服薬フォローアップ研究会 代表世話人
佐藤 ユリ 先生
座長:一般社団法人ソーシャルユニバーシティ薬剤師生涯学習センター
副センター長 野呂瀬 崇彦
薬局・薬剤師には、薬を渡した後の患者の状態を継続的に確認し、薬物療法の安全性と有効性を高める役割が期待されています。患者は服用後の変化を副作用や治療上の問題として自覚しにくく、来局時の説明だけでは把握できない不安や服薬上の困りごとも少なくありません。そのため、生活背景や併用薬、症状の変化を捉え、必要なタイミングで関わるフォローアップが重要です。本講演では、フォローアップを形式的な服薬確認にとどめず、薬物療法に伴う問題に気づき、評価し、判断して支援する「診る力」と、問題起点型の視点から考えます。糖尿病患者の症例を通して、薬剤の作用、併用薬、生活背景から起こり得るリスクを確認し、患者指導や医師への情報提供につなげる実践を考えます。さらに、ツールの活用、患者とのコミュニケーション、多職種連携にも触れ、薬局全体で患者を支えるフォローアップのあり方を考えます。明日からの実践につなげる内容になれば幸いです。
【講師略歴】
●特定非営利活動法人どんぐり未来塾 代表理事
●株式会社KTSプラン 代表取締役
●服薬フォローアップ研究会・世話人
東北薬科大学卒業後,同大学物理学教室助手に就任。その後、調剤薬局グループ、株式会社プリスクリプション・エルムアンドパームへ入社、本部で企画統括部部長を務め、2017年に医薬品情報提供サービス会社として株式会社KTSプランを設立。2014年3月どんぐり未来塾NPO法人化に伴い代表理事に就任。
著書:どんぐり未来塾の薬物動態マスター術第2版(じほう 2019年)
横浜市旭区薬剤師会 会長
日向 彰 先生
座長:一般社団法人ソーシャルユニバーシティ薬剤師生涯学習センター
センター長 土橋 朗
我が国は「災害大国」と呼ばれ、これまで多くの大規模災害を経験してきた。
そして大規模災害が発生するたびに、その時の経験や教訓を基に法制度の整備、支援体制の見直しが行われてきた。
薬剤師による災害時の支援活動は、調剤や医薬品の供給に留まらず、避難所の環境衛生管理等多岐にわたり、薬剤師法第一条を実践することで被災者の健康に寄与している。近年ではモバイルファーマシーの派遣や災害薬事コーディネーターの設置等、災害医療における薬剤師の存在意義は一層大きくなってきている。
近い将来、高い確率で発生が懸念されている南海トラフ巨大地震や首都直下地震では甚大な被害が想定されており、平時からの備えと薬剤師の災害対応能力向上は喫緊の課題であると考えている。
本講演では、過去の災害における薬剤師の支援活動や現行の支援体制を紹介し、災害発生時に我々薬剤師が果たすべき役割、今後に向けて必要な準備を一緒に考える機会としたい。
【講師略歴】
横浜市旭区薬剤師会 会長
一般社団法人横浜市薬剤師会 災害対策委員会 委員長
公益社団法人神奈川県薬剤師会 災害対策検討委員会 委員長
横浜市災害薬事アドバイザー
神奈川県災害薬事コーディネーター
日本災害医学会PhDLSインストラクター
日本災害医療薬剤師学会 災害医療支援薬剤師
座長:一般社団法人ソーシャルユニバーシティ
代表理事 宮田 武志
<業務改善分野>
No.1 13:50~14:05
薬樹株式会社における実務実習の取り組み 〜担当部署を設置する意義〜
〇久木﨑 和恵 薬樹株式会社、小檜山 今日子 薬樹株式会社、保坂 有希子 薬樹株式会社、川口 翔子 薬樹株式会社、山脇 幸乃 薬樹株式会社、加藤 由紀子 薬樹株式会社
No.2 14:05~14:20
繋げよう、服薬と栄養のバトン ―心不全患者への薬局介入を病院・地域へつなぐ実践ロードマップ―
〇田橋 美佳 薬樹薬局三ッ沢
No.3 14:20~14:35
小児在宅無菌調剤の導入に向けた業務改善の実践 ―調剤工程・家庭での混注・多職種連携の構築―
〇大澤 満子 薬樹薬局八千代、塙 裕之
No.4 14:35~14:50
薬局現場が必要とする情報の、現在の傾向と課題について
〇山内一也
<顧客満足分野>
No.5 14:50~15:05
認知症に関する地域活動から得られた知見
〇土志田 敏伸 薬樹株式会社
No.6 15:05~15:20
誰もが働きやすい職場のカタチ ~障害者雇用による役割の創造~
〇伊藤 三央 薬樹ウィル株式会社、鈴木 敬樹 薬樹ウィル株式会社、吉澤 靖博 薬樹ウィル株式会社
<学術研究分野>
No.7 15:20~15:35
横須賀型地域フォーミュラリー構築における行政連携と運用基盤の確立
〇吉川幸介 薬樹薬局横須賀、山崎 勇輝(神奈川歯科大学)、小林 路子(横須賀共済病院 薬剤科)、安田 礼子(横須賀市立総合医療センター 薬剤部)、鈴木 貴之(クリタ調剤薬局)、森山 傑(横須賀市立総合医療センター 薬剤部)、春田 晃良(シーガル調剤薬局横須賀池上店)、荒木 稔(インテルみかさ薬局)
No.8 15:35~15:50
対人業務推進に向けたEBM手法に基づく症例検討会の評価(RMPの活用)
〇今井 真穂 薬樹薬局 ライフ溝口店 、大貫 ミチ 薬樹薬局宮前平2号店、村上 篤史 薬樹(株) 神奈川グループ 、福田 達也 薬樹(株) 神奈川グループ、谷合 英太郎 薬樹(株) 情報本部システムグループ 、吉住 和樹 薬樹(株) 情報本部システムグループ、倉田 香織 東京薬科大学 薬学部、上田 昌宏 摂南大学 薬学部
No.9 15:50~16:05
転移性去勢抵抗性前立腺がん患者おける最新治療非選択から在宅移行に至る意思決定支援と、かかりつけ薬局による多職種連携への貢献
〇佐々木典子 薬樹薬局船橋金杉2号店、杉本友理(薬樹薬局船橋金杉2号店)、越智遥香(薬樹薬局船橋金杉2号店)