「受けた恩恵を次の者へ」大好きな漫画の言葉です。
私が千葉に来て間もない頃、住む家さえも失う窮地に立たされました。
その時に手を差し伸べてくれたのが袖ケ浦の方々です。
あれから12年、私が受けた忘れられない恩恵をこの袖ケ浦に返す時が来ました。
県内の多くの市町村で人口が減少している中、袖ケ浦市の人口はこの10年で4000人以上増えています。(世帯数も10年で4600世帯以上増。)これは袖ケ浦市の魅力、ポテンシャルを証明していると言えます。
私を含め、この袖ケ浦市を永住の地にしようという人たちが年々増えているのです。
先代が作ってきた素晴らしい袖ケ浦を我々世代が受け継ぎ更に魅力ある街に発展させ、そして次世代へ。
「同行二人」四国巡礼者が弘法大師空海と一緒にあるという意味です。子供も大人も誰一人見捨てない、見逃さない、置いていかない。12年前たった一人だった私を袖ケ浦の人たちが救ってくれたように。
故 小川直久氏(日本プロサーフィン連盟副理事長)に捧ぐ
私のサーフィンの師匠、故 小川直久プロ。日本のサーフィン界に多大な貢献をしたのは言うまでもなく、いつも一緒にサーフィンしてくれた私のサーフィン人生の全てでした。自分の目の前に最高の波が来ても「この波良いよ!ゴー!ゴー!」と他の人に譲る。みんなに良い波に乗って欲しい。自分よりも他人、「利他」を体現する人でした。
私は天国にいる彼に誇れるよう人生を賭けて今回の挑戦をする決意を固めました。