ーSTUDY FESTA 2024ー
日時 2025年 3月1日(土)10:00~15:00(14:30受付終了):内部公開(保護者の方はお越しいただけます) 2025年 3月2日(日)10:00~15:00(14:30受付終了):一般公開(要申込)
テーマ
「わ」〜「わ」から始まる解釈〜
和、輪、話、我、羽、湧、ワ、WA・・・・・・「わ」にはいろんな「わ」があります。
1年間の集大成であるスタフェスを、
新渡戸生がそれぞれの「わ」で創り上げて欲しいという
スタフェス2024実行委員の思いが込められています。
校長より
新渡戸文化中学校・高等学校
校長 小倉良之
太陽系は秒速230㎞で天の川銀河を周回し、その太陽系に含まれる地球は太陽の周りを秒速29.8㎞で公転しており、地球自身も秒速460mで自転している。一昨年のスタフェスでこの極大の宇宙空間の話をしたが、これは極小の世界でも同様だ。原子を構成する電子陽子中間子、さらには素粒子と、全てはぐるぐるぐるぐるぐるぐると高速回転しているぐるぐる。存在とはすべからくスピン(回転)である。すなわち「わ」である。禅宗僧侶が墨痕淋漓として揮毫した「一円相」も、物理学者湯川秀樹がチョークでくるりと描いた「中間子」も、小学生がその爪先で地面に削り出した缶蹴りの「円陣」も、これら「わ」は全て世界そのものを表す。
この「わ=輪」を立体モデル化するのならメビウスの輪こそがふさわしい。一捻りが入ってデュアル化したメビウスの輪。そこには表も裏も、真も偽も、顕も冥もない。すなわち、通常「わ」は内外を分けてウチの支配とソトの排除というエンクロージャー(囲い込み)を意味するところを、メビウスの輪はその内外の空間区分を無効とする。そして我々の二項対立的思考を揺るがし、そのぐるぐるに巻き込んで多次元世界へと誘うぐるぐる。
諸君、おおいに「わ」を回そう。そこから得られるエネルギーは無限。「わ」は永久機関だ。
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