市長が四中校区施設一体型小中一貫校計画について策定延期を発表しました

2021 年 9 月 22 日、6名の議員が施設一体型小中一貫校に関する質問を事前に通告していた高槻市議会本会議の冒頭で、濱田市長が以下のような行政報告を行いました。

施設一体型小中一貫教育につきましては、子どもたちに、21 世紀の社会を生き抜く力をつけることを目的に取り組んできた連携型小中一貫教育の効果を、さらに高めることが期待できる重要な取り組みであり、教育の質の一層の向上のため、 今後も推進 してまいりたいと考えております。そして施設一体型小中一貫校を第四中学校区において設置するため、令和 2 年度から基本構想の策定に着手してまいりましたが、地域のみなさま、また正副議長を始め、議員のみなさまから多くのご意見やご要望をいただいたことから、 第四中学校区における施設一体型小中一貫校の設置については、今一度立ち止まって慎重に検討 を行ってまいることといたしました

つきましては、現在策定中の富田地区まちづくり基本構想は、老朽化した公共施設の再構築と第四中学校区の施設一体型小中一貫校の設置を二本柱として進めてまいりましたが、 施設一体型小中一貫校については基本構想から外し 、公共施設の再構築として取りまとめてまいりたいと考えておりますのでご報告をいたすものでございます。

市長報告を受け、「第四中学校・富田小学校・赤大路小学校を廃校して施設一体型小中一貫校を設置する構想策定の停止を求める署名」を停止します。わずか2週間で集まった 600筆 余りの署名は、高槻市および高槻市教育委員会に提出し、すべての地域住民に対して説明責任を十分に果たすよう要望してきました。

※10/31までは引き続き、指定場所のポストにて署名の回収を行います。毎土曜日に予定していた 街頭署名は中止します。 集まった署名は随時、高槻市および市教委に提出します 。皆さんの署名を無駄にはしません!

ただし、

  • 富田地区公共施設の再構築は、施設一体型小中一貫校の設置と切り離してこのまま進められます。

  • 高槻市での施設 一体型小中一貫教育の検討は継続されます。四中校区での施設一体型小中一貫校設置は 延期されましたが、 停止や白紙撤回ではありません 。「慎重に検討する」の意味は?他校区で検討 する ということ でしょう か? それ とも、このまま四 中校区で検討して いくということでしょう か?

行政による強行を二度と許さぬよう、引き続き注視していきましょう。「四中校区保護者・住民の会」は活動を継続してまいりますので、引き続きご協力よろしくお願い申し上げます。

策定延期チラシ_画像.jpg

9/28より、上記のチラシを四中校区に全戸配布してまいります。pdfを印刷してご自由にお配りいただいて結構ですので、よろしくお願いいたします。