水産海洋学会2021年度研究発表大会 シンポジウム
海洋再生可能エネルギーの導入と漁業協調
~ステークホルダーは誰か?~


2021年11月20日(土) 9:00-12:40 @ 長崎大学文教スカイホール(オンライン併用)

最終更新日時 2021/11/13 03:00(現地会場ガイドラインなどの追記)

(研究発表大会に参加せず)本シンポジウムにのみ参加される場合は、参加申し込みが必要です。(10/19


新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響が先行き不透明な中、「参加者の安全」と「感染防止」を最優先に考え、本シンポジウムはハイブリット形式にて開催することにいたしました。こちらのフォームより参加登録をお願いいたします。(研究発表大会にも参加される方は、本シンポジウムへの申込は不要です)。


現地会場に参加される場合は、現地会場参加ガイドラインに従った行動をお願いいたします。

ZOOMウェビナーの詳細は、大会前日までに登録フォームに書かれたアドレスにご案内します。

2050年のカーボンニュートラルの実現を目指し、今、再生可能エネルギーが注目されている。特に洋上における風力発電は高い導入ポテンシャルが期待されていることから、今後積極的に推進される可能性が高い。一方で、風力発電の導入が各地で具体的に検討されるにつれて、多様な問題が顕在化している。特に洋上風力発電の海域利用に関しては、導入を決める際の意思決定に関わる環境影響評価のあり方、現場の漁業や養殖業をはじめとした水産業との共存共栄のための具体的な施策、漁村へ洋上風力発電が導入されるにあたり懸念される社会構造的な問題、また、地域の人たちが納得できるようにするための利害関係者の掘り起こしと合意形成の重要性等、整理すべき課題が山積している。長崎県は、2019年12月に再エネ海域利用法に基づき五島市沖が我が国で初の促進区域に指定されるなど、海洋再生可能エネルギー導入に関わる先進地域として重要な役割を担っている。この長崎の地で、本シンポジウムを開催することで、海洋再生可能エネルギーの導入にあたり整理すべきこれらの問題の国内外の状況を整理するとともに、今後の展望について議論することを目的とする。

日  時: 2021年11月20日(土)9:00~12:40

場  所: 長崎大学文教キャンパス(文教スカイホール)

主  催: 一般社団法人水産海洋学会

コンビナー: 河邊玲(長大海セ),清田雅史(長大院水環)

09:00-09:05 挨拶 木村伸吾(一般社団法人水産海洋学会長)

09:05-09:10 趣旨説明 河邊 玲(長大海セ)

09:10-09:50 海洋再生可能エネルギー開発に伴う環境変化とその影響:洋上風力発電の研究事例を中心に 中田英昭(長大)

09:50-10:30 洋上風力発電と漁業の共存:海外の状況と日本の課題 清田雅史(長大院水環)

10:30-11:10 地域活性化につながる洋上風力発電事業開発のあり方 竹内彩乃(東邦大理)

11:10-11:50 海洋再エネにおけるステークホルダー抽出と合意形成 丸山康司(名大院環境)


11:50-12:00 休憩


12:00-12:40 質疑応答

参加費:無料

対象者:本シンポジウムに関心のある方はどなたでも参加いただけます。


参加方法:対面式もしくはオンラインで参加いただけます。
ただし、
研究発表大会には参加せず本シンポジウムにのみ参加される方は参加登録が必要です。

1)対面式での参加:3密を避けるため、現地会場での参加は100名を上限とさせていただきます。現地会場に参加される場合は、研究発表大会の現地会場参加ガイドラインに従った行動をお願いいたします。

2)オンラインでの参加:Zoomのウェビナーにより参加頂きます(400名を上限とします)。事前申込者に対して、後日Zoom会議室URLをEメールで送付します。

いずれの方式も予定数に達したところで受付終了となります。あらかじめご了承ください。