以下の記事は、「子ども防災ホームページ」内の記事と重複しています。
「保護者の帰宅」
車で数十分の近場にいる場合でも、大地震の直後は道路は大渋滞となり車は使えません。 徒歩で長い時間をかけて帰宅する必要があります。
「安全」
・飾り棚などのガラス扉には、飛散防止フィルムを貼っておきましょう。
・家の中を回ってみて、危険個所の点検をしておきましょう。
「安全部屋」
・家の中で最も危険な場所は台所、次が子ども部屋と言われています。
・ 危険な転倒物や落下物が無い「安全部屋(安全スペース)」作っておきましょう。例えば、親の寝室。廊下やトイレでもかまいません。2階建ての家では、1階、2階、それぞれに作っておくことが望まれます。
・安全部屋には、割れ物を踏んでもケガをしないために、底の固い靴や厚底のスリッパを用意しておきましょう。
「安否確認システム」
自治会が中心となった安否確認活動です。
被災後、自治会の班で決めた場所に集合します。この時、集合してこなかった家庭を、「安否確認リスト」でチェックして、安否確認に訪問します。子ども達が困っていても、救助してくれます。(詳細はこちら)
自治会加入者は自動的に安否確認リストに登録されています。自治会に未加入者の方は育成会に申請してください。
「お願い事リスト」
例えば、
・親が不在の時には、〇〇さんのお宅で保護してもらう予定だが、そこまで一緒に行って欲しい。
・在宅避難するが、1日に1回くらい声をかけて欲しい
・親に連絡を取りたいが手伝って欲しい。
・家の中で家具が転倒したり、割れ物などが散乱しており、片づけを手伝って欲しい。
・わからないことや困ったことがあったとき、誰に相談すれば良いか教えて欲しい。
というようなお願い事を文書にしておいて、班の大人に提示すると良いと思われます。各班には、防災世話人や班長がおり、対応してくれる(はずです)。
平時にお願いリストを、防災世話人に渡して、事前相談することが良いと思われます。
「集合場所」
安否確認システムでは、各班ごとに、班の近くに集合場所を決めています。道端公園は、市の指定緊急避難場所ですが、多くの班の集合場所とは異なるので、子ども達が道端公園に行っても、大人が保護してくれる、という約束はされていません。
「子ども避難所」
子どもだけで見知らぬ大人と避難所生活をするのは、不安があります。子ども専用の避難所の設置、運営を計画することが望まれます。
「トイレ」
断水した時のトイレの使い方(風呂の水で流す方法とか、災害トイレの使用方法)を教えておく必要があります。
◇ 祖父母、親戚、知人宅に避難する場合
・ 祖父母や知人などが、迎えに来るという手はずになっている場合
→ エステの外から迎えにくる場合、道路は大渋滞なので、車で来ることは難しい。また、震災直後の徒歩での移動は大変危険である。
→ 迎えに来るまで、余震が起こったりするので、混乱している屋内より、安全な屋外で、近所の人に保護してもらっているのが良いと考えられる。
→ 祖父母や知人が不在であったり、ケガなどをした場合、迎えに来れないので、その場合の対応を考えておく必要がある。別の避難先か、自宅待機にするか。
・ 子どもが高学年で避難先に自分で行く場合
→ 危険なのでエステシティ外にはいかないこと。
→ 近所の大人に同行してもらうのが良いかもしれない。
・避難先とは打ち合わせができているか
◇ 避難所は、震度6弱以上で開設されます。例えば、都心が震度6強の大災害であっても、所沢は震度5強というケースは考えられ(関東大震災の時そうであったと言われています)、その場合、避難所は開設されません。
◇ 在宅避難の場合
・家の中が散乱していたら片付ける
転倒家具があったらもとに戻して、できれば固定する。
床に散乱したものを片付ける。特に、踏んだらケガをするようなものは優先的に片付ける。
(片づけが終わるまでは、靴や厚底スリッパをはいておく)
(これらは近所の大人に手伝ってもらうと良い)
☆ もし「地震があったら小学校(または道傍公園)に行け」と指示している家庭も少なくありませんが、行った先で、誰がどうしてくれるかを考えていますか?