~17:20 総括および閉会の挨拶 産業技術総合研究所 梶野 智史 氏
●第11回技能継承フォーラム(平成31年1月18日)は盛会裡に開催されました!
第11回 技能継承フォーラム
「ものづくり技能継承の現状と展望」
日時:平成31年1月18日(金) 13:00~17:10
会場:理化学研究所 和光研究所 統合支援施設大会議室
産業界では,団塊の世代の大量退職に伴ってものづくり現場からのノウハウ消失が懸念されています.この課題は我が国におけるものづくりの根幹を支える中小企業において特に深刻といえます.本シンポジウムは,(独)理化学研究所と (独)産業技術総合研究所とが2009年3月まで合同で実施して参りました,「中小企業基盤技術継承支援事業」の成果普及の一環として企画致しましたもので,今日の技能・技術継承の動向や課題に対しての位置づけを議論するとともに,かかる技能・技術継承手法の改良・発展へ向けた展望と最近の取り組み事例,そして特に継承が難しい特殊加工や難削材加工の現状と動向について紹介することを目的としています.さらに,2012年度から東京都板橋区と連携して,ものづくり技術継承および産業集積化に向けた新たなる研究,支援活動について紹介することで,今後の事業への取り組みへ反映することを狙いとしています.今回のフォーラムでは,今回のフォーラムでは,IoT やAI とものづくりとの連携や,あらたな技能可視化・蓄積へ向けた取り組みについて,最新技術の動向にふれ,議論を深めることを狙っています.
プログラム (司会・進行:東京都市大学/理化学研究所 亀山 雄高氏)
13:30~13:35 開会の挨拶 理化学研究所 大森 整氏
13:35~13:50 ご来賓あいさつ 東京都板橋区 長谷川吉信氏,ものづくり指南塾/前橋商工会議所 梶 徹也氏
第Ⅰ部:技能可視化・蓄積の最新動向
13:50~14:30 「生産加工現場での活用を視野に入れた技能情報収集ツールの提案」
理化学研究所 大森 整氏
14:30~15:00 「AR(VR)を用いた作業指示提示技術」
産業技術総合研究所 岩本和世氏
15:00~15:20 休憩
第Ⅱ部:新たなる生産技術の流れ
15:20~16:05 「ディープラーニングを用いたダイヤモンド砥石の加工性能評価」
佐世保工業高等専門学校 坂口彰浩氏
16:05~16:50 「最新研削加工動向」
株式会社岡本工作機械製作所 西上和宏氏
16:50~17:10 総合討論
17:10~17:20 総括および閉会の挨拶 産業技術総合研究所 梶野智史氏
●第36回テクニスト研究会(平成30年2月23日)は大盛会となりました!
第36回テクニスト研究会
日 時:平成30年2月23日(金) 10:00~17:30 (交流会 17:30 ~ 19:00)
会 場:板橋区立文化会館小ホール(2F)・4F大会議室
小ホール
10:00~10:15 開会の挨拶
坂本 健 板橋区長
大森 整 会長
10:15~11:00 第10回岩木賞贈呈式
審査経過説明 審査委員長
岩木賞贈呈
総評:藤井 進 氏(NPS表彰顕彰部門長、神戸大学名誉教授)
受賞者挨拶、記念撮影
11:00~11:45 記念講演1(岩木賞優秀賞)
大塚電子株式会社 岡本宗大氏
「反射分光干渉法を用いた三次元形状体へのコーティング厚みの非破壊測定」
11:45~12:30 記念講演2(岩木賞事業賞)
株式会社アントンパール・ジャパン グウェン ボロレ氏
「PVDコーティング膜の品質管理法の確立と普及」
12:30~13:30 -休憩・昼食(60分)-
4F大会議室
13:30~13:45 理研シンポジウム・ベンチャーフォーラム合同開催趣旨
株式会社リバネス 丸 幸弘氏
13:45~14:30
第一部 記念講演3(岩木賞国際賞・事業賞)
カリフォルニア大学サンタバーバラ校 教授 中村 修二氏
「紫色LEDを使った太陽光に近い白色LED
-起業と実用化の流れ、次世代の光への挑戦-」
14:30~15:20
第二部 パネルディスカッション
「地域におけるベンチャー創出・支援システムの意義について」
株式会社リバネス、SORAA Inc(創業者:中村修二先生)、日本特殊光学樹脂株式会社、帝京大学、板橋区(坂本 健 区長)
15:20~15:35 休憩
15:35~16:25
第三部 成果報告会「町工場・ベンチャー連携の成果発表」
1)区内町工場×国内ベンチャー(帝京大学発ベンチャー)
『板橋を医工連携先端地域へ!』
2)区内町工場×国外ベンチャー(日本特殊光学樹脂㈱とベンチャーの連携事例)
『町工場は世界のものづくりプラットフォームへ!』
3)区内町工場×地域の研究所(大森素形材工学研究室と区内企業との連携事例)
『科技ハブ連携による発明技術の実用化、事業化』
理化学研究所 大森素形材工学研究室 大森 整氏
16:25~17:00
第四部
ベンチャーピッチ「町工場・ベンチャー連携創出のための交流を目指して」
10社よりショートプレゼンテーション
17:00~17:10 閉会の挨拶
熊谷 泰 副会長(トライボコーティング技術研究会)
17:10~17:30 企業展示コーナー参観・合同交流会設営
●第10回技能継承フォーラム(平成30年1月19日)は盛会裡に開催されました!
