システムインテグレーションの学理調査部会
Technical Committee on the System Integration Theory
プロジェクトのミッション
システムインテグレーションは現代の社会,産業を支える知的活動の一種であるが,その基礎となる学問体系や理論,およびそれらが事業分野のどの部分を出口としているかは,いまひとつ明確な答えが出しづらい.
いくつかの側面からシステムインテグレーションを語ることはできる.例えば,なぜかできてしまう/どこかで失敗する「すり合わせ」と「モジュール組み合わせ」が観測され,成功・失敗を論じることはできる.我々は,なぜそうなるのかを,科学にしたい.
あるいは,それは多目的最適化問題である,と言ってしまうことはできる.しかしながら,目的をどうやって導いてくるのか,評価関数をどうやって書くのか,どうやって現実世界に計算結果をもどすのか,現実世界と理論のずれの評価とフィードバックをどうするのか,をこそ,我々は科学にしたい.
せめて,これが不良設定問題の詰め合わせセットをどう解くか案件ごとに悩んでいるだけなのか,悩む必然性が在るのか,適切な要素n個を組み合わせることで効果がnを超える創発が必ず起きるのか,理論的に峻別したい.
これは,我々,SI部門のレゾン・デートルである.
2020年1月 調査研究会として発足
2022年12月 SICE SI部門講演会SI2022において,冠OSを開催しました.大阪大学大須賀先生のキーノート講演+パネル討論
2023年1月 技術部会に昇格しました.
2023年12月 SICE SI部門講演会SI2023において,冠OSを開催しました.【SI プラットフォームとエコシステムの形成】 司会:野田 哲男(大阪工業大学)、永谷 圭司(東京大学)、安藤 慶昭(産業技術総合研究所) 1H4-01 [Keynote] ロボット SIer から見たエコシステムの現状と今後について 株式会社 GRIPS 森田康氏 1H4-02 [Keynote] 建設機械を用いた自動施工における課題と土木研究所の取り組みについて 土木研究所 先端技術チーム 橋本毅氏
取り組み 1
SI研究・技術開発のサーベイ
取り組み 2
SI部門講演会におけるOSほかの開催
取り組み 3
5年~10年をかけてSIハンドブック,教科書をまとめる.
取り組み 4
T.B.D.
お問い合わせ
本活動について、詳しくは [akio.noda_at_oit.ac.jp] までお問い合わせください。
部会への入会を歓迎いたします.こちらも上記までお問い合わせください.