<教育目標>
バイリンガル教育を通して、自ら考え、行動することのできる人間を育てる、というのが本校の教育目標です。実践の柱となるのはバイリンガル教育です。しかし、単に器用に二ヶ国語を使いこなす人間を養成しようというのではありません。バイリンガル教育はあくまでも手段です。
本校の教育の基本となるのは、まず多くの生徒にとっての母語である日本語です。母語による認知能力を高めることが、外国語の習得をも容易にするということは、バイリンガル・スパイラル理論が証明しています。
幼少年期に二ヶ国語を習得しなければならないという状況は、子どもたちにとって大きな負担です。ややもすると、両方の言語の能力が十分に発達しない、いわゆるセミリンガルを作り出すことにもなりかねません。
しかし、母国語の基礎をしっかり固め、それを鏡にしながら外国語能力を伸ばしていくことで、実は、一言語使用者には望めないほどの高度な思考能力・認知能力の成長を促すことが可能なのです。むろん、高い思考能力を身につければそれでよしとするわけではありません。自らに与えられた能力を最大限に高め、それを他者のために生かしてこそ、本校の教育目標は完結するのです。
原則として、日本の学齢で 2025 年度の該当学年に入学するものとします。
小学部から高等部まで:平日朝9時〜午後3時30分
きめ細かい少人数教育を実現するため、各学年・各クラスの定員は12名とします。
よりよく指導するため、入学時に保護者および本人との面談を行います。
学習指導・進路指導・生活指導のための面談も定期的に行っています。
また、教育相談のための面談は、随時受け付けています。
学習の成果と確認するため、学期に一度、学力テストを行います。
本校中学部を卒業すると、現地校 9 年生修了と同等の資格が与えられます。本校の卒業認定は、多くの都道府県および私立学校で、高校入試受験資格、帰国枠受験資格を有するものとして認知されています。