第10回 技能継承フォーラム
「ものづくり技能継承の現状と展望」
日時:平成30年1月19日(金) 13:00~17:10
会場:理化学研究所 和光研究所 大河内記念ホール
産業界では,団塊の世代の大量退職に伴ってものづくり現場からのノウハウ消失が懸念されています.この課題は我が国におけるものづくりの根幹を支える中小企業において特に深刻といえます.本シンポジウムは,(独)理化学研究所と (独)産業技術総合研究所とが2009年3月まで合同で実施して参りました,「中小企業基盤技術継承支援事業」の成果普及の一環として企画致しましたもので,今日の技能・技術継承の動向や課題に対しての位置づけを議論するとともに,かかる技能・技術継承手法の改良・発展へ向けた展望と最近の取り組み事例,そして特に継承が難しい特殊加工や難削材加工の現状と動向について紹介することを目的としています.さらに,2012年度から東京都板橋区と連携して,ものづくり技術継承および産業集積化に向けた新たなる研究,支援活動について紹介することで,今後の事業への取り組みへ反映することを狙いとしています.今回のフォーラムでは,前橋商工会議所や九州大学,石川県内企業との連携,光熱エネルギー創出にかかる研究分野との連携,医工連携に向けた新しい加工技術の動向を含め,議論に供することを狙っています.
プログラム (司会・進行:東京都市大学/理化学研究所 亀山 雄高氏)
13:00~13:05 開会の挨拶 理化学研究所 大森 整氏
13:05~13:10 技能継承フォーラム開催への期待と展望 東京都板橋区 長谷川吉信氏
13:10~13:15 技能継承フォーラム開催に寄せて ものづくり指南塾/前橋商工会議所 橋本 勝氏
13:15~13:20 技能継承フォーラム開催にあたり 石川県在名企業産業交流研究会 木村茂樹氏
第Ⅰ部:地域連携、分野連携
13:20~13:50 「ピコテクノロジー創成に向けた方向性」 理化学研究所 大森 整氏,九州大学 黒河周平氏
13:50~14:25 「熱機関の設計と技能継承の難しさ」 株式会社ダ・ビンチ 東 謙治氏
(元 光熱エネルギー電力化研究チームリーダー)
14:25~15:00 「人工知能と自動作曲システムについて(仮)」 東京都市大学 大谷紀子氏
15:00~15:15 休憩
第Ⅱ部:新たなる生産技術の流れ
15:15~16:15 「ここまできた医工連携---機能創成加工が医療・バイオ産業に果たす役割---」
東北大学大学院医工学研究科 厨川常元氏
16:15~16:50 「高信頼性ものづくりのための残留応力予測,検査技術の開発について」
産業技術総合研究所 本山雄一氏
16:50~17:00 ディスカッション 理化学研究所 大森 整氏
17:00~17:10 総括および閉会の挨拶 産業技術総合研究所 岡根利光氏
●第9回技能継承フォーラム(平成29年1月20日)は盛会裡に開催されました!
●第8回技能継承フォーラム(平成28年1月19日)は盛会裡に開催されました!
●第7回技能継承フォーラム(平成27年1月19日)は盛会裡に開催されました!
●第6回技能継承フォーラム(平成26年1月17日)は盛会裡に開催されました!
