202108保護者限定説明会 高槻市教育委員会の回答内容

8/18から赤大路小学校・富田小学校・第四中学校の保護者限定で開催された連続説明会に複数回参加しました。質疑応答の内容を整理してご報告します。(施設一体型に関して市教育員会が述べた内容はこちらです)

■立地選定について

・富田小学校に立地を選定するにあたり、地元からどのような要望が出ているのか?

→あくまで富田小学校地案は市役所としての案で、地元の自治会・PTA等の団体から要望があったものではない。今後市として地元に相談していきたい。

・誰が候補地を富田小学校地に決めたのか?

→教育委員会。

・(赤大路小学校と富田小学校ではなく、人数の少ない柳川小学校と富田小学校との合併の方が合理的ではとの声もあるが)四中校区の2つの小学校区について校区の見直しなどについては考えていないのか?

校区の見直しについては考えていない。今回の高槻市の小中一貫校設置は、適正な児童生徒数の規模に統廃合するためのものではない。連携型小中一貫校は平成28年度からすべての中学校区ですでに展開しており、今の中学校区割で教職員と子どもたちのつながりづくりを進めているので、それを生かして施設一体型小中一貫校を設置していきたい。校区の大きさとか学校規模、人数単位で校区を分ける、やり直す、というものではなくて、今の校区内での取り組み(連携型)を生かしながら小中一貫校を作っていきたい、それが今回の基本構想と考えている。

・富田小を選定した理由として「地域資源が近いから」とあるが、実際に富寿栄住宅や寺社が近いことで富田小にどんなメリットがあるのか。

→今も交流がある。具体的には決まっていないが、今後とももっと増やしていきたいと考えている。(保護者の心の声:もっとも大事な選定理由なのにその理由がとても曖昧で、改めて富田小ありきの後付け理由なのだなと残念になりました

・場所が決まってしまった際、それに対しての検討を続けざるを得ないので場所の話が一番重要。敷地が整形に近いということであれば四中の方が近い。また、周囲が商業施設である四中の方が近隣施設への影響は少ないのでは。四中は26000㎡で富田小学校よりも5000㎡大きく、今後の人口推移も考えると一体化するには大きい方がよいはず。四中と富田小学校間での唯一の違いは近隣の公共施設の有無。公共施設を建てる場所を考えればよいことであり、小学生を巻き込むのはナンセンスでは?

持ち帰り検討する。校地については、進めていく以上まず市の考え方として校地を決めて出していかないことには話が進んでいかないという中で市の考え方として出している。本日の内容に関しては今現時点での検討状況であり、今後の検討の中には設置場所も含める。

・保護者は通勤面・通学面考え住宅を選んでいる。富田小学校まで行かずとも施設一体型小中一貫校を2つ作ればよいのでは?

持ち帰り検討する。校地については、進めていく以上まず市の考え方として校地を決めて出していかないことには話が進んでいかないという中で市の考え方として出している。本日の内容に関しては今現時点での検討状況であり、今後の検討の中には設置場所も含める。

・阪急線路から南は戸建て新築の住宅地が多い。昔から住んでいる人達が建て替えて住むパターンが多いのでは?線路から北はマンションが多く地域外部から移ってこられる方も多い。通学面ももちろん考えて数千万のマンションを購入している。そういう方の権利はどうなるのか?強引にきめすぎで行政の横暴のように感じる。候補地について更なる討論が必要。

持ち帰り検討する。校地については、進めていく以上まず市の考え方として校地を決めて出していかないことには話が進んでいかないという中で市の考え方として出している。本日の内容に関しては今現時点での検討状況であり、今後の検討の中には設置場所も含める。

■施設一体型小中一貫校の建設について

・何年後くらいにできあがるのか。

担当者個人の感覚としては10年ぐらいかかる。(保護者の心の声:在校生保護者の気持ちを、該当者じゃないという方向に持っていこうとしてる?担当者の感覚と組織としての回答とは別。責任逃れでは?)

