近鉄蟹江駅南の宝地区は、今や名古屋の中心地となった名古屋駅まで近鉄の準急、急行電車で10分、各駅の普通電車で15分と通勤通学の交通利便性が極めて高い地区であります。また、2027年にはリニア新幹線の開業が予定され、その経済的波及効果も大いに期待できる地区でもあります。しかしながら、現状は地区の過半が市街化調整区域にあり、農地と住宅、工場、駐車場などが混在している状況にあります。
また、今後少子高齢化、人口減少時代を迎えるにあたり蟹江町の人口は、2045年には約5,000人も減少すると言われており、この人口減少に歯止めをかけることが蟹江町の大きな課題となっております。
そのような状況の中、宝地区住民の方々から宝地区の市街化と新しい時代のまちづくりを望む声が年々高まってきており、私共は平成28年7月から有志が集まり、勉強会からその活動を開始いたしました。そして、平成30年1月より検討委員会に改組し、宝地区まちづくり活動を行っております。
私共のまちづくりは、宝地区に限定するものではなく、その周辺地区にも広がることを目指しており、その活動においては誰でも参加できる組織であります。
皆様方のまちづくり活動へのご参加とご支援、ご協力を何卒よろしくお願い申し上げます。
宝地区まちづくり検討委員会
会長 吉田完治