●第5回技能継承フォーラムは盛会裡に開催されました。
第5回 技能継承フォーラム
「ものづくり技能継承の現状と展望」
主催:(独)理化学研究所 基幹研究所 大森素形材工学研究室
協賛:(独)産業技術総合研究所,東京都板橋区,(社)板橋産業連合会
日時:平成25年1月21日(月) 13:00~17:00
会場:(独)理化学研究所 和光研究所 BSI池の端研究棟 3階会議室
産業界では,団塊の世代の大量退職に伴ってものづくり現場からのノウハウ消失が懸念されています.この課題は我が国におけるものづくりの根幹を支える中小企業において特に深刻といえます.本シンポジウムは,(独)理化学研究所と (独)産業技術総合研究所とが2009年3 月まで合同で実施して参りました,「中小企業基盤技術継承支援事業」の成果普及の一環として企画致しましたもので,今日の技能・技術継承の動向や課題に対しての位置づけを議論するとともに,かかる技能・技術継承手法の改良・発展へ向けた展望と最近の取り組み事例,そして特に継承が難しい特殊加工や難削材加工の現状と動向について紹介することを目的としています.さらに,2012 年度から東京都板橋区と連携して板橋産業連合会主催で実施しております,ものづくり技術継承に向けた新たなる活動についても紹介することで,今後の事業への取り組みへ反映することを狙いとしています.
プログラム
13:00~13:10 開会の挨拶 理化学研究所 大森 整氏
13:05~13:15 技能継承フォーラム開催に寄せて 東京都板橋区 有馬 潤氏
13:15~14:15 『日本のモノ造りに不可欠な技能伝承とデジタル化』
豊橋技術科学大学 武藤 一夫氏
14:15~15:15 『原子力発電所と技術継承問題』
原子力コンサルタント 佐藤 暁氏
15:15~15:25 休憩
15:25~16:10 『大学でものづくり技能教育に携わって』
早稲田大学 高橋 清氏
16:10~16:35 『対話的作業支援のための映像提示技術』
産業技術総合研究所 岩本 和世氏
16:35~16:55 『電子ビーム描画装置の紹介とその技術継承に関する雑感』
理化学研究所 上柿 順一氏
16:55~17:00 総括および閉会の挨拶 産業技術総合研究所 岩本 和世氏
●第4回技能継承フォーラムは盛会裡に開催されました。
第4回 技能継承フォーラム「ものづくり技能継承の現状と展望」
主催:(独)理化学研究所 基幹研究所 大森素形材工学研究室
協賛:(独)産業技術総合研究所
日時:平成24年1月24日(火) 13:00~17:15
会場:(独)理化学研究所 和光研究所 於 BSI池の端研究棟 3階会議室
産業界では,団塊の世代の大量退職に伴ってものづくり現場からのノウハウ消失が懸念されています.この課題は我が国におけるものづくりの根幹を支える中小企業において特に深刻といえます.本シンポジウムは,(独)理化学研究所と (独)産業技術総合研究所とが2009年3月まで合同で実施して参りました,「中小企業基盤技術継承支援事業」の成果普及の一環として企画致しましたもので,同プロジェクトで結論付けた技能継承支援手法について,今日の技能継承の動向や課題に対しての位置づけを議論するとともに,改良・発展へ向けた展望と最近の取り組み事例について紹介し,技能継承が特に困難である難加工材や複雑形状加工,分析手法,特殊・特定技術にスポットを当て,さまざまな観点から解決・改善の糸口となる議論を進めるべく本フォーラムを企画致しました.
プログラム
13:00~13:10 開会の挨拶
独立行政法人理化学研究所 大森素形材工学研究室主任研究員 大森 整氏
13:10~14:25 『伝統産業工学の創成‐伝統を見るとみらいが見える』
京都工芸繊維大学 濱田 泰以氏
14:25~15:05 『児童のための"ものづくり教室"の実践』
茨城大学 伊藤 伸英氏
15:05~15:20 休憩
15:20~16:00 『とちぎの次世代酒造技術者育成への取り組み』
栃木県産業技術センター 岡本 竹己氏
16:00~16:30 『研削・切削加工技術におけるノウハウ事例』
独立行政法人理化学研究所 大森 整氏
16:30~17:00 『技能継承支援ツール「鍛造テンプレート」の開発と普及活動に
ついて』
独立行政法人産業技術総合研究所 梶野 智史氏
17:00~17:15 総括および閉会の挨拶
【フォーラムお申し込み様式】
返信先:tech@techni.st
ご芳名(ふりがな)
ご所属
お肩書
ご住所 〒
連絡先 TEL
FAX
その他希望事項等
TECHNIST (c) All Rights Reserved 2009-