指導教員/Faculty
Hideaki SATO
Key Word
砥石,義歯材料,砥粒
Yutaka KAMEYAMA
Key Word
噴射加工,微粒子ピーニング,めっき
Syuhei KODAMA
Key Word
レーザー,微細加工
準備中..
講義では加工学や製図を担当していますが,研究面では,大学の卒業研究の頃から様々な表面加工を扱っています.現在私が取り組んでいる表面加工の手法としては,主に微粒子ピーニングとめっきが挙げられます.これらの手法では,様々な材料の表面にさまざまな微細な構造を作ったり皮膜を付与したりすることが可能ですが,そのようにして変化がもたらされる領域は,表面近傍の数十μm程度の範囲にすぎません(もっと微細な,一桁μm~数百nm程度の領域を扱うこともあります).人間の毛髪の太さがおよそ80μm程度とされていますので,髪の毛一本分よりも微小な変化と言ってもよいかもしれません.しかしながら,わずかそれだけの変化で,材料の持つ性能を飛躍的に改善することや,元の素材には無かった優れた性質を与えることができるという点が,表面加工の面白いところです.
どんな機械・部品を作る場合にも「加工」というプロセスは必ず必要になります.表面加工もまた,あらゆる分野に応用可能な『縁の下の力持ち』的な技術です.実際に現在研究室で行っている研究も,「研究テーマ」欄に挙げているように,機械から医療まで多様な応用展開を想定しています.今後科学技術が発展していくうえで,機械の設計や材料の開発だけでは対応できない課題を解決するために,表面加工が担う役割はますます大きくなると思います.そんな,『いつか将来役に立つ表面加工』を目指して研究を行っています.
研究室での研究指導では,実際に体を動かし,五感を活用しながら実験することを重視しています.派手さはないかもしれないけれど無限の可能性を持った「表面加工」に関心を持ってくれる学生の皆さんと一緒に研究を行えることを楽しみにしています.
準備中..
学生/Students
佐藤班 M2:1名 M1:0名
亀山班 M2:1名 M1:1名
小玉班 M2:0名 M1:0名
佐藤班 B4:7名
亀山班 B4:6名(大学院進学予定者1名)
小玉班 B4:7名(大学院進学予定者3名)
2025.4.1現在