この記事では、「めくり」を使った学習について紹介しています。めくりの使い方は、こちらで詳しく説明しています。先生がめくる場合と生徒がめくる場合で、めくりの手順が少し違うので、それもチェックしておくといいと思います。
下のアンケートでは、この記事の評価や質問、感想をぜひ教えてください。今後の活動の参考にしていきます。先生方の実践についても、ぜひ教えてください。
「めくり」は文字を隠せるふせんのようなものです。「見る」「指す」でタップすると、めくったり閉じたりできます。この機能を使って文字を隠すことでいろいろなことができます。
まず、プレゼンのアニメーションとして使用できます。めくりを順番にめくりながら説明すれば、PowerPointと同じように使えます。PowerPointよりも、資料を生徒に共有しやすいこともMetaMojiの特長です。
答えの上にめくりを貼っておくと、ワンタップで答えを表示させられます。先生が板書しなくてよくなるので、授業が円滑に進みます。国語の長い記述問題の解答例を出すときや、数学の途中式もワンタップで表示できるので楽です。一つの解答を複数のめくりで隠せば、解説に合わせて順番に見せられます。他にも、古典や英語の訳を表示や、歴史や理科の重要語句の穴埋め問題の答え合わせなどでも使えそうです。
答え合わせのときと同じように、ヒントにめくりを貼っておけば、生徒にヒントを出せます。ヒントが必要なければ、タップしなければいいので、必要に応じて使えます。
教科書や単語帳などの「写真を追加」しておいて、その上にめくりを貼ると簡単に暗記ノートを作れます。生徒にこの機能を教えておけば、自分で暗記ノートを作って学習できます。(写真の追加方法はこちら)
ただし、現状(2020/12/22)では、生徒が作った暗記ノートをクラスで共有することはできません。というのも、Aさんが作っためくりを、Bさんはめくれないからです。生徒同士で暗記ノートを共有できるように、MetaMoJi様にお願いしていますので、今後できるようになるかもしれません。
「ノートとして一単元のプリントをまとめて配ると、授業時間外で全部やってしまう生徒がいます。進度を合わせるために、授業の度にノートにページを追加しているんですが、面倒です」というご意見をいただきました。
こちらもめくりを使えば解決できます。ページの上に大きいめくりを貼っておけば、生徒は問題を見られません。授業のときに、先生がめくりをめくると問題が表示される、ということです。これなら、授業の度に何度もページを追加する必要がありません。