・どういう予算シュミレーションをしているか?設備の初期投資額や、統合化することでの運用コスト削減幅等高槻18校全てということになれば莫大なコスト。四中校区だけでも相当なコストになるのでは?市民の負担になるので見解を聞きたい。

→教室数、プールや体育館等細かい検討に関してはこれからであり必要な費用も変わってくる。シュミレーションも必要であり市民に提示する必要もある。将来的に義務教育学校にしていきたいが今後どのような形で進んでいくかも含め、長い年月を要する。市の予算状況等もあるため、その時々きっちり検討し、市民の皆様にお伝えしていく。その中で義務教育学校いいよねと思ってもらえる形で進めていきたい。(保護者の心の声:予算のシミュレーションもしていなかったとは!)

・3校が統合したらどのくらいの生徒数になるのか?

富田小184、赤小526、四中374…合計はどのくらいかな?(保護者の心の声:合計数を把握せずに1校にまとめると言ってるのか?)

・校舎工事中の授業はどうするのか?

今から考える

・実際に現在通っている小学生に今回の計画の影響があるのか?

→数年で完成するような案件ではないので、実際には影響ない。ただ建て替えの時期に在学する生徒は校舎の利用などで影響があるかも。

・高槻市のすべての小中学校を、施設一体型にするつもりなのか?(8/31説明会)

→すべてするというわけではない、現段階では決まっていない。(保護者・住民の会注:8/22富田小学校での説明会では教育指導課が「将来的に全18中学校で施設一体型にする!」と力強く宣言したと報告あり。一週間でだいぶ後退した?)

・四中校区をこのまま連携型小中一貫校に留めるという考え方はないのか?

→施設一体型で進めているので、それはない。

■施設一体型小中一貫校の教育内容について

・「施設一体型にすると学力が上がる」とする科学的根拠は?その根拠を本件の市HPで公表してほしい。

→文部省の家庭環境の違いによる学力格差に関するある委託研究で小中連携している学校ほど学力が高い」と報告されている。施設一体型は小中連携の効果をさらに発揮できると考えている。根拠の公表も検討する。(保護者の心の声:連携型ではなく施設一体型にすると学力が上がる根拠を聞いたんですが…もしかしてほんとに何の根拠もなく構想を検討してるの?)

・市が主張する「中1ギャップ」はこどもにとっての成長機会になるのでは?

→小学校と中学校の段差が大きいので、その段差を小さくすることが目的。

・小中では求められる授業時間割が異なるが、休み時間・チャイム等の問題をどう考えているのか。

→小中でフロアを分ける、ノーチャイムにする先行事例もある。詳しくは教育現場に任せる

・新たな義務教育学校設立のメリットとして、例えば教科担任制にすることで学びの継続を図るということだが今のこの3校体制の中においても実現可能ではないのか?あえて施設一体型にすることで実現されるものではないのでは?

→H28~連携型小中一貫教育をしている。月に1~2回小中担当者もしくは校長先生が集まり、学習・生徒指導の話および校区としてどうしていくのかという話を進めている。中学教員が小学校に来て教えることもあり、確かに成果はある。施設一体型の方にも応用しその精度をさらに高められるのではないかと考えている。連携型だと限界がある。まず学校が分かれており物理的に教員が移動する時間がかかる。授業研究や職員会議ををする際に、同じ建物の中ではないといった物理的な弊害を実際に感じる。施設一体型の義務教育学校になるとそこが解消されると考える。実際に義務教育学校をしているところにから物理距離がないことはは非常に大きなメリットになると聞いている。(保護者の心の声:先生の移動が便利っていうだけで小学校をつぶすの?)

・施設一体型小中一貫校のメリットと市が主張する「専門性の高い授業」とは、小学校高学年の授業を中学教員がするということか。

→その通り。

・小学生の校庭遊びと中学生の部活の兼ね合いはどうするのか?

検討していない教育現場に任せる

・「中3など大きい子と小1など小さい子が同じ施設で過ごして、ぶつかる事故のような問題はない」とことだが、何校を対象にした調査の結果なのか?

