この記事では、GoogleフォームやMicrosoft Formsを使って小テストをする方法を紹介しています。同じサイトでアンケートする方法は、こちらで紹介しています。
下のアンケートでは、この記事の評価や質問、感想をぜひ教えてください。ご感想は、今後の活動の参考にしていきます。ご質問は、このページにて回答していきます。
GoogleフォームやMicrosoft Formsのようなサイトを使って小テストをする一番のメリットは、採点と集計が自動であるということです。生徒のテストの採点にはかなりの時間が取られるものですが、この方法でテストを出せば、採点時間は0分になります。さらに、解答が自動集計されるので、間違いの多い問題やテストの平均点が一目でわかるようになります。手作業で生徒のテストを一枚ずつチェックして、間違いの傾向を分析しなくても、ボタン一つでそれらのデータが見られるのです。
注意点①:Googleフォームを使うには、Googleアカウントが必要です。
注意点②:岐阜県の先生の公務用パソコンでできることは、「テストの新規作成」「テストの解答」「スコアの確認」です。できないことは、「テストの編集」「生徒の解答の確認」です。
注意点③:生徒が解答するのに問題はありません。
1、「Googleフォーム」と検索する。
2、パーソナルで「Googleフォームを使ってみる」をクリックする。
3、新しいフォームの作成。
4、右上の歯車マーク「設定」をクリックして「テスト」を選択。
5、「テストにする」をオンにして、保存。
6、問題を作る(詳細は下のサイトで)。
★詳しいテストの作成方法はこちらをご覧ください。
1、解答する。
2、「送信」ボタンをクリックする。
3、「スコアを表示」をクリックする。
4、点数や解答、フィードバックが見られる。
テストの配布方法は、3パターンです。
〇「送信」ボタンを押して、出てきたURLをQRコードにして、プリントに貼り付け、配布する。(QRコードにする方法はこちら)
〇「送信」ボタンを押して、出てきたURLをコピーして、MetaMoJiのシートに貼り付け、配布する。
〇Googleサイトに貼り付ける。5のテストのサンプルはこの方法です。
1、「Microsoft Forms」と検索する。
2、サインインする。(岐阜県の先生は全員アカウントを持っています。pから始まるメールアドレス&そのパスワードです)
3、「新しいクイズ」をクリックする。
4、問題を作る。
★詳しいテストの作成方法はこちらをご覧ください。
1、解答する。
2、「送信」ボタンをクリックする。
3、「結果の表示」をクリックする。
4、点数や解答、フィードバックが見られる。
テストの配布方法は、3パターンです。
〇「共有」ボタンを押して、□が三つのアイコンをクリックすると、QRコードが出来る。それをプリントに貼り付ける。
〇「共有」ボタンを押して、出てきたURLをコピーして、MetaMoJiのシートに貼り付け、配布する。
〇Googleサイトに貼り付ける。9のテストのサンプルはこの方法です。
7の手順に従って、テストを受けてみてください。上の問題と全く同じ問題です。フィードバックは、こちらは四通りありますが、一回しか解答できません。
私にとって一番大きな違いは、公務用パソコンで使えるかどうかです。Microsoft Formsは公務用パソコンで使えるので、小テストはすべてこちらで作っています。そのほかに、Googleフォームは選択肢に画像を載せられる、Microsoft Formsは不正解のときの解説を分けて書ける、などの些細な違いはありますが、使ってみた感じはほとんど同じです。
最後になりますが、先生方は小テストをどのように行っていますか。下のアンケートで教えてください。
このほかにも便利なアプリやサイトを紹介しています。おすすめの記事はこちら→ インターネットサイトを見せる ・ アンケート
「Quiz Generator」というクイズ作成サイトについても紹介しておきます。こちらは「小テストにかかる仕事時間を短縮する」サイトではなく、作成に時間はかかるが、生徒の勉強において、非常に効果的なテストを作成できるサイトです。お時間のある先生は、使ってみてください。
このサイトの特徴は、オプションと設問の形式が充実していることです。上記の二つのサイトよりも複雑ですが、フィードバックの能力が非常に高いです。まず、オプション機能について説明します。
【モード】出題の仕方を解答者が選べるようになる。「マスターモード」では、不合格の問題のみを出題する「攻略開始」や、間違った問題だけを出題する「弱点克服」、すべての問題を出題する「ランダム出題」を選択できる。「ノーマルモード」では、解答者の過去の正誤状況とは関係なく、製作者が作った通りの順に問題が出題される。
【レイアウト】問題の種類や好みに合わせて、レイアウトが設定できる。「通常レイアウト」では、問題文が上、選択肢が下に表示される。「モード」で「ノーマルモード」を選択したときのみ、「試験レイアウト(横書き)」と「試験レイアウト(縦書き)」が選択できる。「横書き」では、問題文が左、選択肢が右に表示され、「縦書き」では、縦書き表示になり、問題文が右、選択肢が左に表示される。
そのほかにも、問題開始時にメッセージを出せたり、出題数や出題順、合格点、効果音の有無、設問ごとの正誤表示が設定できたりする。
次に、設問の作成においては、「択一問題」「画像択一問題」「〇×問題」「記述」などの13種類の出題形式がある。問題文や選択肢の編集では、フォントや文字サイズ、ルビ、下線などの設定ができる。
お使いになった先生は、ぜひ感想を聞かせてください。