当協議会は、垂水区内にある自治会の相互の連絡を強め、親睦を図りながら、住民共同の利益増進とまちの発展を目的とした自治組織です。自治会を代表して市や県に要望を伝えたり、神戸市全体の自治会連絡協議会への参加を通じて、垂水区の意見を届けたりするなどの活動をしています。本会に加入いただきますと、毎年秋ごろ実施しております「垂水区住民自治組織代表者と区長との懇談会」において、当日、行政に対して要望等の発言ができる(非加入の場合は出席できません。)ほか、その後に開催する自治会相互の情報交換会にご参加いただけます。
また、年に1回、当協議会の会報を作成し、未加入の皆様にもお送りしております。加入をご検討されている自治会の方は、会報をご一読の上、事務局長まで、お問合せ下さい。
▼昭和16年7月 明石郡垂水町が神戸市に合併(須磨区に編入)
▼昭和21年11月 垂水区が新設される
▼昭和22年3月 明石郡伊川谷村、櫨谷村、押部谷村、玉津村、平野町、神出村、岩岡村の各村が神戸市に合併(垂水区に編入)
▼昭和40年代 団地造成に伴う人口増とともに、多くの自治組織が設立される
▼昭和56年 垂水区自治会連絡協議会を結成
▼昭和57年8月 西神地区が西区として分区
▼昭和60年代 自治組織数が約400団体となる
▼平成7年1月 阪神・淡路大震災
▼令和元年12月 リノベーション・神戸第2弾が公表される
垂水区が新設された当時は、旧村の財産区(※)が自治組織の役割を担っておりました。
垂水区の自治組織の設立時期をみると、団地造成が盛んだった昭和40年代に、半数近くが設立されています。
神戸市の自治会連絡協議会の設立に先立ち、住民の多様な意識や要求に答えるとともに、区内の自治組織の連絡や情報交換を行うため、昭和56年のはじめに垂水区自治会連絡協議会が発足しました。
昭和60年当時の垂水区の自治会・町内会は届出されているものだけで、約400団体と市内で最も多く、連合会・協議会も20を数え、その沿革や態様も様々でした。
近年、設立から数十年以上経過した自治組織の中には、高齢化や後継者不足により解散するところも出てきておりますが、舞多聞地区のように若い世代の増加とともに新しく自治会が設立されている地域もございます。
※【財産区】とは
かつて集落で活用していた山林やため池などの不動産を管理運営する特別地方公共団体。明治~昭和の市町村大合併で、資産を守るため設置された。県内には500以上の財産区があり、神戸市の157は自治体の中で全国有数という。
●垂水区内は万葉集にも歌われているような歴史のある地域や、昭和30年代から開発が始まったニュータウン群、リノベーションにより変貌しつつある垂水駅前、古き良き人情が残る地域など、多様な地域文化で構成されています。
●多世代で住み続ける住民も多く、まちづくりには住民が主体となって様々な地域団体が活動を支えており、ふれあいのまちづくり協議会などと協力しながら「夏祭り」や「餅つき大会」などの季節行事や、防災訓練などを行っている自治会もあります。
●近年、新たに自治会が立ち上がっている地域もありますが、他区と同様にニュータウンの再生化や地域の高齢化といった課題もございます。
●多聞台団地の再生・活性化や塩屋地区のコミュニティバス「しおかぜ」の運行開始など、行政と地域住民が「住みたい 住み続けたいまち垂水」(平成28年区計画策定)に向けて活動しています。
●さらに、平成30年から自治会の運営に資するため、各自治会が持っているノウハウや知識・経験・疑問などの情報交換の場を開催しております。
東灘区自治会連絡協議会
灘区自治会連絡協議会
葺合地区自治会連絡協議会
生田自治連合会
兵庫区自治会連絡協議会
北区連合自治協議会
長田区自治会連絡協議会
須磨区自治会連合会
西区自治協議会