→全国小中一貫120校、うち施設一体型が100校(ほど)、うち大阪府は5校。(保護者の心の声:調査名など具体的な根拠を明示してほしい)

・グランドについて、年齢の離れた生徒がひとつを共有するのは危険だが2つつくれるのか。敷地候補地が決まっているのならある程度の設計図があるのでは?

まだ何も決まっていない。年度末の方針策定でもそのような具体的なことはまだ決まらない。

・施設一体型でのデメリットもあるかと思うが、どのようなものを想定しているか?

→6年生が行事などを通してリーダーシップを発揮する機会がなくなることが想定できる。これは行事を小学校と中学校で分けて開催するなどして対応できる。

・学童保育はどうするつもりなのか?

まだ検討していない

・市が強調する施設一体型小中一貫校と「地域との連携」については富田地域しか念頭にないようだが、足を運ぶには距離のある赤大路地域との連携についてはどう考えているのか?

→小学生の通学路とあわせ、高齢者も通いやすいように、市全体で考えていなかけれなければならないと思っている。

・連携型でなく施設一体型を進める理由の一つとして、先生方の物理的距離を挙げていた。それを解消するために子ども達の通学が危険にさらされるのか?また教育的効果については、三校を統合すると一人あたりの敷地面積、運動場面積が大きく減少し、教育条件の悪化につながるが、そのことをどう考えているのか?

→先生方に楽をさせたい・仕事を減らしたいという視点で取り組んでいるものではない。例えばひとつの職員室に教職員がいることのメリットというのは子供達に還元されていく。通学路の話については近くなる児童・遠くなる児童両方ある。子供達の安全をどう確保していくかは今後の検討一人当たり面積が狭くなる点については、考え方検討状況の説明段階であり具体案は示せないが、施設空間の有効活用、空間の使い方の工夫により子供達が窮屈を感じることがない学習環境を考える必要がある。

・富田小学校が候補地ということだが、三校を統合すると一人当たりの敷地面積や運動場面積が大きく減少し、教育条件の悪化につながるが、そのことについてどのように考えているのか? また、放課後グランドの使い方については、小学生中学生がそれぞれ使えるような配慮をしてもらえるのか?

→そのままだと確かにデメリットになりえる、空間の有効活用を検討する必要があると考えている

・義務教育学校については学校教育法施行規則で学級数を18学級以上27学級以下を標準とすると定められているが、2023年から小中すべての学年を35人学級とすることも決まっており、それに基づいて試算すると、この施設一体型小中一貫校だとだいたい34~36学級となってかなりのマンモス校(大規模学校)になる。市は「9年間を見通した学習カリキュラムで学力の質を向上させる」と言っているが、他自治体の施設一体型では教員が減らされた上に、小中の調整業務が加わって多忙化している。またマンモス校では一人一人の生徒に目が行き届かないが、教育の質が下がることについて、どのように考えているのか?

→教職員の数というのは学級数で決まる。児童数が多くなることできめ細やかな指導ができなくなるのではないかという声があるが、大事なのは9年間の学びを育てる指導体制を持つということ。これに重きを置いてきめ細やかな指導というものと追求していきたい。学級数に応じて教員を配置し、指導体制を充実することで教育の質の向上させられると考えている。

・池田市や箕面市などはこれ以上施設一体型を作らないと決めた。つくば市も施設一体型を作っていたが、元のスタイルに戻すそうだ。それについて、検証はしているか?

→・・・(回答内容不明)。(保護者の心の声:「えっ!?」って気まずそうな感じの反応に見えました。回答も濁した感じでよくわかりませんでした。これから行く方いたら、この質問を突っ込んでもらいたいです)

■教員や子どもたちへの説明について

・保護者向けに「小中一貫校だより」が既に2度配布されたが、先生から子どもたちへの説明もなく、お便りだけを渡されたようだ。現場の先生はこの施設一体型小中一貫校の設置についてどのような考え方を持っているのか?また、今後、子どもたちには学校からどのように説明があるのか?

