ベルギー・ブリュッセルの北約10km
田園風景が広がる長閑な街「ラムスドック」。ここから私たちのトリュフチョコを世界にお届けしています。
ベルギーチョコレートの話の前に簡単なチョコレートの歴史から・・・
時は1502年(日本は戦国時代のころ)。コロンブスが中央アフリカに着いた時、現地の人々がカカオを大切にしていたという記録があります。ただ、そのチョコがいつヨーロッパに伝わったかという正確な記録は無いようです。
チョコレートは聖職者や商人により、スペインに伝わったとされています。それは滋養の為の薬とされたかなり苦いものだったようです。スペイン人はこれに蜂蜜を入れ、更に砂糖を入れ甘くすることで普及していきます。
スペインは100年もの間、チョコレートを門外不出としてきましたが、1600年代にはイタリア、フランスに伝わり始めたようです。1650年代にはロンドンにホットチョコレートを出すチョコレートハウスができ、裕福な人達の社交場として繁盛したようです。
17世紀、ルイ15世時代の外交官のプレシス・プララン(Plessis-Praslin)のシェフのクレマンによってアーモンドに砂糖をコーティングした菓子が作られました。プラランはこの菓子を大変に気に入り、自分の名前(peaalin =プラリン=プラリネ)を付けたとされ、のちに一粒チョコレートの総称となります。プラリネの発明はチョコレート発展史上
の大発明なのです。
お待たせ致しました、ベルギーチョコの登場です。
フランスやイギリスがカカオを潤沢に供給できる植民地を有していたのに対し、コンゴから上質のカカオを少量調達できるに留まり、自前で必要な量を調達するとはできなかったベルギー。カカオの多くは他の国から仕入する事になりました。しかしこの弱点をベルギーのチョコ職人達は努力で克服します。味・香りの異なる多種のカカオをブレンドして、より好ましい味・香りに仕上げる技術を向上させ、他国にない風味豊かな美味しいチョコを作り上げることに成功しました。また、フランスで生まれたプラリネを上手く応用し、チョコレートのフィリング(中身)に使った事なども考えられます。ベルギーのチョコが世界の最高水準にあるのはこのような歴史があるようです。
その他にもベルギーチョコにはおいしさの秘密があります。
●カカオを15~18ミクロンと他より細かく粉砕して使用する。
●他国よりカカオの含有率が高い。
●2007年から呼称が保護され「ベルギーチョコレート」と呼べるのは、ベルギーで作られたものだけ。
(出典:VISIT FLANDERS)
トリュフはキャビアやフォアグラと並ぶ世界三大珍味ですが、通常トリュフチョコにトリュフは入っていません。トリュフチョコは形状が黒トリュフに似ていることから名がついたものです。
球状に丸めたガナシュ(チョコレートと生クリームを混ぜたもの)をチョコレートでコーティングし更にココアパウダー等をまぶしたものをトリュフチョコレートと呼んでいます。(一部にトリュフを混ぜ合わせたトリュフチョコも存在します)
ちなみにガナシュ(ganache)は英語で・フランス語で「のろま」と言う意味もあります。見習いのパティシエが溶かしたチョコレートにうっかり生クリームをこぼしたとき親方がganache!(のろま)怒鳴ったたがそのチョコがおいしかったのが語源という説もあります(所説あり)
ベルギーのトリュフは最高品質のベルギーチョコをくちどけが良くまろやかに仕上げたものです
ルメトルはベルギーのトリュフチョコ専門メーカー。良質のベルギーチョコをくちどけがよくまろやかなトリュフチョコレートに仕上げました。世界中に輸出されるベルギートリュフチョコの定番です。
217-11 カカオトリュフ・バロティン 175g
ルメトルのオリジナルトリュフ。ほろ苦いココアがコーティングされたリッチでクリーミーな風味です。ミルクティーとお召し上がり頂くと格別です。
217-28 キャラメルトリュフ・バロティン 175g
キャラメル味のトリュフチョコレートです。お口の中にクリーミーな風味が広がります。
217-24 フレンチトリュフ・バロティン 175g
植物性油脂とキメ細かいココアパウダーを使ったなめらかな食感はライトテイストがお好みのお客様におすすめのトリュフチョコレートです。
217-18 マール・ド・シャンパーニュトリュフ・バロティン175g
マールドシャンパーニュはシャンパーニュ地方で知られるブランデ―。樽熟成による深い味わいが特徴です。チョコレートとの相性の良さには定評があります。
217-20 カプチーノトリュフ・バロティン 175g
ホワイトフレークチョコでカプチーノ味のトリュフチョコを包みました。上品な甘みのホワイトチョコと香ばしいカプチーノチョコがお口の中でとろけます。
217-12 フレークトリュフ・バロティン 175g
程よい甘さのフレークチョコでコーティングしました。豊潤でクリーミーなトリュフチョコです。奥深い風味をお楽しみください。
217-27 ダークチョコフレークトリュフ・バロティン 175g
ビターなフレークチョコでコーティングしました。濃厚でほろ苦い大人好みのトリュフチョコレートです。ブラック珈琲とご一緒にいかがでしょうか。
画像はイメージです