中国武術太極拳八卦掌教室

(千葉県 船橋市・市川市)

中国武術王忠富太極拳八卦掌教室(千葉県  船橋  市川)

 中国武術は、中国の伝統文化に基づき、争い・暴力を止めること平和を維持する技術であり(止戈為武(しかいぶ)」という中国の言葉があります。「止」と「戈(ほこ、古代武器の一種 )」の2字を合わせると「武」という字になります。つまり「武」という字の本当の意味は「戈」を「止」めるという意味です 、人間と自然と社会の客観的な法則を理解する伝統的な教えの下で修行者を導きます。当会は、中国出身の王忠富先生より、中国武術である「太極拳」「八卦掌」を学ぶことができる教室です。「太極拳」と「八卦掌」は中国古代の哲学と深く関わった拳法であり、護身術として身を守る技術を身に着けることのみならず、心と体との統一によって健康を計ることができます。また、全日本武術太極拳選手権大会において行われる試合用套路も学ぶことができるので、日々の修行と精進の積み重ねによって、大会にチャレンジすることも一つの楽しみです。「太極拳」と「八卦掌」は「内家拳」とも呼ばれており、筋肉に力を入れず、緩やかに演ずる武術なので、老若男女を問わず、経験のない方も気軽に参加できます。見学および無料体験も受け付けておりますので、ご興味のある方はお気軽に下記管理人までご連絡ください。


お問い合わせ連絡先:wangzhongfutaiji@gmail.com 


             先生紹介

王忠富先生


1957年 中国黒竜江省生まれ。15歳から武術を始まる。

1992年 中国牡丹江市太極推手大会優勝。

2000年 来日。

2001年   千葉県市川市にて中国武術太極拳教室を開く。

2012年 北京で八卦掌と陳式太極拳名家から指導を受ける。

2013年 中国河南省温県陳家沟訪問、太極拳名家から指導を受ける。


現在、市川市の他船橋市、東京都など教室を開きたくさんの生徒に指導を行っている。


                                                                                       太極拳教室                         

                                                太極拳とは 


 中国の無形文化遺産である太極拳は、中国の伝統的な儒教・道教哲学における太極と陰陽の弁証法的な概念に基づき、中国古代の「導引法」「吐納法」をも結合させることによってでき上がった武術であり,今では三百数十年の歴史をもっています。太極拳は、その技や打ち方に独特の特徴があり、静を以て動を制し、柔よく剛を制すといわれ、敵の力が集中したところを避け,手薄なところを攻撃し、敵の力を利用して相手を飛ばします。太極拳を演じるには体と心を統一して動作に集中し、その結果、自律神経は調和して内臓や諸器官は本来の調子を回復し、「気」の流れによって健康長寿をもたらします。また、NHKの番組によるとその独特の呼吸法によって免疫力を高める効果があるということが分かりました(NHK 2021年2月27日(土)午後7:30~[総合]東洋医学ホントのチカラ「今こそ元気に!健康長寿SP」)。当会では楊式太極拳に基づき健康養生効果が抜群の「二十四式太極拳」「三十二式太極剣」や、全ての太極拳の源流とされる「陳式太極拳」の「一路、二路」を学ぶことができます。二十四式太極拳では、太極拳の基礎套路でもあり、老若男女が経験を問わず気軽に習得できる初級套路でありながら、健康効果も期待されます。陳式太極拳では、剛柔相済、快慢兼備を理想とし、太極拳に特徴的な柔軟さや緩やかな動作(一路套路)だけではなく、跳躍動作や震脚(全身を沈め、大地を強く足で踏む動作)など激しく剛猛な動作(二路套路)をも含んでいます。健康効果と共に巧妙な技に構成された護身術として学ぶことができます。また、全日本や県大会に参加可能な試合套路の習得もできます。これらの太極拳の教練を通じて、心身共に健康な状態を目指します。

                                                                                       八卦掌教室                         

                                八卦掌とは  


 八卦掌は太極拳、形意拳と並んで内家三拳の一つとして最も新しい流派で非常に著名な中国武術であり、その名の通り八卦に基づいた技術理論により掌を開いて円周上を回る様に動くのが特徴です。軍人武術から民間に流れてきた太極拳、形意拳とは異なり、創始者の董海川は道教の内術を自身の武術修行に取り入れて独自の武術の流派を作り上げました。八卦掌は易によって技の理を説き、円周の上を歩きながら八種の形を行い、この八種の型がそれぞれ応用されます。体の動きは龍のの歩猿の視、虎の座、鷲の回転のように動きますが、猿拳や螳螂拳のように動物の動きを真似る拳法ではなく、動物の本能を身に着ける武術といわれています。基本歩型『擺歩』『邁歩』『扣歩』を始めとする様々な歩法の習得が重要視されており、里進外扣、平起平落、趟泥歩で円周上を歩く『走圏』を基本とします。動きが優雅なので一見踊りを踊っているようにも見える動作には、非常に効果的な攻撃方法が含まれています。また董海川の弟子は北京の紫禁城で皇帝のボディーガードを務めたとした逸話もあります。「人間はまず足から老化が始まる」と言われていますが、八卦掌の歩きの練習によって、骨盤、足強くなるだけではなく、体をねじりながら歩くという独特な練習法で普段スポーツなどで届かないところや内臓まで鍛えられ、健康養生効果が優れています。歴代八卦掌の達人の中に健康長寿の人が輩出とも確かなことです。当会では八卦掌の中に最も主要な流派董海川の弟子程庭華氏の程式八卦掌から技術の中核である「走圏」という修練から始まり、「定勢八掌」、「八大掌」、「遊身八卦連環掌」、「八卦六十四掌」などの套路により、健康な身体づくりと護身術を学びます。

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