→学校の先生とはこの取り組みについて定期的にやり取りをしているが、すべての先生へ時間をかけた説明はしていない。その時点では先生方へ説明不足があったと考えられる。先日、リモートの形ですべての教職員の方に説明をした。今後も先生方と一体になって説明を進めていけるように調整する。子どもたちへの説明についてはまだやり方が決まっていないが、今後子どもたちの声も聞いていく予定。ワークショップでは当初は子供たちも参加の予定だったがコロナで見送った。教育委員会として子どもたちからどんな意見を拾い上げていくのか、また学校の中で先生方が施設一体型小中一貫校の話をどういう風にしていくのか、それぞれが必要。現時点では未定だが、子どもたちに説明していくということはしていきたい。

・子供達には小中一貫になることについて意見を聞いたり説明したりする場が今迄あったのか、もしくは今後する予定があるのか。

→令和何年度に開校するかというような具体的な時期については未定。基本構想については令和2年度・3年度という2か年で取り組んでいるが、この後開校にむけた様々なプロセスがある。開校時期について個人的な感覚であれば5年10年とかかってくる計画では?と考える。この10年を見据えた際、子供達にどういった計画かということや、不安に思っている部分をキャッチしながら進めていくということも必要。ただ現時点で何かをやりますというものは未定

・開校がいつだからどう思うかということではなく、今の子供達が自分の校舎に年の離れた人たちがいっぱいいるということをどう思うかとか、通学路が変わってしまうことをどう思うかなどの意見を聞いてみる機会も特にないのか?

→子供達に聞いてそれがイイかイヤという話はあるかとは思う。その際に何を教育として施していけるかということを考えることが重要。例えば中学校のお兄さんやお姉さん、または逆の小さい1年生~3年生の子供達が同じ環境にいることをプラスにとらえていけるような形で考えていかないといけない

■通学路の安全について

・赤大路小学校の児童は171号線、JRの踏切・ガード下、阪急の踏切を越えて通学させられることになるが、安全対策をどのように考えているのか?

まだ検討していない。さまざまな角度から検討し対策したい。

・先進的と謳う学校に通うのに一年生であれば1時間、往復2時間程度かかり非常に前時代的である。候補地の選定を行った際に、赤大路小学校校区の児童の通学面に関しての議論があったかどうかについて答えてほしい。

→高槻市がどういった教育を目指していくのかについて重点的に考えている。富田小学校地を選定するにあたっては通学路という視点は含めていない。教育内容はもちろん大事だけれども、通学路の安心・安全は必ず確保してくれという通学路に対しての懸念の声が入っている。教育委員会で再度検討し必要な修正を加えなければいけないと考える。通学路の安全に関しては今後時間をかけて様々な視点(距離・踏切・道路の狭さ・歩道の整備等)から考えねばならない。また、どこの敷地にするか(赤大路or四中or富小)も考えていかないといけない課題。教育委員会のみで通学路に関してすべて決めていけることではない。高槻市全体で考えていかないといけないと考えている。(保護者の心の声:通学路のことはやっぱり考えていなかった!赤大路校区児童の安全は考慮に入れていないということ。また、赤小or四中に敷地変更になった場合の富田小学校からの通学路も同様に考えていないということ。富田小学校校区住民も危機感を持たないといけない。)

・小中一貫校建設地を正式決定してから通学路の安全性を検証するのか、それとも候補地段階で通学路の安全性を検証したのち建設地を決定するのか?もし前者だと、安全性を軽視しているように感じられるが…

→基本的には、候補地を決めてから想定通学路の検討を行うという流れになるが、これは持ち帰り案件になります検討させてください

■赤大路小・四中の跡地利用について

・赤大路小学校区の高齢者や身体不自由な方を含む住民は災害時に富田小学校地に避難せよというのか。災害時に踏切が閉まっていたらどうしろというのか。

→赤大路小学校区の避難所機能は引き続き必要だと思うし、なくす予定はない。が、具体的な対策は検討していない

・市のハザードマップによれば、富田小学校地は災害時に水没することになっているが、高台にある赤大路小学校は大丈夫とある。わざわざ防災的に不利な場所に避難所を集中させる問題について市はどう説明するのか。

