え? 本当に?
もう一度聞くよ。
山や川(河)について書かれていることや、戦いで大きな城(都)が壊れて、くさむらになっていることが似ていますね。要は、描かれている場所の様子がとてもよく似ているんだね。これはね、芭蕉さんが、わざと『おくのほそ道』の平泉を「春望」の景色と似せて書いたんです。
また、どちらにも白髪の人が出てきますね。ここから、曽良の俳句が連想されてきたのかな。
大自然の偉大さ
日本の武士のすばらしさ
家族の大切さ
盛者必衰のはかなさ