マンガを頼りに問題を解こう!

1 貧困をなくそう

世界では、約11人に1人がとても貧しい暮らしをして困っています。そんな人たちを助けるために、私たちに何ができるでしょうか?

助ける方法のひとつに、募金に協力することがあります。募金をすると、困っている人を助ける専門家たちが、適切な場所でお金を使ってくれます。

みなさんも、世界の困っている人たちを助けてみませんか?

2 飢餓をゼロに

今までに、嫌いな食べ物を残したことはありますか?

もしくは、お腹いっぱいだからといって食べ物を捨てたことはありますか?

世界には、食べ物が食べられず死んでしまう人たちがいます。


「食べ物を残さない」

「捨てる食べ物を減らす」


これらのことは、その人たちを救うことにつながります。みなさんも、「食べられる分だけとる」「食べ物を残さない」ことに気をつけて食事をしましょう。

3 すべての人に健康と福祉を

なぜ元気な事は良い事なのでしょうか?

理由のひとつは、元気でなければ、友達と一緒に外で遊ぶことができず、ご飯も美味しく食べれないからです。2つ目の理由は、本当にお医者さんの助けが必要な人が、お医者さんに診てもらう事ができるからです。全員が健康でなかったなら、お医者さんは多くの人を診なければならずとても大変です。本当に必要な人がお医者さんに診てもらうためにも、元気でいることを心がけましょう。

4 質の高い教育をみんなに

みなさんは、何のために勉強していますか?

「やらないと怒られるから。」

「勉強できないと恥ずかしいから。」

色々な理由から勉強をしていると思いますが、勉強することは、危険から身を守ることにもつながります。同じ勉強するのなら、イヤイヤ勉強するよりも、自分のために、楽しみながら学んでみませんか?

5 ジェンダー平等を実現しよう

みなさん「女の子だから」「男の子だから」と決めつけていませんか?

「女の子だから持たなくていいよ」

「女の子だからダメだね」

「男の子なのに泣いてる」

このように〜だからといって決めつけるのは良くないことです。

誰だって得意なことと苦手なことがあります。お互いのことを認め合うことが大切です。

6 安全な水とトイレを世界中に

日本では水道水が飲めるのは当たり前ですが、世界で水道水が飲める国は9ヵ国しかありません。(2018年時点)

※令和3年度の報告では水道水がそのまま飲める国は日本を含めて12か国とされています。

それどころか生きていくために何時間もかけて汚い水をとりにいく人がたくさんいます。

少しでも多くの人に綺麗な水が行き渡るように、水の出しっ放しや無駄遣いをやめて、節水を心がけましょう。

7 エネルギーをみんなにそしてクリーンに

お家や学校は当たり前のように電気がついていますが、世界にはお家に電気が届かない人たちがたくさんいます。みなさんの周りで電気がついていない場所はありますか?

電気のない地域では、夏には冷房、冬には暖房が使えないのです。そんな地域に少しでも電気が行き渡るように、無駄な電気を使わない「節電」を心がけることが大切です。

使っていない部屋の電気を消したり、冷蔵庫の開け閉めを素早くしたりすることで節電につながります。小さなことでもまずは始めることが大切です。

8 働きがいも経済成長も

みなさんの将来の夢は決まっていますか?

自分のやりたいこと、得意なことを仕事にできると将来が楽しそうですね。

しかし、世界にはやりたいことがあっても生きていくために別の仕事をしないといけない人がたくさんいます。それは生まれ育った環境だったり、勉強をする環境がなかったりすることが理由にあります。

みんなが自分の得意なことや、やりたいことで、生活できる社会にするためにも、みんなと助け合って生活して生活していきましょう!

9 産業と技術革新の基盤を作ろう

私たちの生活を、陰ながら支えてくれているものはなんだと思いますか?

両親、家、服、色々思い浮かぶと思います。この中でも特に、道路や電気、ガスや橋、線路などをインフラと言います。

インフラがなければ、私たちの生活はとても不便になってしまいます。

便利な暮らしができている事に感謝しながら、インフラを利用しましょう。

10 人や国の不平等をなくそう

みなさん、人の性格や国籍を、見た目で判断したことはありますか?

「なんかあの人、背が高くて怖そう…」

「あの子、外国人っぽいよね!どこの国の人なんだろう?」

このように、人を見た目だけで判断してはいけません。

今は、みんな違ってみんな良い、の時代。

それぞれの良さを大切にして、相手のことを知る努力をすると、世界が広がるかもしれませんよ!?

11 住み続けられるまちづくりを

みなさん、ごみ拾いに参加したことはありますか?

ごみ拾いの良いところは、街がキレイになることだけではありません。

ごみ拾いをすることで、通りかかった住民の意識も高まり、みんなで一緒にキレイな街づくりを目指していくことができます。

これからもごみ拾いに積極的に参加して、キレイな街を作りましょう。

12 つくる責任つかう責任

みなさんは、ものを大切に使っていますか?

「みんなとお揃いが良いから。」

「ちょっと汚れちゃったから。」

などと言って、まだ使えるものを捨ててしまったことはありませんか。

みんながみんな、好きなようにものを捨ててしまうと、地球はすぐにゴミだらけになってしまいます。地球を綺麗に保つためにも、ものは最後まで使い切りましょう。

13 気候変動に具体的な対策を

100年後の東京は今よりもあつくなると言われています。

地球温暖化の影響で、南極や北極に住んでいる生き物は住むところを失ってしまいます。

未来のことを、今考えないといけません。

冷蔵庫のドアを開けっぱなしにしていませんか?

みのまわりのことからできることを考えてみましょう。

14 海の豊かさを守ろう

海には毎年800トンという量のプラスチックごみがながれています。

プラスチックごみは水の力によって小さくなります。

海の生物がエサとまちがえて食べてしまい、死んでしまうことがあります。

プラスチックごみを減らすためには、ペットボトルではなく水筒を持ち歩いたり、レジ袋ではなくマイバッグを持ち歩いたりすることです。

うみをよごさないようにしましょう。

15 陸の豊かさも守ろう

みなさんは「絶滅危惧種(ぜつめつきぐしゅ)」という言葉を聞いたことがありますか?

日本では100年前を最後に「ニホンオオカミ」を見ることができなくなりました。

絶滅してしまったからです。

いま世界では、動物のすむ山やジャングルが少なくなっています。人間のための道路や畑になっています。このままではトラやパンダも生きていけなくなってしまいます。緑を大切にしましょう。

16 平和と公正をすべての人に

赤いリンゴが1つあります。

3人で分けるにはどうしたら良いでしょうか?

ケンカしますか?

じゃんけんできめますか?

同じ大きさにして仲良くわけますか?

ケンカは良くありません。

みんなが嫌なおもいをしないようにすることが大切です。

17 パートナーシップで目標を達成しよう

一人ではできないことも、二人、三人ならできるようになることがたくさんあります。

国語の勉強が好きな子も、算数の勉強が好きな子も、社会の勉強が好きな子もいます。

友だちと力をあわせるとできることは多くなります。

友だちの良いところをたくさん知りましょう。