まだ検討していない。今後他の部局と検討したい。

・赤大路小・四中跡地がマンション開発されて児童・生徒数が急増した場合、やはりまた小学校が必要になる可能性もあるが、そのリスクをどう考えているのか。

今後、大型マンションや分譲地等の計画も踏まえながら人口児童生徒数の推計を5年・10年という単位でとっていき、その時に想定される児童生徒数をしっかり収容できてきちんとした教育ができるような校舎設計、高さ、グランド等の面積といった詳細事項を決めていきたいと考えているが、今回の基本構想ではそこまで盛り込まない今後のスケジュール(開校が何年先かなど)はまだこれから。今後しっかりと考えていく。

■赤大路コミュニティセンターについて

・赤大路コミュニティセンターは中期的に統合対象とあるが、赤大路地区のコミュニティ機能をどうするつもりなのか?

今後、赤大路地区の公共施設の存続、混合化についてはこれから皆さんのご意見を伺って決めていきたい赤大路地区からコミュニティの機能や避難所をなくす予定はない。

■地元の意見をふまえた進め方について

・今回は保護者限定だが、避難所・投票所・コミセンのゆくえを心配する高齢者や未就学児のいる家庭などを含む全地元住民との説明・意見交換の会はいつやるのか?

→日程も含め、どんな形でするか、どのような対象者でするのかということは未定、今後しっかり考えていこうと思う

・今回の保護者限定説明会のアンケート結果を公開する予定は?

→どこかのタイミングで公開の必要があるとは思っている。ひとつのご意見と受け止めて、どういった形で広く周知できるかということも考えていきたい

・情報開示が分かりづらく、市民に周知されていない。説明会で出た質疑応答の内容を今後公開する予定はあるのか?

→検討する(個人的には公開することを考えたいがここでははっきりと申し上げられない)。

・今日のPPT資料の配布はないのか?この資料が大事だと思う。

→今日の段階でどうするか決めてはいない。また検討する。

・12月に素案は決まるのか。その後も説明会はあるのか。

→長いスパンで考えているので説明会は必要と考えている(素案が決まるかどうかについての明言なし)。

・12月でいったん目途がたつ構想とのことだが、12月以降保護者・住民の意見の聴取および結果公表に関してのスケジュールは?

→12月策定ののちパブリックコメントの募集というスケジュールの変更はない。今後開校ということを見据えた場合には保護者説明会というものがその都度必要と考えている。基本構想で固めたことが全て今後何も変わることなく進んでいくわけではなく、今後の具体的な検討を進める中でも必要に応じた修正が必要。今後も定期的に説明会は設けていきたいと考えている。

・方針策定の時期が令和3年度末となっているが、住民の意見やコロナ感染状況など今後の情勢によって変更されることがあり得るのか。

あり得る

以上

※時間切れでまだ聞けていない質問、その他の質問についてはぜひ質問して回答を<why.integrated.school@gmail.com>にお知らせください。

※やはり「これから検討する」の連発で、「何が何でも富田小学校地に施設一体型小中一貫校をつくる」こと以外は何も考えていないみたいです(一体何を「説明」するつもりだったのでしょうか)。「それ以外の諸問題は後から市役所が検討してやるから、赤大路小と四中を潰すことについて先に承認しろ」と命令するだけの会を「説明会」とは呼びません(それは「お触れ」と呼びます)。保護者だけでなく、高齢者や未就学児のいる家庭を含む全地域住民を対象とし、住民の全ての懸念点に完全に答えられ、納得を得られる説明会、意見交換会を至急開催すること、最大の利害関係者である地域住民の納得が得られるまでは構想策定を停止することを求めます。