この実験教室は平成30年電子情報通信学会総合大会の企画の一つになります。本大会では東京電機大学と協力した、無料で参加できる企画がいくつもあり、小中高生だけでなく一般の方も参加できます。ものづくり科学実験室の受付でお渡しする名札で参加できますので、最先端の研究者による講演や施設も是非ご覧ください!
【概要】情報化が高度に進んだ超スマート社会では,3Dプリンターを主体とするAM(アディティブマニュファクチャリング)技術が,高付加価値製品のものづくりに重要な役割を果たすと期待されています.高精度かつ高機能な金型,航空機のジェットエンジンや機体の部品製造,眼球や血管などの人工臓器の創出,複雑な超微細形状物体の造形等々が,金属やセラミックス,さらには生体に近い特性を有するゲル等の種々の材料を用いて,AM技術により実現されます.本セッションでは,普段見たり聞いたりすることができない,種々の材料を用いた最先端のAM技術について,各分野の第一人者の方々にご講演いただきます.また,東京電機大学ものづくりセンター千住の見学会を行い,その中で金型加工のための金属3Dプリンターも紹介します.
【セッション】
東京電機大学の新しい施設(2017年4月開設)である「ものづくりセンター」を見学します。金属3Dプリンタ、放電加工機、5軸マシニングセンタ、3軸高 精密マシニングセンタ、レーザ加工機などを予定しています。参加人数に上限があることを,あらかじめご了承下さい。
DeepZenGo開発者である加藤英樹氏による講演です。進歩が著しい囲碁ソフトの現況と、それを可能にした2つのdeep convolutional neural networkが 囲碁ソフトの中でどう使われているか、それによって囲碁ソフトがどう変わったかについて解説します。参加人数に上限があることを,あらかじめご了承 下さい。